e-Educationプロジェクトの拠点の1つでもあるアフリカ・ルワンダ。この国の北部ブレラ郡にある「Butaro Hospital」という病院デザインが話題になっているので、今回紹介したいと思います。
一言で言うと、病気の感染を防ぐデザインを取り入れた設計になっているのです。どういうことなのかというと、病院では換気が悪かったり、狭い廊下などが、病気の蔓延に寄与してしまうことがあるそう。
デザイナー、NPO、ハーバード大学の協同プロジェクト
そのような問題を避けるために、デザイン事務所と健康向上に取り組む非営利団体、ハーバード大学のメディカルスクールがコラボして、このルワンダの病院のデザインを手がけました。そして、廊下をなくしたり、病棟を分離したり、換気も良くすることに成功。
また、病院の建設には、地元の人たちの手が大きく貢献しています。石を運んだり、穴を掘ったり。現地の人の力で、また石も火山が近いということで現地の火山岩を活用しています。
40万人へ医療サービス提供を
現地のリソースを活用したことで、建設費は2百万ドルを節約することに成功し、現地の方々の労働トレーニングとしても機能したプロジェクトとなりました。その結果今では、ブレラ郡の40万人に対して、医療サービスを提供しているそうです。以下の写真もぜひ参考に眺めてみてください。
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