南米、中南米と、富士山に似た山をご紹介してきましたが、実はまだまだ世界には同じような山がいくつもあります。
今回ご紹介するのは太平洋に浮かぶパプアニューギニア領ニューブリテン島にある「ウラウン山」。
「あること」が有名で、世界的に注目されている太平洋の富士山をご紹介しましょう。
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二酸化硫黄の排出量が世界一の活火山「ラバウル山」
「ウラウン山」の標高は約2,300m。富士山と比べると標高は低いですが、パプアニューギニアの中では最も高い山になります。
また、国内で最も活発な火山でもあり、これまでに22回以上の噴火があったことが記録されています。
そして、もう一つ強調すべき点が二酸化硫黄(SO2)の排出量。自動車の排気ガスにも含まれる有害物質であり、環境破壊や酸性雨の原因になるとも言われています。
「ウラウン山」の二酸化硫黄の排出量はなんと世界一。毎秒7kgの二酸化硫黄が排出され、これは全地球の2%に当たる数字でもあります。
さすがに現地の登山ツアーは組まれておらず、多くの方は少し離れてこの山の景観を楽しむのが普通のようです。
それにしても富士山と同様に美しい山。日本人観光客からは「ラバウル富士」と呼ばれ、「郷土富士」の一つに数えられています。
南米、中南米、太平洋。世界には美しい山がいっぱいです。
(photo: Wikipedia)
次回の絶景Q〜ここはどこでしょう?〜
この「絶景Q」のコーナーでは、毎回途上国の素敵な景色をクイズ形式で紹介していきます。
第59問は、こちらの写真。富士山シリーズ第五弾!今度はエメラルドの湖つきです!この素晴らしい絶景スポットは次の記事で紹介します。どうぞお楽しみに!
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