e-Education 最高の教育を世界の果てまでe-Education 最高の教育を世界の果てまで

e-Educationはアジアの子どもたちにITの力を用いて教育支援を行うNPO法人です。

寄付で応援する

 

 

はじめにINTRODUCTION

想像できますか?文化も言葉もまったく異なる国で、
慣れない言語を使って会話をし、授業を受け、試験に臨まなければならないとしたら——。
あなたはどんな高校生になっていたでしょうか。

このページをご覧いただき、ありがとうございます。e-Educationの三輪です。

途上国の教育支援を長年行ってきた私たちは、2024年から15カ国目の活動国【日本】で海外ルーツの子どもたち(越境児童)の支援を行っています。

彼らの中には、言葉の壁や文化の違いから学習の遅れが生じたり、学校に馴染めず孤立したり、意欲を失って途中で学校を離れてしまう子どもも少なくありません。

 

一生懸命学ぶ様子 

 

この冬、私たちは2つのイベントを開催します。ひとつは、e-Education15周年感謝祭
もうひとつは、認定NPO法人カタリバと共催する「#meet5000フェス」です。
私たちは、これらのイベントに全国にいる海外ルーツの高校生や若者を招きたいと考えています。

進路に悩む高校生の時期に、同じ境遇を経験し、いま社会で活躍している元・越境児童の大人たち、そして悩みを分かち合える同世代の仲間たちと出会える場をつくります。

また「#meet5000フェス」では、海外ルーツの高校生と企業が出会い、対話を通じて、自分が大切にしたい価値観や、これからの働き方を言葉にする機会を届けます。

「自分の可能性を花開かせるような、人生が変わるような1日を届けたい」

そんな想いから、今回のキャンペーンを立ち上げました。


 

 


想いのきっかけORIGIN

今回のキャンペーンの原点は、私たちが活動を一緒にさせていただいている、虹の架け橋教室のOBOG会でした。

虹の架け橋教室は、静岡県の掛川市・菊川市・御前崎市と連携し、来日直後の越境児童に日本語や文化を教え、公立小学校・中学校への編入を支援しています。

2010年に教室を開校してから、合計700人以上の子どもたちの編入・進学をサポートしてきた虹の架け橋教室は、子どもたちにとって母校とも言える学び場であり、帰ってくることができる居場所でもありました。

今年の夏に開催したOBOG会にやってきたのは50人近いこどもたち、いや、若者たちが参加しました。すでに就職している子もいれば、現在大学や専門学校に進学している子もおり、国も年齢も関係なく自然と繋がる光景を見て、「虹の架け橋教室があってよかった」と心から思いました。

 

OBOG会にお邪魔させてもらった時の様子

 

 


解決したい課題と希望
ISSUES and HOPE

 

一方で、すべての越境児童の子どもたちに、このように安心してつながったり、ロールモデルに出会える場所があるわけではありません。

多くの子どもたちは、言葉もわからない・知り合いもほとんどいない中で、日本での学校生活を始めなければなりません。

授業でうまく話せなかった、クラスメイトに日本語を笑われた、明日学校にいくの嫌だなあ…。
そんな気持ちに共感してくれる友達や大人が、彼・彼女らの身近にはあまりいません。

友達がなかなかできずに、ホームシックになってしまうこともあります。両親が共働きで帰りが遅く、家でも一人で過ごす越境児童も珍しくありません。

自分の抱えている気持ちに共感してくれる人が多くはいない中で、孤独を感じやすい環境にあり、なかには学校を中退する生徒もいます。

そしてこれは学校生活に限った話ではありません。
日本語指導が必要な高校生とそうでない高校生では、進学率に大きな差があることに加えて、進学も就職もしない率は1.8倍高いというデータもあります。

 

認定NPO法人カタリバ作成

 

しかし、彼らは本当に日本の「課題」でしょうか?

 

私たちe-Educationは、彼らの可能性を信じています。

国境を越え、言語や文化の違いを学生時代に超える彼らは、きっと様々な困難や逆境に打ち勝ち、日本と母国を繋ぐ架け橋となる越境リーダーになる。

 

そう信じて、海外ルーツの子どもたちを【越境児童】と呼んでいます。


私たちの解決策SOLUTION

このような状況にある越境児童たち。

今回私たちは、2つのイベントを通じて、海外ルーツの中高生や若者に、自分の可能性を花開かせるような・人生が変わるような1日を届けたいと考えています。

ひとつは、e-Educationの15周年イベント。会場は、私たちが15カ国目の活動地として海外ルーツの子どもたちの支援を始めた日本——静岡県掛川市です。

 

  

この15周年イベントでは、「海外ルーツの子どもたち」をテーマにしたセッションをいくつか開催します。

中でも、自身も当事者である山家ヤスエさんが登壇されるセッションは、海外ルーツの高校生たちにとって大きな勇気と希望を与えるものになると考えています。

 

山家さんは、ブラジル学校エスコーラネクターを運営するNPO法人希望の光の代表として、愛知県豊田市を拠点に海外ルーツの子どもたちへの支援に取り組まれています。

 

ご自身も子どもの頃にブラジルから来日され、海外ルーツの子どもとして育った経験を活かしながら、日本に暮らす子どもたちへの包括的な支援を続けていらっしゃいます。

 

山家さんの話は、同じ当事者としての共感はもちろん、 自分の未来を重ねられる“ロールモデルとの出会い”としても、越境児童の中高生たちに深く響くと考えています。

 

 

また、認定NPO法人カタリバと共催するイベント「#meet5000フェス」では、海外ルーツの高校生が企業と出会い、対話を通して、自分が大切にしたい価値観や、これからの働き方を言葉にする機会を届けます。

 

それだけではありません。自治体の枠を超えて、自分と同じように進路を本気で考えている同世代との出会いは、お互いに高め合う学び合いの場であると同時に、悩みや思いを分かち合える唯一無二の場所にもなるでしょう。

 

#meet5000のHPより引用

詳しく知りたい方はこちら


  
 
 
 

寄付で実現したいことDONATION

目標金額の100万円が集まると50人の海外ルーツの若者たちへ特別な体験プログラムを提供することができます。

 

1月に静岡(掛川)で開催するe-Educationの15周年イベント、2月に東京で開催する#meet5000フェス。それぞれのイベントに参加する交通費&宿泊費が、ご寄付の主な使用用途です。

 

加えて、イベントに参加する若者たちに向けた事前・事後プログラムも提供します。

自分のキャリアについて同世代の仲間たちと一緒に考え、イベントでの学びを振り返りながら次の挑戦を設定する、そんな学び合いと繋がりの場を提供します。

 



※写真はイメージです

進路に揺れる高校生という大切な時期に、海外ルーツの若者たちが、同じ道を歩んできた“先輩”──かつて越境児童として悩みながらも、いま社会で力強く生きている大人たちと出会える場をつくりたいと考えています。

 

また、企業の方々との対話を通して、自分が大切にしたい価値観やこれからの働き方を言葉にできる機会も届けたいと思っています。

 
その一日が、彼らの可能性を力強く花開かせるきっかけになると信じて。 
どうか、この挑戦をご寄付という形で支えていただけますと幸いです。

 


e-EducationについてABOUT US

15ヶ国5万人以上の子どもたちへ

2010年、大学生3人がバングラデシュの農村部チャンドプールの集会所にパソコン数台を持ち込み、映像授業を活用した教育支援をスタートして以来、e-Educationは延べ15カ国5万人以上の子どもたちに映像授業を届けてきました。

そして時代や子どもたちの環境に応じて、集会所に通う形から、インターネット環境がなくても学べるタブレットの無償配布、2,000もの授業がインストールされたアプリの開発、コロナ禍におけるオンライン家庭教師事業の展開、と常に進化してきました。

その結果、スタート地であるバングラデシュにおいては、No.1国立大学であるダッカ大学に14年連続で合格者が誕生し、2010年から2024年時点までで500名もの生徒が難関国立大学へ進学しています。

現在は、バングラデシュで培ったノウハウを、フィリピン・ネパール・ミャンマー・日本にも応用し、子どもたちに「最高の教育」を届けようと現地パートナー総勢100名以上と協働しながら様々な取り組みを行っています。

公的機関やメディアにも



ご寄付いただくと



ご支援についてのQ&A

        • 寄付したお金はどのように使われますか?
        • 頂いたご寄付は日本に暮らす海外ルーツの若者が2026年1月と2月にイベントに参加するための資金に使わせていただきます。 なお、e-Educationの活動地であるバングラデシュやフィリピン、ネパールでも同様に経済格差の困難に直面しながらも一生懸命に勉強している子どもたちの支援にも使わせていただきます。

      • 利用できるクレジットカードを教えてください。
      • VISA、MasterCard、JCB、American Expressのクレジットカードをご利用いただけます。
        • クレジットカード情報は安全に取り扱われますか?
        • はい、ご入力いただくカード情報は、当団体のサーバーを一切経由せずに、安全に決済システムに送信されます。
        • 領収証は発行されますか?
        • いただくご寄付の領収証は、年1回、毎年1月下旬までに、前年の受領分をまとめて発行し、お送りします。確定申告でご利用ください。
          • 寄付は、寄付金控除等の対象になりますか?
          • はい、認定NPO法人であるe-Educationへのご寄付は、税制上の優遇措置の対象となり、年間のご寄付の2,000円を超える金額のうち、約40%が所得税から控除されます。


      P.S.



       

      最新のお知らせ

      • お知らせ

        海外ルーツの子どもたちに、人生が変わる体験を届けたい!|20...

      認定NPO法人e-Education
      〒101-0031
       東京都千代田区東神田1-2-8赤塚ビル2階

      お問い合わせ
      国内事業部 広報ファンドレイジング担当
      e-mail info@eedu.jp

      © e-Education.

      e-Educationは、活動国の子どものプライバシーと意思を尊重し、写真や動画を使用する際は本人たちの許可を頂いております。

      ページトップ

      海外ルーツの若者に人生が変わる体験
      を届けるために応援していただけませんか?

      1回のみ寄付する