ダーウィンの『進化論』をご存知でしょうか?
“動物は周りの環境に適応するように、長い時間をかけて進化していく”という理論です。今では当たり前に聞こえるかもしれませんが、この理論はそれまでの根底を覆す大発見でした。
さて、本題です。
この理論が生まれた場所をご存知でしょうか?地球最後の楽園と呼ばれた「ガラパゴス諸島」についてご紹介しましょう。
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未来に残したい進化の博物館
南米大陸から約1000キロ、エクアドル本土から約900キロの場所に浮かぶ島々。周りの環境から断絶され、孤島と呼ぶ島が19存在し、それらを総称して「ガラパゴス諸島」と呼びます。
周りの環境に影響されることなく独自の進化を遂げた生物たち。ここでしか見ることができない生物が多く存在し、「進化の博物館」と呼ばれるようになり、世界遺産(自然遺産)にも登録されました。
写真に映っているイグアナもこの島にしか生息しない希少種であり、海の中のプランクトンや藻を食べて生きています。しかし、激しい環境の変化によって、海の食料が激減した際、イグアナたちは陸でも生きていく独自の進化を遂げたのでした。
今なお続く「ガラパゴス島」の進化。生き残りをかけ、環境に合わせながら進化を繰り返す生物たちの物語。ダーウィンが魅せられた神秘の秘境、ぜひ一度は見てみたいですね。
(photo credit: blinkingidiot via photopin cc)
次回の絶景Q〜ここはどこでしょう?〜
この「絶景Q」のコーナーでは、毎回途上国の素敵な景色をクイズ形式で紹介していきます。
第179問は、こちらの写真。動物続きでもう一問。この珍しいピンク色のイルカを見ることが出来る場所、どこか分かりますか?正解は次の記事で紹介します。どうぞお楽しみに!
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