アラブの春をきっかけに、中東では携帯電話などのデバイスを用いた情報発信が盛んになりました。その際、市民発の大量の情報が非常に重要だったこともあり、それをジャーナリズムにつなげようとする動きも出ています。
今回紹介するのは、イラクやリビアなど中東におけるニュース作成を促進するアプリ「StoryMaker」です。
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市民の情報発信の質を少しでも高く
アプリでは、65ものレッスンを収録し、市民ジャーナリストが動画撮影や音声録音、写真撮影などを学ぶと同時に、アップロードして発信することができます。
すでに30以上の国でダウンロードされているとのこと。市民の情報発信というとまだまだ玉石混合ですが、このアプリを通じて、少しでも質の高い情報発信を目指しています。
不透明で不安定な情勢を可視化
ゼロからの情報発信は難しいものですが、「StoryMaker」にはテンプレートが用意されているので、 最低限のクオリティでの発信をすることが可能になるのです。
中東の不透明で不安定な情勢を市民発の情報発信で可視化し、世界に伝えることができれば、状況が変わる可能性もあることでしょう。途上国・新興国での市民ジャーナリズムの動きには注目です。
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