動物天国と言えば、どこを思い浮かべますか?
アフリカのサバンナを思い浮かべた皆さん、ちょっと待って下さい。動物の楽園は、アフリカだけではありません。
今回ご紹介するアルゼンチンの「バルデス半島」には、ここでしか見ることができない珍しい動物でいっぱいです。南米の動物パラダイス、どうぞご覧下さい。
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クジラにシャチまでいる野生動物の楽園
アルゼンチンの首都ブエノスアイレスから約1,400km。地図で見るとアルゼンチンの中央にある半島が、バルデス半島です。
長方形をした半島のほとんどが世界遺産に登録されており、ここでしか見ることができない野性動物でいっぱいです。動物保護区に指定されているため、ツアーで見て回るのが一般的ですが、レンタカーを借りて自由に見て回ることもできます。
バルデス半島のハイライトは何と言ってもゾウアザラシとペンギン。海辺を埋め尽くす動物達の群れは大迫力です。場所によって棲息する動物が異なるため、島を歩く度に新しい発見があります。
もちろん見所は海辺だけではありません。陸にはアルマジロやダチョウを見ることが出来るほか、船に乗ってクジラやシャチを間近で見ることもできます。
中でもシャチの狩りは圧巻です。オタリアというアシカの一種を海の中で捕まえ、空中に放り投げて息の根を絶つ独特のハンティングは、世界でここしか見ることができません。
このシャチを見ることができるのは10月〜3月まで。一方、クジラは5月〜12月の時期しか見ることができません。バルデス島にこれから行かれるという方は、目当ての動物を見ることができる時期を必ずチェックしましょう。
自然のドラマが溢れるバルデス半島。野生動物の楽園はいかがですか?
(photo credit: longhorndave via photopin cc)
次回の絶景Q〜ここはどこでしょう?〜
この「絶景Q」のコーナーでは、毎回途上国の素敵な景色をクイズ形式で紹介していきます。
第115問は、こちらの写真。赤土の丘の上に広がる古い要塞。この絶景スポットは次の記事で紹介します。どうぞお楽しみに!
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