マレーシアの歴史についてどこまでご存知でしょうか?
オランダ、ポルトガル、イギリスと、300年以上に渡ってヨーロッパ諸国の植民地であった時代がありました。
その記録は今も街の中に残っています。今回はそんなマレーシアの歴史が詰まった世界遺産「マラッカ海峡の歴史都市群」についてご紹介しましょう。
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独特の文化が形成された古都・マラッカ
マレーシアの首都クアラルンプールから少し郊外へ足を伸ばすと、世界遺産の街マラッカに行くことができます。旅行ガイドには「古都」と記されているその街には、400年を超える歴史が詰まっているのです。
400年の歴史とは、すなわちヨーロッパ諸国の植民地であった歴史。16世紀のオランダ、17世紀のポルトガル、18世紀のイギリスと、いくつもの国の支配を受けました。
ヨーロッパ諸国が目をつけた理由は、そのリッチでした。ヨーロッパとアジアを結ぶ貿易の中心として栄え、街も東西の文化の影響を受けながら、独自の文化が形成されました。
写真に映るオランダ広場は、街の入り口となる場所。ここから歩いていくと、ヨーロッパらしい建築と地元マレー文化の双方を同時に見ることができます。非常に珍しい文化であり、2008年にジョージタウンと共にマレーシア初の世界遺産に登録されました。
今もしっかり生き残ったマレーシアの歴史が詰まった街。マレーシアに行かれた際はぜひいかがでしょう?
(photo credit: Christopher Chan via photopin cc)
次回の絶景Q〜ここはどこでしょう?〜
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