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途上国で暮らす女性たちにとっても、生理用品は欠かせないもの。以前、ケニア発の土に返るエコナプキン「Jani」について紹介したことがありました。

今回は、ルワンダ女性がターゲットの生理用品です。なんとバナナ繊維を活用しているのだとか。ぜひ注目していきましょう!

バナナ繊維を利用した、低コストな生理用ナプキン

途上国の保健、衛生事情は、特に女性に関してはまだまだ整っていません。生理用品もそれほど普及していないことすらあるのです。そこで、社会的企業の「Sustainable Health Enterprises (S.H.E.)」は、バナナ繊維を利用し、低コストで生産できる生理用ナプキンを作ることにしました。

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バナナ繊維のナプキン製作プロジェクトはまだはじまったばかり。この2年ほどは、ルワンダの女性に衛生向上に関する基本的なことを教えていたり、衛生プロダクトの重要性を説いてきたとのこと。

3年で、5,000人に職業訓練を提供

2009年の開始以来、5,000人以上のルワンダ人女性に職業訓練をし、生産を続けています。その結果、現在では10万人もの女性が、ナプキンを手に入れることができているそうです。

衛生的なプロダクトの生産に関しては、100個ほどの仕事があり、雇用も生み出し続けています。これからフランチャイズも増やしながら、100万人もの女性がナプキンをはじめ衛生に関するプロダクトを手にすることができるよう進めていくそうです。

日本でも、株式会社グランマが生理用ナプキンが持てないフィリピンの人々に向けて、小型ナプキン製造機を用いてナプキンを届けるプロジェクトを行っていましたが、現地の衛生環境を上げつつ、雇用も生み出していく仕組みはますます必要になりそうですね。

[Sustainable Health Enterprises]


途上国の教育課題を若者の力で解決する

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