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以前、発展途上国のITスタートアップ企業30選という記事を書きました。今回は、途上国の貧困などにアプローチするアプリを紹介します。

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ポイントを貯めてモノをゲットできるアプリ

ポイントを貯めて、モノと交換する。

AppleとSalesforceから独立したメンバーがつくったのは、途上国の貧困に取り組むためのアプリ「MPowering」でした。

このアプリでは、途上国のNPOとパートナー提携し、現地の人が授業などに出てポイントを貯めることで、それと引き換えに食糧や薬などを得ることができる仕組み。国としては、貧困もありながらも携帯電話の普及率の高いインドなどで活用されています。

貧困の程度がひどい地域では、収入の多くを食べ物に充てていることに問題を感じたことで、アプリをつくったとのこと。目先の選択肢にお金を使うのではなく、もう少し長期的な選択を取れるようにしたいという思いを持っています。

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インドで49の家族に実験的に導入

また、NPOの協力も得て、2ドル以下で暮らす人たちがいる地域に焦点を当てて、アプリを活用したプログラムを展開していくとのこと。

「MPowering」は、現在、「Citta Foundation」という学校や病院を運営する財団の協力のもと、インドのオリッサ州で導入。49の家族、150人ほどがプログラムに参加しています。

財団から、携帯電話が提供され、子どもなら学校に行くことや、お母さんだったらマタニティスクールに参加して、ポイントをゲット。月末に家族で得たポイントに応じて、食べ物や学費などが支給されるようなモデルで実験しているそう。

AppleとSaleforceのようなITやウェブに通じた方々が、貧困解決などの大きな問題に乗り出し、新しいソリューションを提示してくれることをこれからも楽しみにしていきましょう。

[MPowering]


途上国の教育課題を若者の力で解決する

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