今世界でも注目を集めている”BENTO（弁当）”文化。ニューヨークでは”BENTO”という言葉がそのまま通用するほどの人気だそうです。

今回紹介するのは、お弁当1つにつき、アフリカの飢餓に苦しむ子どもたちに、温かい学校給食が1食分届けられるという社会貢献もできるヘルシー弁当。

世界の食料問題の解決に取り組むTABLE FOR TWO

TABLE FOR TWO（以下、TFT）は先進国の肥満と開発途上国の飢餓という、両極端な現状を打開すべく、両者が食事を分かち合うというコンセプトのもと、社員食堂や店舗と提携し、ヘルシーメニューを販売してます。

その代金のうち20円が寄付となり、飢えに苦しむ世界の子供たちに給食1食分をプレゼントできるという活動です。今回はNYのオフィス街で人気の弁当専門店「BentOn」とタッグを組みました。

世界でも注目を集める”BENTO”文化

欧米のランチボックスと違って、1つの箱の中にさまざまな味を揃えているお弁当。季節の食材を使えば、四季も味わえるところも魅力的です。

フランスの弁当メーカーで、そんな日本の弁当文化をローカライズし、成功している例もあり、世界でも注目を集めているとのこと。

NYで人気の「BentOn」

BentOn代表の古川徹さんは以下のように語ります。

BENTO の定義は、日本から来た歴史あるフードスタイルで、いろんなものが寄せ集まってひとつの箱に入っていること。全く違う味、違う形の総菜を入れられるのがBENTOスタイルです。また、見ておいしそうであることも重要です。それが日本のよさだと伝え ていきたいです

今回発売のアンチエイジングメニューは、2月14日までの限定弁当。その気になるメニューは以下のもので、アンチエイジングアドバイザーの関由佳さん監修となっています。

• 主菜:：鮭(鰆)の香ばしい黒ごま焼き or 鶏肉のジューシーにんにく味噌焼き
• 副菜：オニオン・人参・ケールのミックスサラダ、大豆入り金平ごぼう、わかめとブロッコリーとトマトの酢の物、玉子焼き
• ご飯：五穀米 or 玄米

今回の限定弁当は、1個 8ドル75セント。そのうちの25セントが TFTに寄付され、飢えに苦しむ子どもたちに給食1食分が届く仕組み。

ヘルシーだけでなく社会貢献にもつながっているこのお弁当は、健康意識の高いニューヨーカーからも評判を集めていくことでしょう。

[BentOn]

The post 日本発の愛と文化がつまったヘルシー弁当がNYで限定販売中ーーTABLE FOR TWOとBentOnのコラボ first appeared on トジョウエンジン.

先進国のようになりたい気持ちと、自分たちの持っている文化に対する誇りとの狭間、その変化の渦の中。日本もかつて、その道を辿ってきたのかもしれません。

今回は、途上国の価値ある美しい伝統技術を、世界に発信しているマザーハウスの新シリーズ「ミレニアム・ヴィレッジ」を紹介します。

現地の文化に根ざした「美しい」価値観

「おばあちゃんはできるけれど、私たち若い人はできない」

途上国の製造業はどんどん人の手から機械へ仕事が奪われ、「装い」ものも大量生産に移っています。

その温もりや優しさ、そして誇りと作る喜びがどんどん減っていくことを、目の当たりにしてきたマザーハウス代表の山口絵里子さんは、それでも途上国には、まだ無数に手仕事が生み出す人間にしかだせない温もりや優しさ、それを作る人たちの楽しそうで誇り高い表情は残っている、と言います。

今に残る価値あるものを世界に通用するブランドに

伝統工芸と呼ばれるもののほとんどは、現地の文化をそのままの形で残すことに主眼が置かれたままになっていることがあります。

また一方では途上国の文化が変に湾曲され、先進国のテイストに無理矢理合わせてしまったようなものも多く見られる現状のなか、超えなければならない課題も多くあります。

しかし、マザーハウスでは、その一つひとつに、作り手みんなと丁寧に向き合うことで、日常にとけ込み、なじむ商品を作り出しているのです。

アジア、中東、アフリカなど、未開の地へと足を運ぶとともに、ミレニアムな数の手仕事の素晴らしさを拾い上げる。

そんな最高のカタチで「今」に融合させ、今残る価値あるものを途上国 から世界に通用するブランドにすることに邁進する、8年目となるマザーハウスの新たな一歩が「ミレニアム・ヴィレッジ」という商品シリーズなのです。

この世界への冒険の様子は、ギャラリーページでも公開されていくそうなので、マザーハウスとのワクワク感を共有してみて下さい。

バングラデシュでつくられた手刺繍のバックや財布など様々な商品があります。ぜひ素敵な商品を探してみてください。

[MILLENNIUM VILLAGE]

The post 途上国の村に残る美しい伝統技術が今と融合！ マザーハウスの新シリーズ「ミレニアム・ヴィレッジ」 first appeared on トジョウエンジン.

世界中で絶え間なく続けられている争いの中でも使われているライフルやピストルといった武器は、その処理が問題ともなっています。

そこで今回ご紹介するのは、メキシコ人アーティストPedro Reyesさんと「cocolab」のコラボ「Disarm（武装解除）」というアートプロジェク トです。

回収された武器を楽器に変えるプロジェクト

犯罪組織などから大量に回収された武器から、ミュージシャンの協力やコンピュータのプログラム操作などのテクノロジーを駆使して生み出されたのがこのプロジェクトで生み出された楽器となります。

最も否定的なものをクリエイティブなものへ

「彫刻作品としてもすばらしい芸術の目的は、最も否定的なものをクリエイティブなものへと作り変えること。私の仕事は、社会的・心理的な変革のために有用でありたい」と語るPedroさん。

明るい未来を選ぶという希望

何千もの命を奪うかもしれない武器を、地球上で最も洗練されたコミュニケーションツールでもある”音”へと変えるこのプロジェクトは、明るい未来を選んでいけるという希望を、五感を通じて感じさせてくれます。

武器から明るい未来を作りだす今回のアートプロジェクト。ぜひ、その姿や音を動画でもチェックしてみてください。

[pedroreyes]

The post 明るい未来のためのアートとテクノロジーの可能性！ “武器から楽器”への再生プロジェクト「Disarm」 first appeared on トジョウエンジン.

クリスマスイブの夜、サンタクロースを待ちわくわくしながら眠りについた子供の頃。

あの頃の温かい気持ちを、子供たちに届ける活動をしている「チャリティーサンタ」というNPO法人をご存知ですか？

誰かを笑顔にしたいという想い

『誰かを笑顔にしたい』という気持ちがあれば、あなたもサンタさん、との想いのもと、2008 年より活動が始まったそうです。

現在では、その規模も広がり、当日ボランティアの方が身につけるサンタクロースの衣装が足りなくなってしまうほど。そこで、その衣装を作るため、日本でも活発になってきたクラウドファンディングを活用してサンタ衣装のオーナーを募っています。

チャリティーサンタの活動

クリスマスイブの夜、サンタクロースになったボランティアが日本の子どもたちに”プレゼントと夢”を届ける。そして、各家庭から寄付を頂くことで、世界中の困難な状況にある 子どもたちにも”支援と未来”が届くという仕組みとなっています。

2008年には、フィリピンのゴミ山の近くに住む子どもたちに長靴と本を、翌年からの3年間は経済格差の激しいバングラデシュでストリートチルドレン支援をしているNGO団体エクマットラへ、そして2011年東日本大震災後は、東北の子どもたちを支援をしているのです。

サンタクロースの衣装にもこだわる 

チャリティーサンタでは、今後も大切に着ていくことになる衣装ですが、その衣装を作る過程でも、笑顔でつながろうと考えました。

今回、製作を依頼する工場は、ネパールで経済的な事情を抱え、通学ができない子どもたちの学資支援（勉強道具の購入などの”学ぶ機会 ” ）を25年以上も支援を続けるNGO団体 「BluePoppy」が運営している場所。

そこで作ることにより、その売上の一部は、学資支援というかたちで子どもたちの笑顔につながるのです。このように、関わる人みんなが幸せを分かち合えるシステムは魅力的ですね。

日本でも馴染みあるクリスマスというイベントを、笑顔を増やす活動につなげているチャリティーサンタ。今回、衣装製作費として2,000円から支援ができ、金額によりお礼状や限定グッズなども用意されています。

クラウドファンディングサイト「Makuake（マクアケ）」でも詳しく紹介されていますので、ぜひご覧になってみてください。

[MAKUAKE]

The post 今年の冬、あなたも誰かのサンタクロースになりませんか? チャリティーサンタがネパールと日本をつなぐプロジェクトの資金調達中 first appeared on トジョウエンジン.

私達にとっても身近なおやつ、チョコレート。ちょっとした贈り物としても喜ばれますよね。

今回は、社会貢献にもつながる世界に優しいチャリティーチョコレートを紹介したいと思います。

六花亭×AAR JAPANのコラボ

このチョコレートは、AAR JAPAN（難民を助ける会）がおいしさと素材にこだわったお菓子作りを続けている北海道のお菓子メーカー六花亭の協力を得て、秋冬限定のものとして作られました。

食べる幸せや贈る喜びが世界の誰かの笑顔に

AAR JAPANは、1979年に難民を支援するために、政治・思想・宗教に偏らない市民団体として設立されたNGOです。

今回のチョコレートの純益は、すべて東日本大震災被災者支援やアジア・アフリカなどで実施しているAARの活動支援となります。 世界の誰かの笑顔にもつながっている心にもおいしいチョコレート。

マンス・ショコラとカラフルマンスの2種類があり、どちらも18枚入りで500円です。AARのオンラインショップで購入可能なので、ぜひチェックしてみてください。

また、この素敵な活動については、以下のサイトでも詳しく知ることができます。

[AAR JAPAN]

The post おいしさと優しさが詰まった「六花亭×AAR JAPAN」の秋冬限定チャリティーチョコレート first appeared on トジョウエンジン.

石けんで手を洗うことで、感染症を救う。

当たり前のような響きですが、途上国ではまだ習慣化されていない地域も多く、感染症がなかなか予防できていません。

南アフリカの貧民街では、衛生環境が劣悪なため毎年多くの子供たちが、チフス、下痢などで貴重な命を落としているそうです。

衛生環境を変えるために、WHOがした工夫

なかなか手洗いが習慣化しないという課題に対して、WHO（世界保健機関）では、ただ石けんを配るだけでなく、ある工夫をしました。

それは、石けんの中にミニカーやキティーちゃんのフィギュアなど、子供たちが喜びそうなおもちゃを埋め込むということです。

石けんの中のおもちゃが早く欲しい

この石けんを配るようになってからは、子供たちが、頻繁に手や顔、体もその石けんで洗うようになったそうです。その結果、なんと貧民街での感染症の発症率は70%も減少したとのこと。

子供たちは、おもちゃを受け取っただけでなく、命を守る為の習慣も手にいれました。ちょっとしたアイデアで子供たちの笑顔が何倍にもなるこの素敵なプロジェクトは、動画でもその様子をみることができます。

[HopeSoap]

The post 子供たちが笑顔になれる感染症予防！ 手洗いを習慣化するために工夫された石けん「HopeSoap」 first appeared on トジョウエンジン.