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ブルー、ホワイト、ブルー。

見渡す限り青白い壁が広がる街「シャウエン」。別名「青の街」と呼ばれる美しい場所はモロッコにあり、特にヨーロッパの人たちに人気の高い観光地になっています。

世にも珍しい青色の街をご紹介しましょう。

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青色の街が生まれた理由とは?

ヨーロッパともアフリカとも言える国、モロッコ。2つの大陸の文化が融合して独特の文化が形成された国であり、トルコ料理が世界三大料理に数えられていることはご存知の方も多いでしょう。

そんな唯一の文化を持つ国の中でも異彩を放つ街「シャウエン」。異彩の文字通り、家や壁が青く塗り上げられており、観光客からは「青の街」と呼ばれ、いつしか人気観光地となりました。

しかし、もともと街全体が青く彩られていたわけではありません。1930年代に移住してきたユダヤ人の手により、家や壁が青く塗られたのです。ユダヤ教で「青」色は神聖な色であり、災いから人々を守る力があると言われており、現代までその色は引き継がれてきました。

色鮮やかな壁も印象深いですが、人々の服も独特です。男性は「ジェラバ」と呼ばれるフードつきコートに身を包んでおり、その姿はまるで魔法使い。幻想的な街並みと合わせて「魔法使いが暮らす街」と言われても、きっと信じてしまうことでしょう。

ちなみに、「シャウエン」の北に広がる海を渡れば、そこはスペイン。もちろんスペインからも観光ツアーが組まれており、ヨーロッパから南下してアフリカ入りしようとする旅人の人気ルートでもあります。

ヨーロッパとアフリカを両方味わいたいという皆さん、ぜひ「青の街」に行ってみましょう!

(photo credit: Ignacio Conejo via photopin cc)

次回の絶景Q〜ここはどこでしょう?〜

この「絶景Q」のコーナーでは、毎回途上国の素敵な景色をクイズ形式で紹介していきます。

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第88問は、こちらの写真。緑の自然の中にそびえる美しい岩山。この素晴らしい絶景スポットは次の記事で紹介します。どうぞお楽しみに!

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