「カーボベルデ」という国をご存知ですか?
正式名称はカーボベルデ共和国。アフリカの小さな国ですが、どこにあるか知らない人が多いのではないでしょうか?
今回は、そんなあなたの知らないアフリカの一面をご紹介しましょう。
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ウルトラマラソンが開催される美しい砂の島
カーボベルデは、アフリカ大陸の最西部セネガルの更に西にある島国です。10の主要島に別れていますが、なかには人が住んでいない島もあり、世界的に人口の少ない国です。
総人口は約50万人。面積は4,033平方キロメートルと、前回紹介した東南アジアのブルネイよりも小さく、日本の滋賀県と同じサイズの国になります。
赤道近くにあるため、どの島も暑く乾燥した気候ですが、島ごとに地形はずいぶんと異なります。標高2,829mのカノ山があるフォゴ島のように、いくつもの山がある島もあれば、今回ご紹介するボア・ヴィスタ島のように平地が広がっている島もあるのです。
ボア・ヴィスタ島の大半は砂であり、海の周りには天然ビーチといえるような砂浜がずっと続いています。ボア・ヴィスタとは、現地の言葉で「良い眺め」を意味し、座礁船が浮かぶアフリカの美しい砂浜に心惹かれる人も多いでしょう。
そして美しい自然と平坦な大地を生かして、毎年のようにマラソン大会が開かれます。フルマラソンだけでなく、100km走るウィンドマラソン、150km走るウルトラマラソンといったレースもあります。
マラソン好きな方は、ぜひこの機会に、カーボベルデの国と一緒に覚えましょう。
(photo credit: YXO via photopin cc)
(via. Boavista UltraTrail)
次回の絶景Q〜ここはどこでしょう?〜
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