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私たちは、小さい頃に親からご飯の食べ方を教わります。

お箸の持ち方、ナイフやフォークの使い方など、食事のマナーを教わるのです。

今回ご紹介するのはバングラデシュの食事のマナー。「手」を使った食べ方をご紹介します。

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食事は右手で!コツは親指を使うことです

幼い頃、手づかみで食べようとして親から怒られた経験がありませんか?これは日本だとマナー違反ですが、バングラデシュだと正しい食べ方です。

ただし、左手で食べ物を掴んではいけません。右手で食べるのがマナーとされており、親から厳しく指導される子供も多いようです。

この時、親指を使うことがキレイに食べるコツです。右手で掴んだ食べ物を、親指を使って押すように口に運ぶとご飯を上手く食べられるようになるのです。

 
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photo credit: JaBB via photopin cc

手で食べる方法は効率的?

カレーライスを手で食べることを想像してください。食べにくいのでは、と思いませんか?

そんな心配は無用です。バングラデシュの人々は、器用に手を使って、一粒も残らずにご飯を平らげてしまいます。

むしろお箸を使うよりも効率的ではないかと思うこともあります。ご飯を食べた後、手を洗う時にお皿も合わせて洗ってしまうのです。

フォークやスプーンを使わず、食事が終わったらすぐに片付ける。日本よりも食事の片づけが楽なのです。

 
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実は日本でも「手」を使う食べ物がある

忘れがちな人も多いと思いますが、日本にも手を使う食べ物があります。「お寿司」です。

箸を使って食べる人もいますが、握り寿司は手で掴みやすいように形作れています。

「食事は触覚でも楽しむことができる」

以前お寿司屋さんでこう教わりましたが、確かに手で掴むのも食事の楽しみの一つでしょう。

そういう意味ではバングラデシュは、全ての食べ物を触覚で楽しんでいるのかもしれません。

国が違えば、マナーも違うもの。

こういった違いからも、お互いの文化の良さを学んでいきたいですね。

[via. Banglab]


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