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旅へ行くと、やはりその国の食べものを食べ、その国の文化や空気、ひとに触れたいと思いませんか?
飲み物で言えば、日本では緑茶、インドではチャイ、フランスではエスプレッソというように、その国を代表する飲み物があります。そこで、今回はモロッコのお茶を紹介します。
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モロッコを旅していると、どんなお店に行っても、大体小さなグラスに、溢れんばかりのミントの葉をつめ、たっぷりの砂糖を入れるミントティーがあります。
日本よりもお茶の消費量が多いモロッコ
日本では年間消費量が1キロのお茶。それがモロッコではなんとその4倍以上もあり、世界2位の消費料なのです。
モロッコでは、道端に椅子を出して井戸端会議をしているおじいさんやおばあさんの手元にもミントティーがあり、スーク(市場)で買いものをしていると、観光客にミントティーを出してくれるお店もあります。ミントティー1杯から会話が生まれ、人が繫がっていく。
地域や人によって濃さは違いますが、ミントティーはむかしから飲まれている、モロッコではなくてはならない重要な文化のひとつです。
モロッコには歯抜けが多い?
ミントティーはとても美味しくて、わたしがモロッコに滞在していたときも、毎日2〜3杯は飲んでいました。そんなある日、ふと気になったのがモロッコの人たちの歯。
親日の国ともあって街を歩いていても笑顔を向けてくれる人が多いのですが、歯が抜けている人が多いのです。そこで、気になってゲストハウスの人に尋ねてみました。
すると、「ミントティーのせいだね」と一言。
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大量の砂糖を入れたミントティーを1日何杯も飲んでいると、やはり虫歯にもなる人が多いらしく、歯医者さんも多いそうです。
ミントティーはとても美味しいですが、みなさんもモロッコに行かれた際は、飲み過ぎには気をつけてくださいね。
おまけ:モロッコ料理、ミントティーが楽しめるお店(東京)
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