椎木 睦美 | トジョウエンジン https://eedu.jp/blog 途上国のイメージを豊かにするノンストップ・デイリーマガジン Wed, 21 Nov 2018 00:31:39 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.6.15 いよいよ第3回!e-Educationネパールフィールドワーク ’19を開催します【2019年2月15日〜24日】 https://eedu.jp/blog/2018/10/10/nepalfieldwork_2019/ https://eedu.jp/blog/2018/10/10/nepalfieldwork_2019/#respond Wed, 10 Oct 2018 09:00:40 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=47753 こんにちは。e-Educationグローバル事業部ネパール担当の椎木です。 私たちは、「世界の果てまで最高の授業を届ける」というミッションのもと、映像授業によって一人でも多くの子どもたちが最高の授業で学ぶことができるよう […]

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ネパールフィールドワーク-2

こんにちは。e-Educationグローバル事業部ネパール担当の椎木です。

私たちは、「世界の果てまで最高の授業を届ける」というミッションのもと、映像授業によって一人でも多くの子どもたちが最高の授業で学ぶことができるように活動を行っています。

今回は、第3回目となる現地視察のフィールドワークについてお知らせしたいと思います。実際に活動地を訪れ、教育課題の実態を調査したり、映像授業が活用されている学校を一緒に見て回るフィールドワークを企画いたしました。対象国はネパールで、e-Educationの事業の中ではもっとも新しいプロジェクトです。

途上国の現場を見てみたい、教育支援のNGOがどのように活動しているのか学びたいといったみなさんとともに、現地で充実した活動ができればと思っています。

同じ志や問題意識を持った素敵な仲間との出会いもフィールドワークの醍醐味です。みなさんのご参加、心よりお待ちしております!

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世界で最も開発が難しい国 ネパール

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エベレストを始めとした標高5000mクラスの山々が連なり、海がなく道も険しく、大国インドと中国に挟まれているネパールは、世界で最も開発が難しい国とも言われています。

首都であるカトマンズには多くの人が密集してはいますが、他のアジアの国々と比べても発展しているとは言えません。都市部と農村部の格差も大きく、子どもたちの教育環境は恵まれていません。農村部ではなかなか仕事に就くことができず、海外へ出稼ぎに行かざるを得ない状況です。

途上国の実態、どうすれば解決に近づくのかを、今回のフィールドワークでみなさんと一緒に考えて、アクションを起こしていきたいと思っています。

一方、ネパールでは独特な伝統文化やあたたかい人々と出会えるのも魅力の1つです。ゆっくりと流れる時間の中で、自分自身を見つめ直す機会になると思います。

国民の8割がヒンドゥー教を信仰するこの国には、ヒンドゥー教の聖地パシュパティナート寺院をはじめとする多くの歴史的で魅力溢れる世界遺産に恵まれています。パシュパティナートはガンジス川に通ずる火葬場で、人間の生と死に向き合える場所でもあります。また、カトマンズを少し離れると自然豊かな山々が広がり、皆さんが訪れる2月は乾季になりますので、ヒマラヤの山々を見ることができるかもしれません。

日本の生活と比べる非日常の体験が多くできることに加え、食事もおいしいですし、ネパール人は非常に親日なので、また必ず戻ってきたくなる、そんな旅になると思います。

e-Educationだからこそできる旅

今回のフィールドワークのポイントを3点ご紹介します。e-Educationのフィールドワークだからこそ体験できること、出会える仲間、触れられる世界があると思っています!

【1】e-Educationのプロジェクト地を実際に訪問

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e-Educationネパールプロジェクトの様子

2015年から開始したネパールでのe-Educationプロジェクト。現地パートナーや協力してくれている先生方とのディスカッションを行ったり、実際に活用している生徒の様子を見にいきます。農村部の子どもたちに最高の授業を届けるために何が必要なのか、私たちに何ができるのかを一緒に考えましょう。

【2】農村での生活体験ができるホームステイ

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実際に農村の営みを知れる旅。

日本の生活とは全く異なる農村部での生活。時間、家族、食べ物、水、生き物、自然、愛、友情、様々なことをこれまでとは違った視点で考えるきっかけになると思います。日本では当たり前すぎて気が付かないことを、ネパールが教えてくれます。本当の家族のように接する中で、みなさんの世界もきっと広がると思います。

【3】人との対話により気づきを深める

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前回フィールドワーク参加者とパートナー団体Kids of Katmandu

e-Educationプロジェクトは、現地パートナーや学校の先生、教育省の方々など多くの方との議論をもとに活動を行っています。見て回るだけではなく、実際に先生や生徒とやりとりを行い、対話を通して気づきや発見を深めていきます。

加えて、ともに当フィールドワーク参加者のみなさん同士での交流も大切にしています。異なるバックグラウンドの方々が参加されることになると思いますが、プログラム終了時にはかけがえのない仲間になっていること間違いなしです。

前回フィールドワーク参加者の声

男性 匿名 「私はただ途上国に行ってみたいという気持ちだけでした。社会問題や環境について知ろうと思うのかなと思っていましたが、インフラや政治、日本のメディアに興味を持ちました。日本にいたら一瞬で過ぎていく14日間なのに、こんなにも人って変化するんだと思いました。」(H.S)
スクリーンショット 2018-05-23 18.40.07 「ネパール人は生まれながらのgiverでみんな本当に相手のこと、相手に与えることしか考えてない。「もうちょっと自分のことも考えて!」って思っちゃうくらい。いつも自分のことばっかり考えて自分の心配ばっかりして。神社に行っても自分の将来や健康のことばっかり祈って。そんな自分、めちゃくちゃダサいなって、そう思いました。」(T.Y)
男性 匿名 「今まで逃げてきた自分の甘さ、本当の気持、相手に対して真正面から向き合うことができた。自分自身の良い点も悪い点も認めてあげられるようになり自分のことが好きになった。」(Y.Y)

前回参加者の声を詳しく読む »

前回フィールドワークの活動レポートはこちら »

プログラム概要

現地活動期間
2019年2月15日(金)〜2019年2月24日(月)(現地10日間)

活動場所
カトマンズ、カブレ

参加資格
18歳以上(20歳未満の方は保護者の同意が必要になります)

参加費用
169,800円:税込/人(※早割:5000円引き)
<費用に含まれるもの>
現地での宿泊費、朝食費、ネパール国内交通費、研修・コーディネート費
<費用に含まれないもの>
航空券、ビザ申請費、海外旅行保険(加入必須)、昼・夕食費、各自お土産等の費用

推奨フライト
【往路】
・キャセイパシフィック航空(CX501)
2019年2月15日(金)
10:35 成田発→22:05 カトマンズ着
【復路】
・キャセイパシフィック航空(CX5103)
2019年2月24日(日)
23:15 カトマンズ発→ 25日(月)13:10 成田着

定員
15名
*定員に達し次第、受付を締め切らせて頂きます。

最少催行人数
8名

申し込み〆切
2018年11月9日(早割〆切日は11月9日)
2018年12月10日(最終締め切り)

スケジュール

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※スケジュールは変更の可能性があります。

お申込み

フィールドワークへのお申込みは、こちらの申込みフォームからお願いします。

お申込み後の流れ

申込フォームをご記入いただいた方へ、e-Educationスタッフよりメールにて「プログラム申込書」及び「参加費のお支払い方法のご案内」をお送りいたします。プログラム申込書の提出と参加費のお支払いをもって、申込完了となります。

申し込み完了後、担当スタッフと一度面談の機会を設けさせていただき、諸注意やフライトスケジュールなどについて(遠方の方はスカイプ等を活用して)ご連絡させていただきます。
※参加手続き完了後のキャンセルは、現地コーディネートの手配等の都合上、キャンセル料が発生する場合がございますので、ご了承ください。

本プログラムへの疑問・質問がございましたら、下記連絡先までお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ先:info [at] eedu.jp (担当:椎木)
※上記 [at] の部分を@マークに変えて送信ください。

皆様のお申込みを心よりお待ちしております!

フィールドワークに申し込む »

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【プロジェクト紹介】「最高の授業」をネパールの果てまで届けよう! https://eedu.jp/blog/2018/05/01/nepal_project_introduction/ https://eedu.jp/blog/2018/05/01/nepal_project_introduction/#respond Mon, 30 Apr 2018 15:00:18 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=47050 山岳地帯が多いネパールでは、都市部と農村部とで様々な格差があります。特に教育機会の格差は著しく、慢性的な教師不足の課題があります。結果として、高校卒業認定試験(SEE)の合格率は、都市部の高校が80%を超えるにもかかわら […]

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山岳地帯が多いネパールでは、都市部と農村部とで様々な格差があります。特に教育機会の格差は著しく、慢性的な教師不足の課題があります。結果として、高校卒業認定試験(SEE)の合格率は、都市部の高校が80%を超えるにもかかわらず、農村部の学校では約30%と、生まれ育った場所を理由に将来が制限されてしまっている現状があります。

e-Educationは、農村部の生徒が学習しやすいようにネパール語での映像授業を制作、提供し、生徒が「いつでもどこでも何度でも」学習できる環境をつくり、誰もが夢や目標に向かって前向きに努力していける社会を実現するために活動しています。

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これまでの実績

ネパールプロジェクトは2015年から始動しています。同年4月に発生したネパール大地震の被害の大きかったカブレ郡への映像授業提供を始めました。2016年から初代インターン生を派遣し、マクワンプール郡への映像授業の提供へと拡大しました。

これまで600名の生徒へ映像授業を提供し学習支援を行ってきました。2017年よりJICA草の根技術協力事業の採択を受け、さらなるプロジェクト拡大に向けて取り組んでいます。

今後のプロジェクト計画

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2019年度にかけて、カブレ郡、マクワンプール郡でのパイロット校における映像授業の活用モニタリング、及び他校で活用されるためのガイドラインや教員研修を行う予定です。加えて、現地の他のNGOとの連携によって、より多くの地域への映像授業の提供を行うことを目指します。

さらに、国全体として基礎算数力に大きな課題を抱えており、カトマンズのパイロット校では初等算数に関する活動も展開します。映像授業という手法に限定せず、小学校低学年の生徒の基礎算数力向上に向け、現地教師と共に活動を行います。

インターン生が取り組む業務

  • カブレ郡、マクワンプール郡のパイロット校における教師のサポート
  • 現地の学習環境改善のため施策実施やモニタリング活動計画の策定
  • 他の学校へ提供拡大するためのガイドライン作成、教育局との協議、教員研修の企画・運営
  • 現地パートナーKids of Kathmanduとの連携、及び他のNGOとの連携による活動拡大
  • カトマンズのパイロット校にて、教師と連携した初等算数領域での活動

得られる経験やスキル

  • 途上国の教育支援とは何なのかを深く考える経験
  • 農村部のリアルな生活を通して途上国の実態を深く理解できる
  • 汎用性のある教育支援モデルとは何かを考え抜き、実行に移す力
  • 現地NGOや学校の教師を巻き込み動かしているリーダーシップ

求める人物像

  • 現地パートナーとともにネパールの教育について本気で考えることの出来る人
  • 「支援活動」よりも「課題解決」に取り組みたい人
  • 途上国支援を通して、社会の在り方を変えたいと思っている人
  • 問題と対峙した際に「出来ない理由」に目を向けるのではなく、「どうしたら出来るようになるか」を考える姿勢を持っている人
  • 現場の小さな変化を生み出していく事に地道に取り組める人
  • 英語でのコミュニケーションがとれる人

途上国への熱い思いをもった方、ご応募お待ちしております!
インターン募集要項をみる »
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国際協力?地域活性化?次の挑戦は「途上国と日本の地方の若者の共成長」です! https://eedu.jp/blog/2017/08/25/shiigi_murc_challenge/ https://eedu.jp/blog/2017/08/25/shiigi_murc_challenge/#respond Fri, 25 Aug 2017 00:04:02 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=44971 みなさん、こんにちは。e-Education海外事業担当の椎木です。前回の記事では将来の進路に悩む学生の皆さんに向けて「あなたは山登り型?それとも川下り型?今、将来に悩む学生へ伝えたい「自己対話」の大切さ」について紹介さ […]

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みなさん、こんにちは。e-Education海外事業担当の椎木です。前回の記事では将来の進路に悩む学生の皆さんに向けて「あなたは山登り型?それとも川下り型?今、将来に悩む学生へ伝えたい「自己対話」の大切さ」について紹介させて頂きました。今日は途上国での現場経験を積んできた私だからこそ気づいた、日本の地方の魅力についてお届けしたいと思います。

援助の在り方ってなんだろう?

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整理整頓に取り組む先生

2年間協力隊として派遣されていたマラウイ。アフリカの中でも青年海外協力隊の派遣歴史は長く、安全とも言われ、派遣隊員数も多いマラウイですが、何故か今でも「アフリカ最貧国」と呼ばれています。

内陸国のため国独自の資源がなく、経済が発展しにくかったマラウイ。自国の資金では事足りず、いつしか他国からの援助に頼りがちになってしまっていました。ハード面の支援ではなくソフト面の支援=現地の人材育成が醍醐味である青年海外協力隊員は、いつも他国の支援の仕方と比較をされ、いつしか隊員間では「マラウイは援助慣れしすぎているせいで自助努力が欠如している。だからこそ、この国の開発が進まないのでは?」と言われるようになっていました。

そのせいか、「I’m poor.」というのが口癖なマラウイ人。もちろん地域にもよりますが、私が関わっているマラウイ人はきちんと服を着ることができていて、ご飯も家族と毎日食べることができている現地の人たち。私が想像してきた「貧困」という言葉のイメージとは似つかず、援助のあり方を日々考えさせられた時間でもありました。

変わらない良さがここにはある

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子どもたちの最高の笑顔!

そんなマラウイですが、私が現地で2年間生活して見えてきたものがあります。それは、「何よりも家族の時間を大切にし、コミュニティの絆が深い」ということです。

自給自足で野菜や主食となるメイズを生産し、家族内が無理であれば親戚同士、ご近所間で助け合って子どもたちの教育費を負担する。未来を担う子どもたちに必要な学校運営や、各家庭の収入向上のために必要な農業はコミュティ全員で一致団結して取り組む。

そんな地域全体で子どもを守り、支え合いながら生活をしていくマラウイの暮らしが私は大好きです。これは、開発が進みにくいからこそ見えてくるマラウイの変わらない良さであり、現代の日本が失いつつあるポイントだと気づくようになりました。

途上国と日本の地方の現状が似てる?若者の力を育てたい理由

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自然豊かな地元の風景

マラウイでの生活や教育現場での経験から、隊員としての活動任期を終えて気付かされたことがあります。それは、途上国と日本の地方の状況が似ているということです。雇用が少ない地方では、雇用を求めて若者は進路決定とともに都市部へと流出し、どんどん過疎化が進んでいる状況であり、先進的な教育の発展に遅れを取りつつあります。

しかし、その一方でそんな地方だからこそ根付いている良さがあります。それはマラウイで感じていた、「コミュニティで子ども育てる」という温かさと「地元に対する深い愛情」です。

このような環境で育つ若者こそ、私はこれからの日本に必要不可欠な存在だと考えるようになりました。それはe-Education事業を通じて、バングラディシュの村の若者が大学へと進学し、自国の教育改革を起こす発起人となっているように、日本の地方においても、若者の力が地域の新たな雇用を生み出したり、その地域の良さを活かしながら発展へとつなげていく大きな原動力となっていくと私は信じています。

そんな若者の可能性を広げたい、応援したいというのが私の強い想いでもあります。

だからこそ次なる目標は「共成長」!!e-Education職員の知られざる活動舞台

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児童館でのweb交流の様子

その私の想いをきっかけに動き始めた新たなe-Educationとしての国内教育事業の一つが「日本の地方と途上国を繋ぐWeb交流」です。
この事業を行うことになったきっかけは、前回の代表コラムでも取り上げていただいた三菱UFJリサーチ&コンサルティング主催のソーシャルビジネス支援プログラムの採択でした。

現在はプロボノの皆さんにお手伝いしていただきながら、この国内教育事業をさらに拡大していけるための事業計画の策定等を行っています。また、実際に島根県の吉賀町の高校生にむけた夏期講習の場で講演をさせていただいたり、私の地元である山口県周南市の児童館で小学生を対象としたweb交流イベント開催しています。

実際に現地を経験している当事者から話を聞いたり、インターネットを通して顔を見ながら途上国の子どもたちと対話する経験を通じて、日本の若者にもっと夢や希望を届けることができればと思っています。

私の想いやe-Educationのこれまでの活動に賛同してくださり、今回のように団体としての新たな挑戦を応援してくださる仲間がいること、この出会いやきっかけを持てたことに感謝するばかりです。

まだまだ駆け出したばかりの新人職員ですが、失敗や壁にぶち当たりながらもこれからも走り続けていきます。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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あなたは山登り型?それとも川下り型? 今、将来に悩む学生へ伝えたい「自己対話」の大切さ。 https://eedu.jp/blog/2017/06/26/shiigi_life/ https://eedu.jp/blog/2017/06/26/shiigi_life/#respond Mon, 26 Jun 2017 01:31:50 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=44373 みなさん、こんにちは。e-Education海外事業担当の椎木です。 前回の記事では新入社員が5月病に?と悩んだ時に考えた、私なりの解決方法についてご紹介しました。気づけばその症状はすっかりとなくなり、毎日充実した日々を […]

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みなさん、こんにちは。e-Education海外事業担当の椎木です。

前回の記事では新入社員が5月病に?と悩んだ時に考えた、私なりの解決方法についてご紹介しました。気づけばその症状はすっかりとなくなり、毎日充実した日々を送りつつ、若い世代の人たちにもっとe-Educationのことを知ってもらうため、大学での講演やインターンプログラムの広報活動も担当しています。

さて、今日はそんな私から、将来の進路に悩む学生の皆さんに向けてメッセージを送りたいと思います。

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あなたは山登り型?それとも激流川下り型?

最近、職員と話していて気づいたこと。それは人生の歩み方には2つのタイプがあるのではないかということ。

一つは、山頂というゴールに向けて歩み続ける山登り型。そして、もう一つは、ゴールや目標とかわからないけれど、濁流を流れながらも目の前の岩や障害をうまくかわしながら進み続ける激流川下り型です。

山頂というゴールに向かって歩むスタイルは一般的かもしれません。将来こういう職業につきたい、こんなことをしたいという明確なビジョンを描き、計画的に進むことができる人は山登り型だと思います。

しかし、学生時代の私はそうではありませんでした。自分が将来何になりたいのかわからず、うまく周りに説明できない学生でした。

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不安を抱きながらも挑戦した国際学会での発表

どちらかというと、漠然とした「国際協力に携わりたい」という自分の想いや関心に対し、深く考えることはせず、ひたすら行動に移し続けてきたタイプです。

もちろん、先がどこまで続くのかわからず不安になることが多いのですが、いつか穏やかな海にたどり着けると信じて、目の前の障壁に時にはぶつかり、転覆し、うまく乗り越えながらも前進しています。だからこそ、私はきっと激流川下り型なのだと思います。

要するに、いろんな人生の歩み方があって私はいいと思うのです。だから周りと比べて焦ったり、回り道かもしれないと不安になる必要もありません。

対話すべきは自分自身

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マラウイ・ゾンバ高原からの景色

いろんな人生があるからこそ、やはり一番に大切にすべきは自分自身と対話し続けるということです。この大切さに気付かされたのは、協力隊としてマラウイで過ごしていた時でした。

「なぜ今これをしているのか。今後どうなりたいのか、どうしたいのか」

まずは自分自分自身に問いかけ、自分の中で腑に落ちる決意を持つということが、その後の活動を展開する上でとても重要なポイントだったなと当時を振り返り、感じています。

日本はネット検索もいつでもでき、夜になっても眩しいほどの街の灯り、車の音、テレビから流れる笑い声…色々なことに気が紛れがちで、なかなか自分と対話をする時間が確保しにくいということに最近私も気づきました。

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だからこそ、意識的にぼーっとする時間を作ってみるのはいかがでしょうか。

たまにはテレビをつけずにご飯を食べてみたり、お風呂のお湯を溜めてゆっくり浸かってみたり、音楽を聴かずに緑溢れる公園を歩いてみるなど…誰にも邪魔されない環境づくりが大切なキーポイントかもしれませんね。

意識的に自分と対話をする時間を設けながら、流れに身を任せてみる。そんな人生の歩み方も私は良いと思います。

今の自分に満足できていますか?なんだかモヤモヤしているというあなたにこそ、自分自身と向き合う時間を設けることをオススメします。

海外で挑戦したい、そんなあなたへ

今、私たちe-Educationは、海外で挑戦する大学生インターンを募集しています。

海外は自分と向き合うには絶好の場所であり、私もマラウイで自分としっかり、ゆっくり向き合うことができました。

世界も自分も変える挑戦がしたいという学生の皆さん、ご応募お待ちしております!

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https://eedu.jp/blog/2017/06/26/shiigi_life/feed/ 0
新入社員が5月病に?と悩んだ時に考えた、私なりの解決方法 https://eedu.jp/blog/2017/05/19/shiigi_may/ https://eedu.jp/blog/2017/05/19/shiigi_may/#respond Fri, 19 May 2017 10:59:46 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=43502 みなさん、こんにちは。e-Education海外事業担当の椎木です。気づけば5月中旬。早いもので入社して1ヶ月が経っていました。4月からスタートしたスタッフコラムも2巡目に突入です! 前回「恋する気持ちを原動力に! 」と […]

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みなさん、こんにちは。e-Education海外事業担当の椎木です。気づけば5月中旬。早いもので入社して1ヶ月が経っていました。4月からスタートしたスタッフコラムも2巡目に突入です!

前回「恋する気持ちを原動力に! 」という自己紹介記事をアップした後、イベントなどで初めてお会いした方々に「記事読みましたよ」という声をたくさんいただき、なんだか自分がちょっぴりアイドルにでもなったかのような高揚感を味あわせて頂きました。

トジョウエンジン読者のみなさん、いつも記事を読んでくださり本当にありがとうございます。今回はもっと楽しいニュースをお届けできればと思ったのですが、実は最近、悩んでいることがあります。

私、5月病かもしれません。

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声を大にして言うことではないのですが、先日実家の母と電話で話している時に、自分の最近の症状が5月病に当てはまっているかもしれないということに気づかされました。

4月から新年度が始まる日本では、入学や就職、異動、一人暮らしなど新しい環境に入ることが多いですよね。そこで上手く環境に馴染めなかったり、環境に適応しようと頑張り続けることから、知らぬ間にストレスを抱え込み過ぎていたり、疲れが溜まりすぎることが原因で、抑うつ、無気力、不安感、焦りなどの症状が出るようです。

私は今年の4月から新しい職場になり、仕事に慣れて来たと同時に少し心の負荷を感じるようになったのですが、同じような症状を抱えている方もこの時期多いのではないでしょうか。そのような5月病の症状を吹き飛ばす方法を、私なりに考えてみましたので、いくつかご紹介します。

思い切って周りの人に悩みを打ち明ける

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「私、最近5月病かもしれないです」

先日、実家の母に続いて、職場のみなさんにも思い切って悩みを打ち明けてみました。

自分の悩みに気づいていながら、それを自分の中で抱え込み過ぎていては苦しくなってしまうばかりです。新入職員という立場で相談していいものか少し考えましたが、きっと共感してくれると思って職場のみなさんにも相談してみました。

一部ここでもご紹介します。

nakano 「なるほどね。無理せず休むことも必要だよ(中野さん)」
usui 「いやー、実はそうじゃないかなって思ってた笑(薄井さん)」
yoshikawa 「こういう時だからこそガンガンいきましょう!(吉川さん)」

さすがe-Educationスタッフ。様々な視点からのコメントに、これぞe-Educationの良さだということを実感し、この職場で働けることに感謝しました。

ちなみに、「ガンガンやっていきましょう!」と熱いメッセージをくれた吉川さんは、現在素敵なキャンペーンを実施しています。普段はあまりみられない「パパ」としての企画、よかったらぜひご覧ください!

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キャンペーンについて調べる »

ワクワクする楽しみを計画する

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「なんのために自分は頑張っているのだろう」

こんな風に、ふと疑問になることはありませんか?

自身の成長のため、生計を立てるため、家族のため、将来の夢を実現させるため。目的は人それぞれだと思いますが、あまり大きな目標を掲げると、気持ちがから回ってしまうことがあります。

そんな時大切なことは、目の前にあることや小さなことを大切にすることです。今回は「自分の楽しみを実現するため」という理由を思い出しました。

ちなみに、私の楽しみのひとつは「途上国に行く」ことです。不思議なことに、途上国に滞在していると、日本にいる時とは違う自分の姿があるということに気づくことができるのです。それはきっと現地の人の温かさ、日本の生活とはかけ離れた世界でしか気づくことができない学びも多いからだと思います。

もし私と同じように今悩んでいたら、ぜひこれから自分の「楽しみ」をどう実現するか、計画を立ててみませんか?途上国に行ってみたいと思う方はぜひe-Educationが主催する夏のフィールドワークにご参加ください!

実はこれが今の私の楽しみの一つでして、みなさんに詳細お伝えできる日を心待ちしています。もう少しで公開になりますので、よかったらぜひ楽しみにしててください。

過去のフィールドワークについて調べる »

何か新しいことに挑戦してみる

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猫との戦いに挑もうとする愛犬プッチー

「気分が落ち込んでいるときに、新しいことなんて挑戦できない」

以前の私であれば、きっとこう思っていたと思いますが、最近は「大変なときこそ大きく変わるチャンス」と考えられるようになりました。

ピンチの時こそ、思い切ってガラッと環境を変え、趣味や習い事など、これまで気になっていたけれど実現できなかったことに挑戦してみるのはいかがでしょう。それが日頃のストレス発散の場になったり、あるいは素敵な人との出会いのきっかけになるかもしれません。

時間はあるけれど、どんな挑戦をすればいいのか悩んでいる大学生にオススメなのが、e-Education長期インターンプロジェクトです。私自身、新卒で青年海外協力隊を経験したからこそ強くオススメしたいと思います。

途上国で活動した経験がなくてもいいんです。途上国の人のために何かしたい、自分を変えたい、そう強く願う気持ちがあればきっと行動に移すことができると思います。6月1日には長期海外インターン募集要項を発表することが決定しております。興味のある方、必見です!

過去の海外インターン募集について調べる »

ちなみに私は、これを機にホットヨガを始めてみようと思います。海外出張も多くなるからこそ、健康管理は大切です。体の芯から汗をかき、セルフトレーニングによって心身ともに鍛えることができるヨガを身につけ、どんな時も健康体な女性でいられるよう心がけていきたいと思います!

何事も自分次第。5月病を吹き飛ばそう!

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いかがでしたでしょうか?

この記事を書きながら、私自身も自分の気持ちを整理することができました。今の仕事が大好きだからこそ、ワクワクなことばかりではなく、時には不安になることもあります。

そんな時は、ちょっと足を止めて弱気な自分と向き合ってみましょう。

自分の弱さを知っている人こそ強くなれる

恩師からもらった言葉を胸に、なんとなく悩みがちな5月をしっかり乗り越えていきます!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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恋する気持ちを原動力に! 青年海外協力隊を通じて見つけた「温かい繋がり」を世界中に広げるために、私はe-Educationで挑戦します。(椎木睦美) https://eedu.jp/blog/2017/04/07/shiigi_origin/ https://eedu.jp/blog/2017/04/07/shiigi_origin/#respond Fri, 07 Apr 2017 07:21:45 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=42681 みなさん、はじめまして。e-Edicationの椎木睦美(しいぎむつみ)です。この4月から団体初となる女性職員としてe-Educationに入りました。 さて、いきなりですが、皆さんに質問があります。 みなさん、今「恋」 […]

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みなさん、はじめまして。e-Edicationの椎木睦美(しいぎむつみ)です。この4月から団体初となる女性職員としてe-Educationに入りました。

さて、いきなりですが、皆さんに質問があります。

みなさん、今「恋」をしていますか?

なぜ突然この質問なのかとびっくりされる方もいるかもしれませんが、私は「恋」する気持ちを原動力に、国際協力の道を歩もうと決めました。

今日は、そんな私の「恋」した話と、これからの「恋」についてお話しさせてください。

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初恋の先にあったもの

恋をすると、どんな気持ちになりますか?

相手のことを考えるだけでワクワクした気持ちになり、時には不安になりながらも毎日の生活がキラキラと輝いていますよね。私が国際協力の世界に引き込まれたのも、そんな恋心からでした。

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フィリピンに向かう機内から

国際協力の舞台に初めて恋したのは、大学1年生の夏休みでした。

「実際に現地に行ってみなければ何も始まらない」

大学時代の恩師に言われ、初めて向かった途上国はフィリピンの首都マニラでした。高層ビルが立ち並ぶ街並みの中、私にお金を求め、手を差し出すストリートチルドレンの姿。目に見えてわかる格差社会の現状に呆然としました。

「これが途上国の現状だ」

何もできない自分の無力さ、今でも覚えています。

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インドの村にある小学校

半年後の大学2年生の春、無力さとモヤモヤを抱えていた私は、その答えを見つけ出すために、インドの最貧困地域と呼ばれる村にある小学校を訪れました。

「貧困の脱却には、教育こそが鍵なんだ」

貧しい村に0から学校を作った校長先生の熱い想いに心を打たれました。貧しくて学校に行くことができない子どもたちに教育の場を与えることは、知識を高め、進学や就職へと繋がり、自らの手で生計を維持することができるようになります。

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インドで出会った子どもたち

熱い想いを持つ校長先生と、そこで楽しそうに勉強する子どもたちを見て、私は教育に関わりたい、国際協力の道を進みたいと夢見るようになりました。

これが私の初恋であり、今の自分の原点になっています。

恋する気持ちが原動力に!インドへ、そしてマラウイへ

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再び訪れたインドにて

「自分にできることからやってみよう!」

インドから帰国した後、私は仲間と一緒に学生団体を立ち上げ、現地の先生と協力しながら英語教材を作る活動を始めました。

そして、インドのことをあまり知らない人たちに現地で感じた魅力を伝えるため、高校や小学校で出張講義やイベントを開催。これらの活動を通じて、日本の教育現場や支援団体など、様々なコミュ二ティとの繋がりを持つことができました。

ここで得た人との繋がりは、活動の幅を広げ、自分自身の価値観や視野も広がっていました。

「恋をすると人は強くなる!」

当時の私は、こんなことを思いました。みなさんも、そう思いませんか?

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青年海外協力隊としてマラウイへ

国際協力の道に恋して、途上国のことがどんどん好きになった私は、「もっと知らない世界で、自分の力を試したい」という想いから青年海外協力隊に応募し、アフリカ最貧国と呼ばれるマラウイの小学校に派遣されました。

私の仕事は音楽や体育の授業をサポートすること。ところが、実際に学校を訪れてみると他にもたくさんの課題があり、「算数の授業をサポートしてほしい」と想定外のリクエストに戸惑う毎日が続いていました。

自分にできることは何かと模索し、同僚教員の授業補助を行う毎日。言葉の壁や電気・水道のない生活環境に苦労し、日本に帰りたいと落ち込んでいた私を救ってくれたのは、同僚のマラウイ人でした。

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私を支えてくれた同僚のマラウイ人

「睦美はいつも私達のことを考えてくれている。だからこそ私達も変わらなければいけない」

私が一番嬉しかった同僚からの言葉です。この経験から、相手を受け入れ、理解し、辛抱強く向き合うことが、強い信頼関係を築き、問題解決の鍵となることを実感しました。

自分一人で解決しようとしても何も動きません。大切なのは「現地の人を信用し、頼る」ということ。不安な気持ちを抱えながらも、相手を信じて想いを伝え続ける活動はまさに「恋」であり、そんな恋心があったからこそ私は2年間の生活を前向きに捉え、乗り切ることができたのだと思います。

恋心の先に見つけた、新しい挑戦

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私の大好きなマラウイのまっすぐな道

途上国の教育現場に携わったことにより、私にとって当たり前だった日本の教育の素晴らしさに気づくことができました。その一方で、進化する日本の教育から置き去りになっている課題も見えてきましたし、日本にはない途上国の素晴らしさを知ることもできました。

国際協力の道に恋したらこそ見えてきたことがあり、その恋路の中で見つけた温かい繋がりこそが、自分も世界も変えていく、そんな気がしてなりません。

2年間に渡る青年海外協力隊としての任期を終えて日本へ帰国した後、私はそんな挑戦ができる場を探して、e-Edicationに出会いました。

途上国のまだ見ぬ可能性に夢見て恋する日本の若者たちが現地に渡り、そこで出会った仲間たちと信頼関係を築きながら挑戦していく。そんな彼らをサポートできる仕事に、私は心からワクワクしました。

マラウイで現地の同僚たちから教えてもらった繋がりの大切さを、今度は世界中へ。地域や国境を越えた新たな支援や挑戦の輪を拡げることで、私は途上国と日本が互いに成長していくための架け橋にになりたいと思います。

私の人生の軸にあるもの。それは、物事に夢中になれる「恋心」と、行く先々での「人との出会いや繋がり」です。これからもその軸を大切に、e-Educationという舞台でワクワクした恋心を抱き続けていきたいと思います。

これからどうぞよろしくお願いいたします!

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私が恋におちたマラウイの子どもたち

The post 恋する気持ちを原動力に! 青年海外協力隊を通じて見つけた「温かい繋がり」を世界中に広げるために、私はe-Educationで挑戦します。(椎木睦美) first appeared on トジョウエンジン.

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