携帯メーカー最大手のサムスン電子とアップルにもライバルは存在します。
特にその競争はアジアで激しく行なわれており、今日はそんな中から自国の市場を固めていっている、比較的新しい13の新興国メーカーをご紹介します。
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中国
1. Xiaomi
これは、アジアだと一番知られているスタートアップかもしれません。
すでに中国では、アップルよりも売れており、今年は2000万台のスマートフォンを出荷予定です。Google Androidの元副会長をヘッドハントして世界を驚かせました。
Xiaomiのスマートフォンは、サムスン電子やHTCの半額ですが、中身の質も非常に高いです。70%のXiaomiのスマートフォンはオンラインで販売されており、最安は130ドルとのこと。
2. Coolpad
これまた中国ではアップルの製品よりも売れており、Coolpadは国内スマートフォン販売台数3位を誇っています。
3. OPPO
OPPOは、中国国内に限らず、世界でセールスを伸ばそうとしている企業の一つです。
インド
4. Micromax
Micromaxは、これら携帯メーカーの中で、一番サムスン電子を超える可能性が高い企業かもしれません。
今年4月から6月にかけて、200万台のアンドロイド携帯を輸出し、これまでに930万台販売してきました。年末には、ロシアとルーマニアという、二つの新興国にも進出し、今後の展開に注目です。
http://www.micromaxinfo.com/mobiles/smartphones
5. Karbonn
インドでは、MicromaxやKarbonnなどの自国の携帯メーカーが携帯販売台数の半分を占めており、巨大市場でサムスン電子に対抗しています。
http://www.karbonnmobiles.com/products.php
6. Xolo
他の2社に比べると規模は小さいものの、Xoloはインドの貧困層と中所得層をターゲットにしています。Xoloはさらに、インド初の4G携帯を販売することを望んでいます。
http://www.xolo.in/products-smartphones
インドネシア
7. Smartfren
Smartfrenは、他のメーカーと違い、携帯通信会社として経営されています。
1250万人の契約者数から、インドネシアのアンドロイド携帯市場を低価格携帯で広げていこうとしています。SIMフリー携帯でも200ドルを切っています。
http://www.smartfren.com/ina/home/
8. Evercoss
デザインは、これらのメーカーの中で一番ひどいと思われますが、歴史ある企業と顧客を持っており、タブレットでも売り上げを伸ばしてきています。
http://www.techinasia.com/tag/Evercoss/
9. Cyrus
インドネシアでは、ブラックベリーとBBM(ブラックベリーユーザー同士でのチャット)市場が未だに大きく、Cyrusはこの流れに逆らわずに、初期設定からBBMがインストールされています。
これまたデザインは不評ですが、上記のメーカーの主力製品の半額で、今後インドネシアから大きく展開されていきそうです。
http://www.cyruspad.com/phone.php
10. Mito
Mitoは、タブレット・通常の携帯電話・スマートフォンを売っています。80%のセールスは、通常の携帯電話で、低所得層をターゲットに置いているとのこと。
しかし、近年スマートフォンの販売数も増えてきており、今年は200~300万台弱を販売したそうです。
http://new.mitomobile.com/?page_id=1784
マレーシア
11. Ninetology
マレーシアでは、サムスン電子に次ぐスマートフォン販売台数を誇っており、そのスタイルとデザインにも定評があります。
タイ
I-Mobile
アジアのスマートフォンには珍しい、ハイクオリティカメラを大きな売りとしており、300ドル以下で販売しています。
http://store.i-mobilephone.com/
ベトナム
FPT
今年はベトナム国内だけで60万台を売り上げ目標としており、スマートフォンのシェアを徐々に広げていっています。
国々で違う需要
サムスン電子は、世界中どこでも全く同じスマートフォンを販売している訳ではありません。新興国で販売するなら、それなりに当事者から求められている機能を提供します。
上記の企業も、サムスン電子やアップルアップルに続き、世界展開をしていき、新興国企業が世界のスマートフォン市場を引っ張っていってくれることに期待したいです。
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