Saori | トジョウエンジン https://eedu.jp/blog 途上国のイメージを豊かにするノンストップ・デイリーマガジン Thu, 06 Mar 2025 14:08:29 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.6.15 【ファンドレイジング大会in New Orleansレポート】インパクトを生み出せ!アメリカから2018年のファンドレイジング最新トピックをご紹介します! https://eedu.jp/blog/2018/05/08/event_report_fundraising_1/ https://eedu.jp/blog/2018/05/08/event_report_fundraising_1/#respond Mon, 07 May 2018 23:00:35 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=47015 AFP International Fundraising Conferenceのパンフレット こんにちは!e-Education元国内インターンのSaoriです。シアトルに留学中の私は、4月15日から4月17日にニュー […]

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AFP International Fundraising Conferenceのパンフレット

こんにちは!e-Education元国内インターンのSaoriです。シアトルに留学中の私は、4月15日から4月17日にニューオーリンズで開催されたAFP International Fundraising Conferenceに参加してきました。今回はその中で私が参加してきたセッションについてレポートします!

SPONSERD LINK

AFP International Fundraising Conferenceとは?

ファンドレイズという言葉を聞いたことはありますか?
非営利団体が、活動のための資金を個人、法人、政府などから集めることを指します。AFP International Fundraising Conferenceとは、世界中から4000人のファンドレイザーたちが集まり、150以上のセッションを通してファンドレイジングについて学ぶための国際会議です。

毎年春に開催されるこの国際会議ですが、今年の会場はニューオーリンズ。2005年にハリケーンカトリーナによる大災害を経験したニューオーリンズは、そこから見事に復興し、今では数多くのNPOや起業家が生まれる街となりました。そんなニューオーリンズで、”Resilience & Impact(逆境を乗り越える力とインパクト)”をテーマに開催された2018年のファンドレイジング大会の様子を皆さんにお伝えします!

2018年ファンドレイジング界のトレンドは?

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会場入り口

AFP International Fundraising Conferenceでは、以下の9つのテーマに基づいた150以上のセッションが3日間で行われました。

  • Securing the Gift
  • Donor Research
  • Relationship Building
  • Ethics, Accountability & Professionalism
  • Leadership & Management
  • Trends & Innovation
  • Volunteer Involvement
  • Rebels, Renegades, & Pioneers

この記事では、私が今回注目したRelationship BuildingTrends & Innovationのテーマの中から3つのセッションについて詳しくご紹介します!

The innovation imperative

このセッションでは、デジタルファンドレイジングにおける最新のイノベーション事例について学ぶことができました。以下、紹介された3つの事例をご紹介します!

1. American Red Cross

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American Red Crossウェブサイトより

American Red Cross(アメリカ赤十字)には、600,000ダウンロードをされた献血アプリがあります。このアプリによって、献血したい日時と一番近くにある献血できる場所を選んで、手軽に献血ができるようになっています。また、自分の献血がどこでどのように使われたのかという結果も知ることができます。

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アプリの画面

「自分の献血は本当に役に立っているのかな?」と気になる人の気持ちに寄り添った工夫をすることで、献血しようと思う人を増やすことができます。手軽で便利、そして献血者の一人一人に対応したイノベーション事例でした。

2. Amnesty International

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Amnesty Internationalウェブサイトより

世界最大の国際人権NGOのAmnesty Internationalでは現在、市民が生み出すデータの活用を積極的に行っています。今までオンライン上で行われていた人権擁護活動は、SNSで情報をシェアすることや、寄付をすることでした。しかし、新しいテクノロジーの力を使って、多くの人々を巻き込んでデータを集め、それらのデータを分析すること(=”Wisdom of Crowds”) で問題の実態を明らかにできるようになっています。

“Wisdom of Crowds”の活用事例として、2014年4月に起きたネパールでの震災があります。ネパールでは道路の整備が不十分で、完全な地図がないために物資の支援が困難な状況でした。しかし、インターネットを使うボランティアのおかげで、たった48時間のうちにその困難な状況を打破することができました。

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当時リアルタイムのネパールでのマッピングの様子

驚くべきことに、この活動に協力したボランティアの70%はマッピングを初めて経験した人たちでした。ネパールの人たちの力になりたい、という多くの人々の思いが、テクノロジーを活用することで大きなインパクトを生み出すという事例でした。

3. Tap to give

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Good boxウェブサイトより

こちらはイギリスのGood boxが開発したTap to give というシステムです。ますますキャッシュレスな社会になっていく中で、NPOに対して人々が気軽に簡単に寄付できるように、という目的で作られました。クレジットカードをかざすだけで寄付できるので、イベント時などに使いやすそうですね!

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セッションの様子

このセッションでは、NPOが支援者とどのように関係を構築していくべきかというテーマについて、様々な具体例や研究結果を示しながら学ぶことができました。

まず、”Transactional”と”Relational”という言葉を使って、2つの概念を比較しました。”Transactional”の考え方では、金額(Single Sales)に注目し、投資コストに対する即時的な利益(immediate ROI)を指標とし、短期的(short term)に考え、支払われた値段(purchase)を重視しています。

一方で”Relational”の考え方では、顧客(寄付者)との関係性を維持すること(customer retention)に注目し、支援者が現在だけでなく将来もたらしてくれる価値(Lifetime value)を指標とし、長期的(long term)に考え、関係性(relationship)を重視しています。

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Relationship fundraising3.0で使用されたスライド

※今回のイベントで使用されたスライドは全てこちらからアクセスすることができます。

「コミュニケーションをデザインする」という点が、”Transactional”と比較した時の”Relational”の大きな違いです。支援してくれた方がどれくらい満足したのかを測ることが、支援者との関係性を続けていく上で重要だということでした。

また、支援者が求めているものは満足感だけではなく、団体とのつながり、自身のモチベーション、道徳心、自主性など、人によってそれぞれ異なる多くの要因があります。それらの心理的な要因が”寄付”という一つの行為に結びつくまでの過程は様々で、一人一人の人間関係があるように、団体と支援者の関係性もそれぞれ違って当たり前なんだ、という新たな気付きを得ることができました。

寄付という行為は一見ただのお金のやり取りに見えるかもしれませんが、機械的な作業として捉えるのではなく、NPOにとっても寄付する個人にとっても特別な、1つの人間関係の形なんだと感じました。

Fundraising: Challenges and Opportunities in a changing world

このセッションでは、非営利セクターに限らず産業界全体から見たファンドレイジングのトレンドを知ることができました。数多くの事例があったのですが、ここではVR, ビットコイン、Tech企業という3つの切り口からご紹介します。

VRを使ったファンドレイジング

1. UNICEF

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United Nation Virtual Realityウェブサイトより

UNICEFは、ヨルダンのZa’atri Refugee Campの様子をVRを使って人々に伝えています。この難民キャンプにはシリアから逃れてきた80,000人を超える難民が住んでいます。VRの映像を通して、2013年の夏にここに住んでいた12歳の女の子の視点から、彼女の学校やテントの中で生活する様子をリアルに体験することができます。

このVRの映像は2015年にダボスで開催された世界経済フォーラムで初めて公開されてから現在まで、15以上の言語に翻訳され、40カ国以上で人々に体験されています。VRを使うことで、通常のファンドレイジングの2倍以上の効果があるということです。

2. WWF

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showcase of fundraising innovation and inspirationウェブサイトより

イギリスのWWFは、野生のトラの絶滅危機に対する人々の関心を得るためにショッピングモールでVRを使ったキャンペーンを行いました。

野生のトラに近づくことは危険が伴うために、野生のトラの絶滅危機という事実を人々の心に訴えることが難しいという課題がありました。また、WWFは対面のファンドレイズに対する人々のネガティブなイメージを払拭したいという考えもありました。

そこで、Tiger Experienceという360度の仮想空間を体験できるVRキャンペーンを行うことでこれらの課題を解決し、1日のキャンペーンで5000人に体験してもらい16人の新しい支援者が生まれました。

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showcase of fundraising innovation and inspirationウェブサイトより

3. Greenpeace

環境保護団体のGreenpeaceは、環境問題に対する人々の関心を高めるためにVRを使っています。最近では、イギリスの大規模野外ロックフェスティバルのGlastonbury music festivalが開催された際に参加者にVRを体験してもらうことで、特に16-18歳の若者に興味を持ってもらうことができました。このイベントではVRを使うことで、通常の2倍の支援者が生まれました。
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Design weekウェブサイトより

また、GreenpeaceはすでにVRのモバイルアプリを使って、アマゾンの熱帯雨林などの場所を人々が体験できるようにしています。このVRアプリはすでに12,000以上ダウンロードされています。

ビットコインを使ったファンドレイジング

1. bithope

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bithope Facebookページより

ビットコインとは、インターネット上で使う事ができる仮想通貨のことを指します。日本ではまだあまり馴染みがないように感じる方も多いかもしれませんが、ヨーロッパでは非営利セクターの寄付のためにビットコインが使われ始めています!

ハンガリーで生まれたbithopeは、非営利セクターがビットコインでクラウドファンディングをするためのプラットフォームを提供しています。

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bithopeウェブサイトより

こちらは現在(2018年5月1日)行われているプロジェクトの一つです。ブルガリアでは3000-4000の子どもが親に捨てられ、施設で育てられたり養子として受け入れられています。身体的、精神的に障害を持つ子どもには金銭的な支援が必要で、そのための寄付をビットコインを通して集めています。

bithopeでは現在までに8つのプロジェクトが目標を達成しています。さらに詳しく知りたい方はこちらを参考にしてみてください。

2. Pineapple fund

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Pineapple fund ウェブサイトより

こちらは2017年にできたばかりのpineapple fundというビットコインを使った財団です。この財団は、”Pine”という匿名のニックネームの寄付者によって寄付された8600万ドル相当のビットコインを寄付するために作られました。すでに2000万ドル相当のビットコインが、Water ProjectElectronic Frontier Foundationなどを含む13の団体に寄付されています。

Tech企業の取り組み

1. Facebook

Facebookは、Facebook上で個人やNPOがファンドレイジングができるような仕組みを提供しています。
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Facebook Charitable Giving Toolsより

Facebookのページや投稿に”Donate”ボタンを加えることで、別のリンク先を開くことなくFacebook上から簡単に寄付ができるようになっています。

残念ながら、日本では現在(2018年5月)まだこの機能を使うことはできませんが、アメリカ、イギリス、フランス、スペインなどの17か国でFacebookを使ったファンドレイジングができるようになっています。

2. Amazon

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Amazon Smile

Amazonは、Amazon Smileというウェブサイトを運営しています。 Amazon SmileではAmazonと同じ値段で同じ商品を買うことができますが、Amazon Smile上で商品を買った場合には買った金額の0.5%がAmazon Smile Foundationから慈善団体に寄付されるという仕組みになっています。

Amazon Smileを使って買い物をするときには、Amazon Smileに登録されている慈善団体の中から自由に選んで寄付することができます。

3. Google

Googleは独自の検索エンジンを生かして、UNHCRの持つデータやストーリーを使い、シリア難民について知ってもらうための“Searching for Syria”というウェブサイトを作りました。

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Searching for Syria“より

こちらは人々がよく検索する5つのキーワードです。

  • 戦争前のシリア
  • シリアで起きたこと
  • 難民とは
  • シリア難民の行く場所
  • シリア難民のためにできること

このウェブサイトでは360°見渡せる写真、動画、グラフが効果的に使われていて、シリアについて視覚的に知ることができます。ぜひ一度このサイトを訪れてみてください。

最後に

世界中から4000人以上のファンドレイザーが集まったこのファンドレイズ大会に実際に参加して、ますます盛り上がるファンドレイジング市場を体感することができました。次回の記事では、今アメリカのファンドレイジング市場を支える企業をご紹介します!

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本気で頑張る人たちを一番近くで支えたい。私がe-Education国内インターンを経てシアトルへ飛び立つ理由(上智大学3年・Saori) https://eedu.jp/blog/2017/10/11/saori_origin_seattle/ https://eedu.jp/blog/2017/10/11/saori_origin_seattle/#respond Wed, 11 Oct 2017 07:08:48 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=45094 こんにちは!e-Education国内インターンのSaoriです。 私は9月からソーシャルビジネスを学ぶためにシアトルに留学しています。今回は、私がe-Education国内インターンの経験を通して、なぜシアトルへ行こう […]

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こんにちは!e-Education国内インターンのSaoriです。

私は9月からソーシャルビジネスを学ぶためにシアトルに留学しています。今回は、私がe-Education国内インターンの経験を通して、なぜシアトルへ行こうと決意したのかをご紹介します。

SPONSERD LINK

運命の出会い

大学2年生の春、友達の紹介でたまたまe-Educationのイベントを知りました。途上国、国際協力、そして教育というキーワードに魅力を感じた私は、そのイベントに行ってみることにしました。

そこで出会ったのが、私の前任にあたる、国内インターンの高橋かのんでした。

私は当時、教育に対する興味から北欧への留学を考えていたのですが、彼女は三ヶ月後からスウェーデンへ留学することが決まっていました。教育への問題意識や留学への気持ちなどの共通点がたくさんあり、出会ってすぐに意気投合しました。

「じゃあさ、国内インターンやってみない?」

インターンなんていう言葉は正直全くピンと来ませんでした。しかし、イベントに参加してe-Educationのメンバーにとても魅力を感じたので、「この人たちと同じフィールドで何かできたら楽しそう」という軽い気持ちから、私は国内インターンとしてe-Educationに関わることを決めました。

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高橋かのん(左)と私(右)

“教育”を学ぶ?届ける?

私がe-Educationに興味を持った理由の1つに“教育”というテーマがありました。私自身が今まで経験してきた日本の教育の、授業に対する生徒の受け身の姿勢や、テストがゴールになっている勉強に違和感があったからです。

私は国内インターンを通して、「日本の教育をもっとよくしたい」という漠然とした理想を実現するために、途上国の教育支援という文脈の中で“良い教育”につながるヒントを得ようと思っていました。

国内インターンという立場だからこそ、海外インターンの一人一人とコミュニケーションをとりながら、中立的な視点で、それぞれの国の教育にどんなところに問題があるのか、どんなアプローチを取るべきなのか、幅広く教育課題についてインプットをすることができると思ったのです。

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ミーティングの様子

国内インターンとして活動をしながら、私の頭の片隅にはいつも「この経験をどう留学へつなげればいいだろう」という悩みがありました。大学3年生の秋から留学に行きたいと思っていたので、北欧で「主体性教育」を学ぶことをとりあえずの目標と決めて2年生を過ごしていました。

しかし、「北欧留学」「主体性教育」という、魅力的だけど表面的なキーワードがあるだけで満足して、留学先での1日1日をどんなふうに過ごしたいとか、帰国後にどんな形で教育に関わりたいとか、具体的なイメージが全くできませんでした。

そんな時に、e-Educationではインターン採用が始まりました。私は海外インターンと一緒にアイデアを出し合い、協力して動画メッセージキャンペーンを行いました。

海外インターン生メッセージ from ネパール担当 中尾知美 – YouTube

当時のネパール担当だった中尾知美のこの動画を見て、とても感動して胸が熱くなり、何回も再生したのを今でも覚えています。

教育を変えることは、簡単ではありません。大きな成果を出すためには、50年も100年も時間がかかります。それでも小さな変化を積み重ねていくことが大切です。

自分がやるんだという覚悟を持って、自分の生み出す小さな変化がいつか大きな成果につながると信じて、海外で挑戦しているメンバーが、素直にかっこいいと思いました。

帰国したメンバーは自分よりもずっと大人に見えて、羨ましかったです。また、北欧で違う文化の教育を学ぶのではなく、途上国に自分が教育を届けることで、自分にしかできない形で教育に関われるのではないか、という思いもありました。

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ネパールで現地の子どもたちに慕われるインターン生の大竹浩貴

「私も途上国に行って教育支援をしたい!」

そんな衝動的な気持ちに突き動かされて、2017年1月に海外インターンに応募してみました。

将来、誰のために働きたいんだろう

結果的に私は海外インターンにはなりませんでした。しかし、海外インターンに応募して、考えて、泣いて、悩んで、悩み抜いた経験は、今の私の糧になっています。

「将来、誰のために働きたいの?」

最終面接でe-Education代表の三輪開人さんに言われた言葉が、ずっと心に残っています。あの時は、開人さんの投げかけるいくつもの問いに答えられず、答えられない自分が悔しくて、ただ涙が溢れるばかりでした。生まれて初めて、自分の将来を本気で考えた時間でした。

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イベントでプレゼンテーションをするe-Education代表の三輪開人

開人さんに「誰のために働きたいの?」と聞かれて一番に思い浮かんだのは、途上国の子どもたちではありませんでした。日本の教育に問題意識はあるけれど、日本の中学生や高校生でもありませんでした。

「誰のため?」と聞かれて一番に思い浮かんだのは、海外インターン生たちの顔でした。私は海外インターン生たちのためにいつも頑張っていたんだ、ということに気が付きました。

e-Educationの国内インターンを通して、私は自分が先頭に立って何かを進めていくことよりも、誰かの支えになったり、一歩を踏み出そうか迷っている人の後押しをしたりすることが好きなんだ、と改めて感じました。

彼らのために頑張ろうと思えたのは、彼らが社会課題を解決しようと本気で活動しているからです。言葉も文化も違う途上国で、自分の生み出す小さな変化が大きな成果につながると信じて、日々現地の発展のために活動を続けることは簡単ではないと思います。そういう人たちを一番近くで支え、力になれる存在でありたいと思いました。

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e-Educationの仲間たち

「私にしかできないことって何だろう?」

国内インターンとして活動する中で、いつも考えていたことです。最初は言われた仕事を覚えて、できるようにすることに必死でした。しかし、活動していく中で、「もっとこうしたい」という私なりの問題意識を持つようになりました。

国内インターンとしての私の仕事はSNSの運用でしたが、私はインターン生と職員、海外と国内のメンバーのコミュニケーションをとても大事にしていました。また、海外インターン生にとって活動しやすいように私ができることは何かを考えながら活動してきました。

メンバー同士のコミュニケーションを活性化させたいと思って同期LINEや定期的にビデオ通話する機会を作ったこと、途上国の魅力をもっと発信したいと思ってinstagramを始めたことは、私にしかできないことだと思っています。「私にしかできないこと」は「私だから感じる問題意識」から始まるのだと実感しました。

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instagramでは現地メンバーが撮った写真を紹介しています。こちらはフィリピン担当のインターン生の繋奏太郎が撮影しました。

そして、今の私の問題意識は、NPOが社会課題を解決するために、どう人々を巻き込み、他のセクターと協力していくか、ということです。これは特に、2016年11月に行ったミャンマークラウドファンディングを通して、NPOが資金調達することの難しさ、周りの大人や友人を巻き込むことの難しさを知ったことがきっかけでした。

最終的に、多くの方々の協力があって成功に終わったクラウドファンディングでしたが、私にとっては、NPOが資金を調達し活動していくことについて多くのことを考えたクラウドファンディングでした。

私は、社会課題を解決するためにはNPOに関わる人だけでなく、自分の周りの人々、そして大きなお金を動かしている企業や他の組織と協力していくことが重要だと感じました。

「誰のために働きたいの?」

この1年間を振り返って出た答えは、“社会課題を解決しようと行動する人たちのため”でした。私が将来やりたいこと、それは「こんな社会課題を解決したい」という熱い気持ちを持って頑張っている人や組織を支え、応援し、活動の幅を広げることだと気付きました。

北欧でも、ネパールでもなく、シアトルでしかできないこと

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シアトルへ向かう飛行機の中から

1年間の国内インターンを通して、私の興味は教育というテーマから、社会課題をどう解決するかということへ変化しました。そして今、社会課題の解決をするために存在するNPOに大きな可能性を感じています。

しかし、活動するためには必ず資金が必要です。利益を生み出すことが目的でないNPOにとって、持続的に活動を続けること、活動の幅を広げること、そのための資金調達をすることはとても難しいのだと気付きました。

社会課題を解決するためには1つの組織の力だけでなく、他の組織と協力すること、またNPOというソーシャルセクター単体の力だけでなく、企業や市民の理解を得て協力してもらうことが必要だと感じました。ソーシャルセクターが持続的なモデルを構築して、市民や企業を巻き込んでいくことは、今後さらに重要になっていくのだと思います。

そこで、私はこれから「ソーシャルイノベーションのシリコンバレー」と呼ばれるシアトルで、人々がどんなふうに社会課題の解決に向けて人々を巻き込み、持続的に活動ができるような取り組みをしているのかを学びます。

シアトルには、Fare StartStreet beanのようにホームレスの人々に職業訓練の機会を提供し、社会に関わるサポートをするレストランや、Theo chocolateのようにフェアトレードのカカオを使用したチョコレートを販売するチョコレートショップなど、地域社会に貢献する数多くの組織があります。

持続的に、そして地域コミュニティを巻き込んで活動を行っている組織が数多く存在するシアトルという街に、これからソーシャルセクターがさらに発展していくためのヒントがあると感じています。

また、AmazonやMicrosoftといった世界的に有名な大企業や、ビル&メリンダゲイツ財団、SVPといった団体が存在するシアトルで、様々なセクターの観点からソーシャルビジネスについて学べることにわくわくしています。

社会問題の解決に貢献するシアトルのNPOや企業を訪れ、留学中にこのトジョウエンジンでもみなさんにご紹介したいなと考えているので、楽しみにしていてくださいね!

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【イベントレポート】「トビタテ!留学JAPAN」第3回留学成果報告会を取材してきました! https://eedu.jp/blog/2017/09/14/tobitate_event3_report/ https://eedu.jp/blog/2017/09/14/tobitate_event3_report/#comments Thu, 14 Sep 2017 07:30:53 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=45183 「留学」と聞いて、皆さんは何をイメージしますか? 英語力を伸ばすことや、海外の大学で勉強することでしょうか? 「トビタテ!留学JAPAN」という官民協働の奨学金制度を活用して留学する学生たちは、渡航先も、期間も、留学内容 […]

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「留学」と聞いて、皆さんは何をイメージしますか?
英語力を伸ばすことや、海外の大学で勉強することでしょうか?

トビタテ!留学JAPAN」という官民協働の奨学金制度を活用して留学する学生たちは、渡航先も、期間も、留学内容も、すべて自分でデザインした留学を経験します。

今回は「トビタテ!留学JAPAN」を活用して世界に飛び立った、約170名のトビタテ生による第3回留学成果報告会についてレポートします!

トビタテ!留学JAPANとは?

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文部科学省による官民協働の留学支援キャンペーン「トビタテ!留学JAPAN」。返済不要の奨学金や研修を通して、学生の留学を支援する制度です。

若者の自由な海外チャレンジを支援し、グローバルな課題解決型人材を育てるために、2020年までに1万人の高校生・大学生を海外に送ることを目標としています。

トビタテ!留学JAPANには、次の6つのコースがあります。

  1. 理系、複合融合系人材コース
  2. 新興国コース
  3. 世界トップレベル等大学コース
  4. 多様性人材コース
  5. 地域人材コース
  6. 高校生コース

留学するテーマに合わせて自分にあったコースを選ぶことができます。すでに4000人以上の学生がトビタテ!留学JAPANを活用して海外に飛び立ちました。(2017年9月現在)

そして9月8日に行われた第3回留学成果報告会には、海外に留学した高校生から大学院生までの約170名が参加し、会場では多くのトビタテ生の話を聞くことができました。

今回は、主に途上国を舞台に活動したトビタテ生たちの挑戦をご紹介します!

トビタテ生たちの途上国での挑戦

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新興国コースのプレゼンテーション会場の様子

プレゼンテーション会場では、支援企業の方々やメディア関係者を含む多くの方々が、トビタテ生の活動報告を熱心に聞いていました。

第3回留学成果報告会は、前半部にプレゼンテーション、後半部にポスターセッションという構成。ここからは、7名のポスターセッションの展示作品およびプレゼンテーションの内容を紹介していきます!

①日本を代表する庭造りのエキスパートを目指して

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アルゼンチンに留学した佐藤嵐さん

佐藤さんは、サボテンと多肉植物の農家でインターンシップをしながら、南米の植物調査や視察を行いました。

留学後には大好きな植物とどのように関わっていきたいか悩みましたが、北海道のガーデンの研修生として働くという新しい一歩を踏み出しました。植物への情熱が溢れ出るプレゼンテーションがとても印象的でした。

②日本とツバルの架け橋へ

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ツバルに留学した内藤瞳さん

内藤さんは、「育児の社会化」の実例を学ぶ保育留学を経験しました。社会全体で子どもを育てる文化はどこから来るのか?という疑問をもとに、調査を行いました。

日々多くの発見と影響を与えてくれたツバルの素晴らしさを日本人に知ってほしいという思いから、将来は日ツ交流のハブとなるゲストハウスを現地で作るそうです。帰国してからも、ずっと関わりたいと思うくらい留学先の国が大好きになるなんて素敵ですね。

③人々が能力を認めいきいきと働ける社会へ

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グアテマラ・パラグアイ・メキシコに留学した望月ゆうさん

望月さんは、中南米3カ国でJICAの活動見学や現地のNGO訪問、日系企業でのインターンシップを経験しました。

そこで、草の根レベルの国際開発には持続性の面で限界があること、また、ビジネスを通じた国際開発には持続性はあるが、労働環境や雇用条件に課題があることに気付きました。

留学での気付きを生かして、将来は人々がいきいきと働けるような人事制度の仕組みを作り、大好きな中南米の発展に貢献したいそうです。

④ソーシャルビジネスでフィリピンの貧困をなくしたい

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フィリピンに留学した大野雛子さん

大野さんは、大学1年生の時に初めて訪れたフィリピンで貧困を目の当たりにしてから、持続可能なソーシャルビジネスの力で貧困をなくしたいと考えるようになりました。

留学中は、現地の若者とともにTシャツを使ったビジネスを始め、現地の若者がお金を得る仕組みを作ることに成功しました。それだけでなく、ビジネスを通して一緒にやってきたメンバーにも変化を与えることができました。

今までタバコを吸ったりお酒を飲んだりして1日を過ごしたメンバーが、学校に行って勉強するようになったり、クリエイティビティを発揮して生きがいを求めるようになったのだそうです。

「貧困とは、お金がないことではありません。選択肢がないことが本当の貧困です。」と語る大野さん。将来は、貧困層からビジネスを創り出し、彼らが人を雇用できる世界を実現したいという熱いメッセージが印象的でした。大野さんは、第3回留学成果報告会で優良賞を受賞されました。

⑤カンボジアでの新しい文化交流のカタチ

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カンボジアに留学した小牧陽輔さん

小牧さんは、カンボジア日本人材開発センターで半年間インターンシップを行いました。留学中は、JICA や外務省などの公的機関に加え、80以上の民間企業や団体を巻き込み、「Japanese Prefecture Exhibition」と題したカンボジア史上最大の日本展覧会を実現させました。

成功に終わった展覧会ですが、実は企画の準備途中に現地メンバーから「写真展はカンボジアの文化には受け入れられない」と言われたそうです。そんな時、カンボジア人は日常的にセルフィー(自撮り)をしていることに気付き、セルフィーを通じた体験型の日本展覧会をすることにつながりました。

文化の違いから生まれた困難を、現地の人に寄り添った生活をすることで乗り越え、そしてチャンスに変えるという力強いプレゼンテーションでした。

⑥大好きな絵の力でソーシャルアクションの実践者へ

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タイに留学した野澤智媛さん

子どもの貧困について研究している野澤さん。隅々まで工夫がなされている素敵なポスターが印象的ですね!

「子どもたちの可能性を狭めている複雑な要因の鍵となるのは社会的合意形成だ」と考え、山岳少数民族に関わる活動と広報に尽力するタイのNGOミラー財団でインターンシップを行いました。

タイで目の当たりにした買春や貧困の現場と、それに対する現地の人々の捉え方に衝撃を受けた野澤さん。一連の出来事を通して、現実や原因を伝えるだけでなく、意識に働きかける広報の重要性に気付いたそうです。

将来は、わかりやすく面白いと思ってもらえるような工夫を凝らした絵の力によって、社会に存在する問題に気付きと打破を促すようなソーシャルアクションの実践者を目指しています。

⑦世界の多様な教育現場での学びを日本の中高生へ

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フィリピン・タンザニア・オランダに留学した鈴木健太郎さん

教員を目指す鈴木さんは、課題が山積する日本の教育現場に求められる理想の教育モデルを探究するために3地域の教育現場をまわりました。

日本の教員志望の学生を対象にした留学プログラムの開催や、授業マニュアルの作成など、各地域で現場を巻き込みながら活動する中で、2000人を超える子どもたちと先生に出会いました。

帰国後はトビタテ!留学JAPANの仲間と共にBeyond schoolを立ち上げ、留学を経験した学生を中学・高校に派遣して、中高校生に多様な選択肢とロールモデルに出会う場を提供する活動を行っているそうです。自分自身が教育実践者となって、誰もが自分色に輝ける社会の実現を目指しています。

最優秀賞の栄冠は…?

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各学生のプレゼンテーションとポスターセッションの後には、各教室から審査員によって選ばれた代表学生によるプレゼンテーションがホールで行われました。

特に優れた発表を行った留学生が表彰され、最優秀賞と優秀賞の受賞者が選出されました。

【最優秀賞】パリから「輪島塗」を世界へ発信(桐本滉平さん)

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最優秀賞を受賞した桐本滉平さん(日本大学4年)

第3回成果報告会で最優秀賞を受賞したのは、フランスに留学した桐本滉平さん。パリで日本文化を発信する丸若屋でインターンシップを経験し、実家である輪島塗「輪島キリモト」と、フランス市場に向けた商品を開発しました。現地のニーズを調査して販売戦略を行った結果、漆器の売上を中心として最高売上記録を達成しました。

「Made in Japan」から「Made with Japan」

日本が持つ伝統技術の可能性を最大化するためには、日本の技術を海外の文化と融合させることが重要だと気付いた桐本さん。この留学は、将来日本の伝統工芸を牽引するリーダーになるための大きな一歩となりました。

【優秀賞】深層学習によって人間の共感を促進し、世界から争いをなくす(佐久間洋司さん)

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優秀賞を受賞した佐久間洋司さん(大阪大学3年)

そして優秀賞を受賞したのは、カナダとアメリカに留学した佐久間洋司さん。トロント大学で深層学習の最先端の理論を学んだ後、Panasonic Silicon Valley Labで産業界への応用の最先端を学びました。

留学を通して、自分にとって深層学習それ自体は目的にならず、その強力な手段によって実現される世界に貢献したいという思いを再認識したそうです。将来は人間の共感を促進する研究によって実現される、争いのない世界を目指したいと語りました。

まとめ

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第2回留学成果報告会に引き続き、第3回留学成果報告会でもトビタテ生たちの熱意あふれる発表を聞くことができました。ますます発展を続ける「トビタテ!留学Japan」、そして海外へ飛び立ったトビタテ生たちの成長は、日本の産業界にとって大きな財産になるのだと実感しました。

一人一人のトビタテ生が熱い思いを持って海外に飛び立ち、将来につながる多くの気付きと学びを日本に持って帰ってきていました。

トビタテ生に共通していたのが、予定していた留学計画がうまくいかない時に、自分なりの改善案や解決策を考えて新たな突破口を見出すこと、そして帰国後にすでに次のアクションにつなげていることでした。情熱を持ち、主体的に行動するトビタテ生がとても心強く感じられました。

彼らの今後の活躍がとても楽しみです!

そして現在は8期生を募集とのこと。気になった方は是非応募してみてくださいね!

募集要項を見てみる »

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【途上国での活動に興味がある大学生必見】5日連続開催!最高の仲間を集う5会場周遊の旅〜Campus Caravanのご案内〜 https://eedu.jp/blog/2017/06/05/event_campus_caravan/ https://eedu.jp/blog/2017/06/05/event_campus_caravan/#respond Mon, 05 Jun 2017 10:36:46 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=44044 「途上国の教育課題を、若者の力で解決する」 私たちe-Educationは、途上国の教育課題を自らの手で解決しようと挑戦する大学生によって生まれた団体です。2014年のNPO法人化後も、継続して長期インターンシップやフィ […]

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「途上国の教育課題を、若者の力で解決する」

私たちe-Educationは、途上国の教育課題を自らの手で解決しようと挑戦する大学生によって生まれた団体です。2014年のNPO法人化後も、継続して長期インターンシップやフィールドワークプログラムを通じてたくさんの大学生が途上国を訪れ、現地での教育改革の現場を体感してきました。

「e-Educationのインターンってどんなことをするんだろう?」
「海外インターンに興味はあるけど、応募しようか迷っている」
「アジアの途上国に行ってみたい」
「e-Educationのことをもっとよく知りたい!」

1つでも当てはまった方にオススメ!e-Education主催の大学生向けイベントをご紹介します!

SPONSERD LINK

いつもe-Educationを応援してくださり、ありがとうございます。今月から開始したe-Education海外インターン募集そしてフィリピンフィールドワーク参加者募集にあわせ、e-Educationの活動説明やスタッフとの交流を兼ねた食事会を5会場で開催いたします!

キャンパスキャラバンに参加する »

e-Education海外インターンとは?

e-Educationは「最高の授業を世界の果てまで届ける」をミッションに掲げ、途上国の教育機会に恵まれない子供達が、夢や思いを実現して誇りを持って生きていける世界の実現を目指して活動しています。

e-Educationの特徴は、日本の大学生が現地のパートナーと一緒にプロジェクトを進めること。現在も7名のインターン生がフィリピン、ミャンマー、ネパール、インドネシア、ラオスでそれぞれ活動しています。

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ネパール担当インターン・大竹浩貴

e-Education海外インターンに興味がある学生の皆さん、ぜひキャンパスキャラバンに参加して、実際に現地で活動していたインターン生、これから渡航するインターン生、国内で活動するインターン生、そしてe-Education職員とお話してみませんか?

キャンパスキャラバン申し込みフォームはこちら »

フィリピンフィールドワークとは?

e-Educationでは2017年8月24日〜9月1日にフィリピンでのフィールドワークを開催します!

「1年間の長期インターンは難しいけれど、途上国の教育現場を見てみたい」という方にオススメです!現在「100年に1度」と称される教育制度改革の真っ只中のフィリピンで、活動地であるフィリピンのカミギン島を訪れ、教育の現場を見て、フィリピンの生活を体感することができます。

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キャンパス・キャラバンには、前回のネパールフィールドワークに参加したスタッフも参加するので気軽に質問してくださいね!

キャンパス・キャラバンの日程と会場

今回のキャンパスャラバンは5日連続での開催となります。1番都合の良い日程と場所を選んでお越しください! また、当日の参加スタッフは各回で異なり、e-Education職員や海外インターン経験者、そしてこれから現地に赴任する海外インターン内定者など多様なメンバーで皆様のご参加をお待ちしております。

イベントページで各回の参加スタッフを案内してまいりますので、ぜひチェックしてみてくださいね!

【イベントページはこちら!】 »

開催スケジュール

◆ 6月12日(月)19:00-21:00
ミャンマー料理 ミンガラバー
新宿区高田馬場2-18-9
 
◆ 6月13日(火)19:00-21:00
インド料理 ムンバイ
新宿区四ツ谷1-8-6 ホリナカビル2階
 
◆ 6月14日(水)19:00-21:00
フィリピン料理 レアキッチンハウス
神奈川県横浜市中区福富町中通り3-3
 
◆ 6月15日(木)19:00-21:00
インド料理 タンドリー
世田谷区経堂1-25-19
 
◆ 6月16日(金)19:00-21:00
インド料理 カンティプール
渋谷区桜丘町16-6サンライズ桜丘地下1階

「e-Educationのことをよく知りたい!」「海外インターンに興味がある!」「フィリピンフィールドワークに参加してみたい!」という学生の皆さん、ぜひ気軽にお申し込みしてみてくださいね!皆さんのご参加をお待ちしています!

【お申し込みはこちら!】 »

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【2月10日(金)〜2月12日(日)】途上国と先進国の女性を服作りで繋ぐ「itobanashi」の展示販売会開催! https://eedu.jp/blog/2017/02/08/event_itobanashi/ https://eedu.jp/blog/2017/02/08/event_itobanashi/#respond Wed, 08 Feb 2017 12:48:05 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=42539 途上国の女性と先進国の女性を”服”を通して繋ぐことで、あなたの「可愛い!」が、あの子の「嬉しい!」になる。 そんな未来を目指すファッションブランド「itobanashi」が、東京・江東区で3日間限定の展示販売会を行います […]

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途上国の女性と先進国の女性を”服”を通して繋ぐことで、あなたの「可愛い!」が、あの子の「嬉しい!」になる。

そんな未来を目指すファッションブランド「itobanashi」が、東京・江東区で3日間限定の展示販売会を行います!

今回は「itobanashi」について、そして展示販売会で開催されるイベントについてご紹介します。

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itobanashiとは?

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itobanashiは2016年に立ち上がった、途上国の女性の手仕事を大切にするブランド。

あなたの「可愛い!」が、あの子の「嬉しい!」にをモットーに、途上国と先進国の女性を服作りで繋ぐ活動をしています。

具体的には、インドの女性が手縫いした美しい刺繍生地を用いて、衣服を作っています。

日常の中の特別な一着になるようにこだわりを持ちつつ、使いやすいデザインに仕上げた衣服となっています。

itobanashiが生まれるまで

itobanashiの代表は、伊達文香さん。

伊達さんは、7年前に初めてインドに行ってから、日本とはギャップがありすぎる生活環境に驚愕しました。

そして、そんな環境だからこそ、“毎日が発見の連続”で、とてもインドが好きになり、何度も行くようになりました。

その中で、ストリートチルドレンという存在に興味を持った彼女は、心理学を専攻していたこともあり、卒業研究でストリートチルドレンを対象にインタビューをして、彼らがどうやって精神的に大人になっていくのかを知ろうとしました。

そんな調査を行う中、彼女は路上で生活している子どものほとんどが男の子であることに気づき、女性の存在が気になり始めました。

実は路上生活に性犯罪などの危険が伴う女性は、家出をしたり人身売買をされた後、売春婦や家事手伝いとして、外国人には見えない環境で働いているそうです。

伊達さんは、同じ年齢の女性であるのに自分には想像もつかない環境で働くことを知り、彼女たちのために何かできないかと思いました。

そこで出会ったのが、女性を支援するインド現地のNGOです。彼らの活動に興味を持つうちに、支援対象の女性は基礎教育を受けていないことが多く、支援内容としては識字教育よりも、縫製の職業訓練が多いこと、そしてNGOによっては人材不足で十分な技術を伝えられなかったり、せっかく良いものを作っても売る場所がないという問題があることを知りました。

そこで伊達さんは、自分にできる方法として“ファッションショー”を選択しました。

もともと自身が大学のファッションサークルに所属し、とても充実した日々が過ごせた経験から、支援したい女性たちの内面のポジティブな変化が期待されると思ったことと、商品を販売することで、経済的な支援にもつながると感じたそうです。

そして2015年にインドで開催したファッションショーには、約200人の観客が訪れ、支援した女性たちもとても楽しんでくれました。

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ファッションショーにて

ファッションショー後、寄付で成り立っていたショーを継続していくことの重要性を感じ、2016年4月、伊達さんは途上国の女性と共に働くブランドを立ち上げました。

そうして立ち上げたブランドが、itobanashiです。

大学で学んだ心理学と大好きなファッションを生かした、伊達さんだからこそできる支援の形。そんな伊達さんの熱い思いを聞くと、itobanashiを応援したくなってしまいますね。

2016年11月には、伊達さんの地元・広島で初のitobanashi展示販売会が開催され、大盛況となりました。

そして2017年2月10日(金)〜2月12日(日)に東京でも展示販売会が開催されることになりました!

続いては、この3日間の展示販売会の中で行われるイベントをご紹介します!

いとつむぎワークショップ

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いとつむぎワークショップでは、身近な野菜や草木を使って自分だけのオリジナルハンカチを染めることができます。

野菜や草木で染めることができるなんてワクワクしますよね。

こちらは、定員が決まっているそうなので、お早めにお申し込みくださいね!

開催日時

2/10(金)15:00〜16:00,2/12(日)14:00〜15:00

参加費

1人500円 (※未就学児の場合、保護者の方同伴で参加可能)

申し込み

2/10(金)15:00〜16:00の会に申し込む
2/12(日)14:00〜15:00の会に申し込む

トークショー「途上国×ファッション×女性」

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写真:Feliz公式ホームページより

こちらのトークショーでは、itobanashi代表・伊達さんと、エシカルアクセサリーブランドFeliz代表・柿本さんに登壇いただき、女性としての働き方や、途上国とファッションの親和性などについてお話いただきます。

途上国でビジネスをしたい方、ファッションと途上国の可能性を知りたい方、ぜひオススメです。

日時

2/10(金)19:00〜

参加費

無料(ワンドリンクオーダー)

音楽ライブ

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そして夜を盛り上げるライブも実施されます。

美しい音楽世界で様々なシーンで活躍する権頭真由さんと佐藤公哉さんによるデュオ「3日満月」の生演奏が聞けるステージとなっています。

素敵な音楽を聴きながら、itobanashiの展示を楽しめるなんて豪華ですよね。

出演:3日満月 権頭真由(アコーディオン/ピアノ/歌)、佐藤公哉(ヴァイオリン/歌)によるデュオ。

日時

2/11(土)19:30~

参加費

投げ銭+ワンドリンクオーダー

最後に

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いかがでしたか?

イベントが開催されていない時間でも、インドの女性が作った衣服の展示をいつでも見ることができますので、今回はイベントの参加が厳しいという方も展示販売会を楽しんでくださいね!

itobanashi展示販売会「大地から紡ぐ衣服」

  • 日時:2017/2/10(金)〜2/12(日) 13:00〜22:00(17時以降はBarとしても営業)
    ※12日(日)は21時まで
  • 場所:レンタルスペース「chaabee」
  • 住所:東京都江東区福住1-11-11(門前仲町駅より徒歩8分、清澄白河駅より徒歩15分)

イベントページをチェックしてみる »

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【好評につき第2弾!9月30日まで】無料で国際協力ができる!セゾンカードとe-Educationのコラボキャンペーンが開始! https://eedu.jp/blog/2017/02/01/saisoncard/ https://eedu.jp/blog/2017/02/01/saisoncard/#respond Wed, 01 Feb 2017 09:41:13 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=42425 トジョウエンジンを運営するNPO法人e-Educationは、「最高の授業を世界の果てまで届ける」というミッションのもと、十分な教育を受けられない途上国の子どもたちにDVD授業を届ける活動をしています。 そんなNPO法人 […]

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セゾンカード×e-Education コラボキャンペーン

トジョウエンジンを運営するNPO法人e-Educationは、「最高の授業を世界の果てまで届ける」というミッションのもと、十分な教育を受けられない途上国の子どもたちにDVD授業を届ける活動をしています。

そんなNPO法人e-Educationは今回、株式会社クレディセゾンと共同で無料で2,000円の支援金がe-Educationに送られるキャンペーンを始めました!

今回は、キャンペーンの内容・特典・カードの作り方についてご紹介します!

キャンペーン詳細(PC版) »

キャンペーン詳細(スマホ版)»

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今回のキャンペーンの内容

このキャンペーンでは2017年9月30日までに、セゾンブルー・アメリカン・エクスプレスカードを新規で作り、1回買い物をすることで、無料で2,000円の支援金がNPO法人e-Educationに寄付されることになっています。

クレジットカードを作って買い物をするだけで、無料で寄付に繋がるなんてなんだかお得ですよね!

寄付に繋がるだけではなく、このキャンペーンではお申し込みいただいた方に様々なお得な特典がついており、双方がハッピーになる取り組みがされています。

今回のキャンペーンの特典

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まずこのキャンペーン期間中(2017年9月30日まで)にカードを作ると、通常3,000円のカード年会費が初年度無料となるだけでなく、25歳以下の方は26歳になるまでずっと年会費は無料になります!

またセゾンブルー・アメリカンエキスプレスカードには、最高3000万円の旅行傷害保険が付帯しているので、海外旅行好きな人にとってもお得なキャンペーンとなっています。

この他にも、空港から自宅までの手荷物宅配サービスや美容院での割引など様々な特典がついています。

下記URLに詳しく書いてあるので、気になる方はチェックしてみてくださいね!

詳しくはこちら!(PC版) »

詳しくはこちら!(スマホ版)»

カードの申し込み方法

カードのお申し込みは、お手軽なインターネットがオススメ!

最短でカードの即日発行と即日受取りが可能です。

では、具体的な方法をお伝えします。

1.インターネットお申し込み

まず下記URLから申し込みボタンをクリックします。

申し込みはこちら!(PC版) »

申し込みはこちら!(スマホ版)»

そして必要事項を入力し、申し込みを完了させます。

お申し込み後30分以内に「受付完了メール」が届きます。

※ドメイン指定されている場合には[@mail.saisoncard.co.jp]からのメールが受信できるように設定をお願いします。
※19:30以降のお申し込み内容送信については、翌日のお手続き扱いとなります。

2.お申し込み確認のご連絡

次に、お申し込み確認の連絡、意思確認が電話で来ます。

お申し込み確認のご連絡は10:00~20:00の間となります。

※ご本人様の意思確認、未成年の方は親権者の同意確認・その他手続きのため、お手続きに数日かかる場合があります。

3.審査結果メールが到着

そして、審査結果が登録済みメールアドレスに送付されます。

4.カードお受け取り

最後に、審査結果メールが到着した日の翌日から数えて最短3〜7営業日後にカードが発送されます。

来店でのお受取の場合、お申し込み日の最短即日発行が可能です。ご指定したセゾンカウンターでカードを受け取ることができます。

最後に

いかがでしたか?クレジットカードを手に入れて、さらにそれが国際協力に繋がるなんて、買い物をするのが楽しくなりそうですよね!

2017年9月30日までの期間限定ですので、申し込みたいと思った方は是非今のうちに下記URLから申し込んでくださいね!

キャンペーンに申し込む(PC版) »

キャンペーンに申し込む(スマホ版)»

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https://eedu.jp/blog/2017/02/01/saisoncard/feed/ 0
【11/14(月) 19:00〜】秋葉原に国際協力NGOが集結!「国際協力トークライブ」を開催します!【参加費無料】 https://eedu.jp/blog/2016/11/04/event_akihabara/ https://eedu.jp/blog/2016/11/04/event_akihabara/#respond Fri, 04 Nov 2016 09:45:22 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=41889 「NGO/NPOって沢山あるけど、どんな活動をしているのかわからない」 医療の手が届かず命を落としてしまうラオスの人たち。両親をエイズで失ったケニアの子どもたち。辺境で生まれたために教育を受けられないミャンマーの学生たち […]

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「NGO/NPOって沢山あるけど、どんな活動をしているのかわからない」

医療の手が届かず命を落としてしまうラオスの人たち。両親をエイズで失ったケニアの子どもたち。辺境で生まれたために教育を受けられないミャンマーの学生たち。日本では考えられない課題や問題に対して、今この瞬間も解決しようと挑戦を続けるNGOがあります。

11月14日(月)に開催する「国際協力トークライブ!」では、そんな国際協力NGOが秋葉原に集結します!

SPONSERD LINK

ジャパンハート × PLAS × e-Education

今回開催される「国際協力トークライブ!」では、異なる途上国・異なる分野で活躍する3つのNGO/NPOの取り組みを知ることができます。いろんな国際協力の取り組みを知りたいけど、なかなか時間がなくて参加できなかった方にぜひオススメしたいイベントです。

このイベントでは各団体の活動紹介(プレゼンテーション)に加えて、登壇者3名の座談会と、参加者の皆様が団体スタッフと交流する時間があり、質問や交流をしながら、じっくり活動を理解できるイベントになっています。

ジャパンハート、PLAS、e-Education。今回登壇される3団体は、いずれも秋葉原を拠点に活動しており、READYFORによる国際協力活動応援プログラム「VOYAGE PROGRAM2」の参加団体でもあります。

そこで今回はVOYAGE PROGRAMのプログラムプレゼンターの田才諒哉さんをお招きし、秋葉原でイベントを開催します。お近くにお勤めの方、お住いの方はぜひいらしてください!

【開催日時】
2016年11月14日(月) 19:00-20:30 (18:40開場)
【プログラム内容】

  1. 各団体の活動と現在のプロジェクト紹介(15分)
  2. 団体の登壇者の座談会(30分)
  3. 団体ごとに参加者とスタッフで交流(45分)

【開催場所】
3331 Arts Chiyoda
(東京都千代田区外神田6丁目11-14)

申し込みはコチラから »

登壇団体情報

医療の届かないところに医療を届ける「ジャパンハート」

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特定非営利活動法人 ジャパンハートは2004年、国際医療ボランティア団体として設立されました。日本発祥のNGOで、医療に重心を置き「医療の届かないところに医療を届ける」を理念に活動をしています。

特に海外では、無料で子どもの診療・手術を中心に行っており、アジアの途上国へ日本から多くの医療者やボランティアを派遣し、診療・手術などの医療支援を実施する他、保健活動、医療人材育成支援、養育施設運営、視覚障がい者自立支援、国際緊急医療支援など、活動は多岐にわたります。

そんなジャパンハートからは、関口有未(せきぐちゆみ)さんが参加します。

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関口 有未(せきぐち ゆみ)さん

関口さんは、東京都の神保町生まれで、隣は皇居という特異な幼少期を過ごしました。前職ではPR会社で国内外のファッションブランドPRを担当しており、結婚・出産を期に、国際協力の世界へ。2012年に国際医療NGOジャパンハート広報担当として着任し、現在はマーケティングを重視した広報を展開しています。

エイズ孤児が直面する問題の改善に取り組む「国際協力NGO PLAS」

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国際協力NGO PLAS(プラス)は、エイズ孤児が直面する問題の改善に取り組む国際協力NGOです。プラスは、「HIV/エイズによって影響を受ける子どもたちが未来を切り拓ける社会を実現する。」ことを目指しています。

活動地は、ウガンダ共和国、ケニア共和国の2ヶ国で、エイズ孤児の教育支援活動やエイズ啓発などを現地団体と共に取り組んでいます。エイズ孤児支援のために毎年チャリティーオークションを実施されており、ご存知の方も多いのではないでしょうか?

そんなPLASからは、代表理事の門田瑠衣子(もんだるいこ)さんが参加します。

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門田 瑠衣子(もんだ るいこ)さん

門田瑠衣子さんは、熊本県出身で、大学院在学中にケニア共和国の現地NGOでボランティア活動に参加しました。このことをきっかけに2005年にエイズ孤児支援NGO・プラスの立ち上げに携わり、事務局長を経て、現在代表理事を務めています。

2016年に開かれた日本青年会議所主催の「人間力大賞」では準グランプリと外務大臣奨励賞のダブル受賞を果たし、今最も注目される国際協力NGO経営者の一人です!

最高の授業を世界の果てまで届ける「e-Education」

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NPO法人 e-Educationは、「最高の授業を世界の果てまで届ける」をミッションに掲げ、途上国の教育機会に恵まれない子供達が、夢や想いを実現して誇りを持って生きていける世界の実現を目指し活動しています。

その実現のために、世界銀行などの国際機関や国内の大学・企業らとも協働し、アジア6カ国で映像授業を活用した教育支援事業を行っています。創業の地であるバングラデシュでは6年間で100名以上の難関大学進学を実現し、現在はフィリピン・ミャンマー・ネパールなどアジアを中心に活動地域を拡大しています。

そんなe-Educationからは、ミャンマー事業を担当する古波津大地(こはつたいち)さんが参加します。

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古波津 大地(こはつ たいち)さん

古波津大地さんは、沖縄県出身で、前職は大手総合商社にて主にアジア各国間における貿易業務を担当していました。

しかし、働いていく中で「途上国の貧困や子どもたちの将来を変えるには、根幹である『教育』を変える必要がある」と考えるようになり、e-Educationへ転職。現在はミャンマー、ラオス、インドネシアの統括として各国のプロジェクトをマネジメントしています。

国際協力に新しいお金の流れをつくる「READYFOR」

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日本初にして最大のクラウドファンディングサービスREADYFOR。「誰もがやりたい事を実行できる世界へ」を理念に掲げ、社会をよりよくしようとする実行者と、その想いに共感する支援者を支えるコミュニティを作り上げてきました。

昨年には国際協力活動をクラウドファンディングで応援するプログラム「VOYAGE PROGRAM」を立ち上げ、8団体のNGO/NPOをサポートし、3ヶ月間で合計1600人以上の支援者から、3600万円以上の支援が集まりました。

今回はそんなREADYFORから田才諒哉(たさいりょうや)さんがモデレーターとして参加します。

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田才 諒哉(たさい りょうや)さん

田才諒哉(たさいりょうや)さんは、キュレーターとしてこれまで200件以上のプロジェクトを担当してきました。学生自体は国際教育支援NPOのメンバーとしてパラグアイ、青年海外協力隊としてザンビアで活動した自身の経験も踏まえ、「VOYAGE PROGRAM」の立ち上げに至ります。「VOYAGE PROGRAM」にかける想いは、以前トジョウエンジンでも取り上げており、よかったらぜひご覧ください。

最後に

今回のイベントでは各国の課題や各団体の取り組みをまとめて知ることができ、座談会やスタッフ交流などを通じて今後の挑戦などじっくり理解する様々な仕掛けがあります。

参加費も無料ですので、ぜひご参加下さい!

申し込みはコチラから »

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【10/29(土)1日限定オープン!】途上国の魅力を美味しく楽しくエシカルに!「国際協力カフェ」が帰ってきました! https://eedu.jp/blog/2016/10/16/event-kokusai-kyoryoku-cafe/ https://eedu.jp/blog/2016/10/16/event-kokusai-kyoryoku-cafe/#respond Sun, 16 Oct 2016 10:44:10 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=41784 「国際協力」と聞いて、あなたは何をイメージしますか? 途上国で教育支援をすることや、現地のインフラ整備をすることでしょうか? 今回ご紹介する「国際協力カフェ」は、途上国の魅力を楽しく知りながら、気軽に「国際協力」ができる […]

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「国際協力」と聞いて、あなたは何をイメージしますか?

途上国で教育支援をすることや、現地のインフラ整備をすることでしょうか?

今回ご紹介する「国際協力カフェ」は、途上国の魅力を楽しく知りながら、気軽に「国際協力」ができるんです!

SPONSERD LINK

「国際協力カフェ」とは?

国際協力カフェとは、「途上国の魅力を美味しく楽しくエシカルに」をコンセプトに2014年の12月からスタートしたイベント。

2015年には横浜にて店舗を持ち、不定期で開催されていました。(現在は閉店)

そしてこの度2016年の10月29日(土)高円寺にて1日限定で復活することになりました!

今年の国際協力カフェでは、常時出入り自由なチャリティーカフェ&バー併設(13時〜18時)他、予約必須のプチイベントとして4つの企画を用意しています。

残念ながらプチイベントの3つのチケットはもうすでに売り切れになってしまったそうなのですが、まだ参加可能なイベントと常時出入り自由なチャリティーカフェ&バーについてご紹介します!

染めるワークショップ!&エシカルトークライブ

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このイベントでは、バングラデシュの女性が現地で生産したトートバッグ(To2Bagより提供)を、世界でたった1つのバッグに染めることができます。

暗くなりがちな秋冬のコーデに差し色になるようなトートバッグが作れるのはとても嬉しいですよね!

そして染めるワークショップが終了後、エシカルジュエリー・EDAYA創業者の山下さんにお越しいただき、エシカルをテーマにお話をしていただきます。

 
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EDAYAとは、フィリピン・北ルソン・山岳先住民族カリンガの竹楽器職人とスタートさせたジュエリーブランド。

EDAYAのジュエリーは「無形文化を有形に」というコンセプトのもと、失われつつある竹楽器や狩猟具等をデザインの主なモチーフとしています。

1つ1つ職人の手によって丁寧に作られていて、繊細且つ斬新なデザインが特徴的です。

また、デザイン性とソーシャル性の高さから、2016年のソーシャルプロダクツアワードにて、ソーシャルプロダクツ賞を受賞しています。

エシカルについて、体験しながら学ぶこともできるなんて贅沢ですよね。

実はEDAYAについてトジョウエンジンでも過去に紹介しています。ぜひチェックしてみてくださいね!

常時出入り自由なチャリティーカフェ&バー

プチイベントが盛りだくさんの国際協力カフェは名の通り、カフェでもあり常時出入り自由なチャリティーカフェ&バーを開放しています。

ドリンク1杯飲むごとに50円を、自分が共感するNPO/NGO3つのいずれかに寄付できる仕組みとなっています。

そして今回のイベントの寄付先は以下の3つなっています。

おいしい飲み物を飲んで、教育、水、ギャングなど様々な問題と戦うNPO/NGOを知るきっかけにも、寄付するきっかけにもなるなんて嬉しいですよね。

スタッフ紹介

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実はこの国際協力カフェを運営しているのはe-Educationの元海外メンバーで現在はReadyfor?で活躍中の田才諒哉と、国内担当の越村麻里、そして立教大学4年の杉山 佳菜さん。

海外経験が豊富かつ、国際協力活動に熱心な彼らだからこそ聞けるエピソードがあるかもしれません!

ぜひお声をかけてみてくださいね!

最後に

いかがでしたか?

国際協力カフェ、途上国の魅力を美味しく楽しくエシカルに!のコンセプト通りとても楽しそうなイベントですよね!

10月29日(土)開催ですので、気になる方はぜひ訪れてみてくださいね!

  • 日時 2016年10月29日(土)13:00~20:00(カフェ&バーは18:00まで)
  • 場所 東京都中野区大和町3-21-1JR総武線高円寺駅北口より徒歩8分

国際協力カフェについてもっと知る »

[photos via 国際協力カフェ]

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【イベントレポート】「トビタテ!留学JAPAN」第2回留学成果報告会 https://eedu.jp/blog/2016/09/18/tobitate-event-report/ https://eedu.jp/blog/2016/09/18/tobitate-event-report/#comments Sat, 17 Sep 2016 23:00:14 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=41727 皆さんはご存知でしょうか?日本の若者の留学を官民協働で応援し、グローバル人材を育成するという文部科学省の「トビタテ!留学JAPAN」を。今回はこのプログラムを活用し世界に飛び立った、約150名のトビタテ!留学JAPANの […]

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皆さんはご存知でしょうか?日本の若者の留学を官民協働で応援し、グローバル人材を育成するという文部科学省の「トビタテ!留学JAPAN」を。今回はこのプログラムを活用し世界に飛び立った、約150名のトビタテ!留学JAPANの派遣留学生による第2回成果報告会についてレポートします!

SPONSERD LINK

トビタテ!留学JAPANとは?

トビタテ!留学JAPAN」とは、2014年からスタートした官民協働で取り組む海外留学支援制度です。2020年までに約1万人の高校生、大学生を「トビタテ!留学JAPAN」の派遣留学生として送り出す計画です。

単位取得を前提としたアカデミックな留学だけでなく、インターンシップやボランティア、フィールドワークなど多様な活動を含む留学プランを学生が自ら設計し、審査によって派遣留学生に選ばれた学生には渡航費や留学先でかかる費用が給付されます。

募集コースは「理系、複合・融合系人材コース」「新興国コース」「世界トップレベル大学等コース」「多様性人材コース」「高校生コース」「地域人材コース」の6つ。留学期間は、大学生が28日から2年間、高校生が14日以上1年以内。

すでに2,700名もの学生がこのプログラムに参加しました。

そして9月3日に東洋大学白山キャンパスで行われた第2回成果報告会では、実際にこのトビタテ!留学JAPANを活用して海外に飛び立った若者の話を聞くことができました。

では早速イベント内容について、3つのセクションを中心にご紹介します!

留学成果プレゼンテーション

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最初に、実際にトビタテ留学JAPANを活用した派遣留学生約150名が、8つの教室に分かれて自らの留学成果のプレゼンテーションをそれぞれ5分間で行いました。

どうして留学に行くことにしたのか?という原点や、留学中に行っていた活動内容、現地でぶつかった壁に加え、20XX年の未来ではどんな私になっていたいのかという熱い話まで聞くことができました。

ポスターセッション

次に、プレゼンテーションを行った発表者が一同に会し、質疑応答も兼ねたポスターセッションを行いました。ここでは、発表者と近い距離で交流することができました。

プレゼンテーションだけでは聞くことのできない留学中のエピソードも聞けてとても興味深かったです。

また、ポスターには1人1人の発表者の工夫がなされていて、とても楽しめました。

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こちらは、マレーシアに留学した吉開祐貴さん(写真右)

彼は途上国を訪れた際に現地の人たちから受けた人間味あふれる恩恵を、生活環境の改善という形で恩返ししたいと決めたそうです。

水質汚染が問題となっていたマレーシアでJICAプロジェクトへ参画した経験を踏まえ、今月末からは研究のためにアメリカへ渡航します。将来は、国際感覚を身につけた需給ギャップを埋めるビジネスマンを目指しているそう。素敵ですよね。

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こちらは、インドとパラグアイに留学した草野晴菜さん。

彼女は「途上国についた、負のレッテルをなくす」ために、インドでのインターンシップをしたのちにパラグアイの日本食料理屋さんで働きながら、新たな情報発信のチャネルを創れないか探る留学を経験しました。

「アジアは汚いから…南米は怖いから…」

このような情報の偏りのために海外に飛び出すチャンスを逃している人がいる中で、海外で欠かせない日本語情報の大切さ、そして現地の「リアル」をいかに伝えていくかを学びました。

代表派遣留学生プレゼンテーション、審査発表、表彰

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そして最後には、各教室から審査員によって最も優秀な功績を残したとして選ばれた派遣留学生たちが、ホールでプレゼンテーションを行いました。

第2回報告会では、トルコのイズミット湾横断橋建設プロジェクトにインターン生として参加した儀賀大己さんが最優秀賞、インドの女性の内面の充足を生むためにファッションショーを開催し、ソーシャルビジネスへ挑戦する伊達文香さんが優秀賞を受賞しました。

まとめ

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実際にこの報告会に行ってみて、表彰された留学生たちのプレゼンテーションはどれもオリジナリティに溢れていて、留学という経験をすることの素晴らしさが伝わってきました。

代表に選ばれなかった留学生も、それぞれが持つ問題意識を解決するヒントを得ようと海外へ飛び立ち、多くの気づきと学びを日本に持ち帰ってきていました。

トビタテ生の留学には一人一人にドラマとストーリーがあり、若者の挑戦は熱いと改めて感じました。

留学をして終わりではなく、留学した経験を次に生かそうとしている姿勢や、すでに次のアクションにつなげている姿はとても頼もしかったです。

彼らの今後の活躍がとても楽しみです!

そして現在は6期生を募集とのこと。気になった方は是非応募してみてくださいね!

募集要項を見てみる»

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