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「湖」と聞いてどんな風景を思い浮かべますか?

ミャンマーの山奥には不思議な湖があります。人々が水の上に家や寺院を建て、漁業や野菜を作りながら生活しているのです。

何とも不思議な光景が広がる場所、それが「インレー湖」です。

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湖の上で暮らすミャンマーの人々の伝統的生活

ミャンマーの中東部に広がるシャン高原。標高1,000mを超えるこの高原の奥にインレー湖はあります。青く澄んだ水と、緑豊かな自然は、それだけで十分観光するに値しますが、湖の西側にはもっと驚くべき光景が待っています。

そこでは人々が湖の上で暮らしているのです。水草を集めて浮島を作り、その上に家を建てて地上と変わらない生活を送っています。この地で暮らすインダー族の人たちはずっとこの生活を続けてきました。

水深平均約3mという比較的浅い湖の特徴を活かし、湖の底にある泥を使って浮畑を作る人たちもいます。もちろん漁業も進んでおり、収穫した野菜や魚は水上マーケットで販売されます。地上で暮らすことが当たり前の私たちにとっては何とも不思議な光景です。

インレー湖には沢山の見どころがありますが、人気の観光地は「ファウンドーウーパゴダ」という仏塔。他の建物と同様に水草を集めた島の上に浮いています。しかし、歩いても全く揺れない強度があり、水の上にいることを忘れるような幻想的空間が塔の中に広がっています。

世にも珍しい水の上で暮らす人々と出会えるインレー湖。あなたの知らない不思議な世界、良かったら行ってみませんか?

(photo credit: Mandala Travel via photopin cc)

次回の絶景Q〜ここはどこでしょう?〜

この「絶景Q」のコーナーでは、毎回途上国の素敵な景色をクイズ形式で紹介していきます。

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第84問は、こちらの写真。湖を囲むように広がる緑の山々。この素晴らしい絶景スポットは次の記事で紹介します。どうぞお楽しみに!

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▼「絶景Q」を最初から楽しみたい方はこちらから!

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