途上国では、様々な協力支援が行われていますが、医療はその中でも最も必要なもの。近くに医者や医療知識を持つ人がいないとき、どうすればよいでしょうか。
これまであきらめなければいけなかったかもしれないところに、新しいヘルスケアアプリが登場しました。今回はそのアプリ「skyscape」を紹介します。
途上国でもインターネットは普及しはじめ、それを活用して医療の情報を届けることができるようになりました。Health eVillagesというNPOは、企業を共同で「Skyscape」を開発し、スマホやiPadなどのデバイスを用いた医療支援をしています。
アメリカでは200万人が利用
このアプリは、アメリカでは医療従事者を中心に200万人が利用し、薬のガイドや臨床試験にも活用されているとのこと。Health eVillagesでは、ケニア、ウガンダ、ハイチにおいて試験的に使われているそうです。
850もの医療トピックが収録
途上国バージョンの詳細は分かりませんが、現在出ているアプリでは、850もの医療トピックをカバーし、5,000ものヘルスプラン、200もの医療計算ツールを包括的が入っています。
このようにインターネットやアプリを活用していくことで、医者がいない村や、時代遅れの医療関連のレファレンスや資料などを参照しているような途上国の地域では活躍が期待されます。
[Skyscape]
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