「砂漠の真珠」と呼ばれる場所をご存知でしょうか?
アフガニスタンの「バンディ・アミール湖」は中東で最も美しい絶景スポットとも言われています。
日本にはなかなか耳にしない、砂漠の真珠をご紹介しましょう。
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世界遺産のバーミヤンにあるもう一つの宝
バンディ・アミール湖は、アフガニスタンのほぼ中央に位置するバーミヤン州にあります。
バーミヤンといえば世界遺産の遺跡がある州。断崖に彫られた仏像や仏教寺院は2003年に世界文化遺産に登録され、多くの観光客がこの地を訪ねました。
しかし、1990年か後半から激化した内乱の影響を受け、2001年にはバーミヤン遺跡にある2体の大仏を破壊されてしまいました。美しい遺跡の破壊は、アフガニスタン内の混乱を知る世界的な一大事件になりました。
そんなバーミヤン遺跡のすぐ近くにあるバンディ・アミール湖。海外からのの観光客を受け入れていたときは、遺跡以上に人気があり、「砂漠の真珠」と呼ばれてきました。
バンディ・アミール湖は一つの湖ではなく、6つの湖の総称です。現在1つの湖が枯れてしまっているため実質は5つですが、どれも砂漠の中に広がる美しい湖であり、「真珠」という言葉が確かにしっくり来ます。
現在はアフガニスタン初の国立公園として、保護する体制が徐々に整備されつつあります。
まだ国内の治安が悪く、海外の旅行客はなかなか訪れることができませんが、砂漠の真珠を誰もが見に行くことが出来る日が早く来ることを願っています。
(photo credit: AfghanistanMatters via photopin cc)
次回の絶景Q〜ここはどこでしょう?〜
この「絶景Q」のコーナーでは、毎回途上国の素敵な景色をクイズ形式で紹介していきます。
第99問は、こちらの写真。断崖絶壁にある白を基調とした美しい寺院。この素晴らしい絶景スポットは次の記事で紹介します。どうぞお楽しみに!
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