田中 美紗斗 | トジョウエンジン https://eedu.jp/blog 途上国のイメージを豊かにするノンストップ・デイリーマガジン Tue, 29 Jul 2014 15:27:51 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.6.15 これは日本でも欲しいかも! 蚊を寄せつけないビール「SP LAGER MOSSIE BOX」 https://eedu.jp/blog/2014/07/30/sp-lager-mossie-box/ https://eedu.jp/blog/2014/07/30/sp-lager-mossie-box/#respond Tue, 29 Jul 2014 23:00:15 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=32290 夏と言えばビールにBBQ!でも屋外にいると蚊が気になる。そんなことありませんか? 今回はその悩みを吹き飛ばしたパプアニューギニアのビールをご紹介します。 SPONSERD LINK 蚊に刺されると危険!? 焚き火を囲んで […]

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SP LAGER MOSSIE BOX-1

夏と言えばビールにBBQ!でも屋外にいると蚊が気になる。そんなことありませんか?

今回はその悩みを吹き飛ばしたパプアニューギニアのビールをご紹介します。

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蚊に刺されると危険!?

焚き火を囲んでビールを飲むのが好きだというパプアニューギニア人。彼らが蚊にさされたくない理由は日本人のそれとは違うものかもしれません。というのもパプアニューギニアではマラリアに感染する可能性があるからです。

そこでパプアニューギニアの大手ビールメーカー SP Breweryが開発したのが「SP LAGER MOSSIE BOX」です。ビール箱にちょっとした工夫をすることで蚊を寄せつけなくしました。

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ケースをちぎって火に投入!

蚊を寄せつけなくするために人々がすべきことは、ビール箱をちぎって焚き火で燃やすだけ。実はケースにユーカリ由来の成分が塗布してあり、蚊の嫌いな香りがその場所を包み込み、蚊が近づかなくなるというのです。

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1つの商品で”ビール箱と蚊の対策”という2つの機能を持たせたのがすごいですね。

蚊から人を守る商品はトジョウエンジンでもこれまでいくつか取り上げています。以下もぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

[via The Denver Egotist]

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一番身近にある持続可能な天然資源? あなたの知らない髪の毛の利用法 https://eedu.jp/blog/2014/07/25/studio-swine-hair-highway/ https://eedu.jp/blog/2014/07/25/studio-swine-hair-highway/#comments Thu, 24 Jul 2014 23:00:54 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=32161 資源の枯渇問題。この問題も何かしらの手を打つ必要がありそうです。 今回は持続可能な資源として人の髪の毛に注目したプロジェクト「Hair Highway」をご紹介します。 SPONSERD LINK 髪の毛と天然樹脂ででき […]

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資源の枯渇問題。この問題も何かしらの手を打つ必要がありそうです。

今回は持続可能な資源として人の髪の毛に注目したプロジェクト「Hair Highway」をご紹介します。

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髪の毛と天然樹脂でできた工芸品

未来の資源の姿に興味を持っていたというイギリスに拠点を置くStudio Swine (Azusa Murakami, Alexander Groves)。彼らが生み出したのがこれらの工芸品です。

なんと材料は人の髪の毛と天然樹脂。熱帯林より16倍のスピードで伸び強度もある髪の毛を、硬材や鼈甲、動物の角に代わるものとして考え出されました。

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世界最大の「熱帯硬材・髪の毛」マーケット

このプロジェクトの舞台は中国の山東省。中国は最も多く熱帯硬材を輸入、髪の毛を輸出している国だそうです。

輸入している有限のものを自国にある無限のもので作ろうというこの試み。少しグロテスクかもしれませんが、身近にある資源に気付くことも大切ですね。

[via designboom]

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世界が賞賛! カンヌライオンズで受賞したソーシャルグッドなアイデア5選 https://eedu.jp/blog/2014/07/15/cannes-lions-2014-social-good/ https://eedu.jp/blog/2014/07/15/cannes-lions-2014-social-good/#respond Mon, 14 Jul 2014 23:00:24 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=31847 課題解決で必要となるクリエイティブ力。 今回は先月行われた、カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバルから社会貢献色の強かったアイデアを厳選してご紹介します! SPONSERD LINK 1. 「MESSAG […]

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課題解決で必要となるクリエイティブ力。

今回は先月行われた、カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバルから社会貢献色の強かったアイデアを厳選してご紹介します!

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1. 「MESSAGE BARTER」:子どもと著名人がメッセージを交換!?(サイバー部門ブロンズ)

「先生不足」というe-Educationと同じ課題に取り組むインドのNGO Akanksha。

この課題を解決するために彼らが行ったのは、先生が不足していることを知ってもらい教員志願者を募るという単純なものでした。

しかし、その方法がユニークなのです。人々に呼びかける子ども達が口にしていたのは「先生が足りない!」ではなく、ボリウッド映画や本の宣伝などでした。

その代わりに発信力のある著名人に先生不足を広めてもらおうというのです。この結果、志願者も2.5倍に上昇したそうです。

2. 「SEARCHING FOR HEARTS」:寄付が行われたのは・・・刑務所!(ダイレクト部門ブロンズ)

小児ガンのために毎年寄付金を集めているペルーガン財団。ここ3年は、目標額に届かなかったため、従来の方法を変える必要がありました。

温かい心を求めた先は、心の冷たそうな受刑者たち。彼らが寄付してくれるなら、誰だって寄付ができることを示唆したのです。

なんと寄付金だけでなく子ども達へのプレゼントや手紙まで集まったとのこと。この様子に心動かされたペルー人はもちろん寄付をし、過去最高額を達成することができました。

しかも受刑者も自分たちが役に立つことや自分を信じて寄付してくれることに心動かされたようです。子どもたちのために始めたはずが、全ての関係者のためになったキャンペーンでした。

3. 「POCKET FIRE EXTINGUISHER」:小さくて安い消火器(アウトドア部門ブロンズ)

フィリピンの火事はスラムでおきることが多いそうです。廃材から家ができているスラムでは、火事が起きれば何百人もの人が1分間で家を失ってしまいます。

消火器があれば被害は少なくてすみますが、普通の消火器は45ドルもするので購入できません。

そこで開発されたのが1ドル以下の小さな消火器。混ぜるとCO2が発生するベーキングソーダと酢で主にできています。

マニラのラスピニャス市で使われ始めたこの消火器は、フィリピン全土に展開されています。

4. 「LIGHT AFTER SCHOOL」:充電して持ち帰ることのできる電球(デザイン部門ブロンズ)

中国西部の農村地域では電力が十分に整っていないところもあります。ロウソクや石油ランプの薄暗い中で勉強する子どもたち。家だけでなく学校でさえコンセントが1つしかありません。

そこで開発されたのが「Haier Hugging Brightman」という、1つのコンセントから連結して充電できる電球です。まるで人型の電球が連なってハグしているよう。

学校で充電した電球を家に持ち帰り、2時間明るいところで本を読んだりできるようになりました。昨年11月にリリースされて以来68校に導入、日々その数は増えているそうです。

5. 「SWEETIE」:実在しないおとりの少女(グランプリ・フォー・グッド他)

最後は全作品の中から社会貢献度の高いアイデアに贈られるグランプリ・フォー・グッド受賞作をご紹介します。

ネット上で蔓延している児童買春。国連とFBIの調査によると常時75万人もの小児性愛者がオンライン状態にあり、フィリピンだけでも1万人もの小児が犠牲になっているそうです。

しかし、犯罪者の特定は難しく、調査では6名しか特定できませんでした。そこで登場したのが、SWEETIEというフィリピン人の女の子。一見どこにもいそうな女の子ですが、おとり捜査のためにCGで製作されています。

たった10週間で71ヵ国から1000人もの犯罪者の特定に至り、世界中でこの犯罪の取り締まりが強化されたそうです。

[via Cannes Lions 2014]

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危険な旅先第3位のホンデュラスで実施された節水キャンペーンーー水道から出てきた意外なモノとは? https://eedu.jp/blog/2014/06/23/caso-aguas-de-choloma/ https://eedu.jp/blog/2014/06/23/caso-aguas-de-choloma/#respond Sun, 22 Jun 2014 23:00:40 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=31215 みなさん、夏は何をしますか? 旅行の予定をたてている人もいるのではないでしょうか。 今回はそんな旅好きでも行かないであろう国、ホンデュラス共和国で行われた節水キャンペーンをご紹介します! SPONSERD LINK 「渡 […]

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みなさん、夏は何をしますか? 旅行の予定をたてている人もいるのではないでしょうか。

今回はそんな旅好きでも行かないであろう国、ホンデュラス共和国で行われた節水キャンペーンをご紹介します!

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「渡航の是非を検討してください」

中央アメリカ中部に位置するホンデュラス共和国。豊かな自然が魅力的である一方、高い犯罪率とマラリヤなどの健康被害を覚悟しないといけない国でもあります。

アメリカの情報サイトAmerikankiでもアフガニスタン、エベレストに次いで危険な旅先と紹介されるほど。外務省からも渡航を控えるようにという情報が出ています。

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地元の人を脅かすもう1つの問題

ホンデュラスでは旅行者だけでなく、地元住民も問題を抱えています。その1つが水の無駄遣いよる水不足。北ホンデュラスで水を提供しているAguas De Cholomaという組織もこの問題に頭を悩ませていました。

日本ではどれくらい水を使っているのかメーターで確認することができますが、ギャングが地域を支配しているこの地域では設置ができないのです。料金を課すことで使用を抑えようとしても暴動がおきる始末です。

このような人々の意識と行動を変えるにはどうすればよいのでしょうか?

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行政に耳を貸さないなら、地球の声を聞かせよう!

そこで行われたのが、”the day the earth spoke”というもの。行政ではなく誰か別の人に話してもらう必要があると考えたのです。給水管の途中にアンプが取り付けられており、人々が蛇口をひねると水ではなく音声メッセージが流れるという仕組み。

「私は地球。これから言うことをよく聞いて!」

「あなたが1滴無駄にするたびに、あなたの生存が危険にさらされる。」

「蛇口を閉めて!」

といった地球の声に驚き耳を貸す人々。

この結果、1日490リットル使用されていた水が150リットルまで抑えられたそうです。

実際に使っている時に不意を衝く方法で喚起したことが功を奏したのかもしれないですね。

[via adeevee]

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雨水を使ってファンドレイズ? コロンビアの”世界一湿った場所”で行われたコカ・コーラと住民の挑戦 https://eedu.jp/blog/2014/06/03/rain-for-sale-coca-cola/ https://eedu.jp/blog/2014/06/03/rain-for-sale-coca-cola/#respond Mon, 02 Jun 2014 23:00:57 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=30214 「お金さえあればあんなこともこんなこともできるのに・・・」 みなさんも資金調達に苦労した経験ありませんか? 今回はユニークな方法でファンドレイジングを成功させ、水衛生改善につなげたコカ・コーラの取り組みをご紹介します! […]

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「お金さえあればあんなこともこんなこともできるのに・・・」

みなさんも資金調達に苦労した経験ありませんか?

今回はユニークな方法でファンドレイジングを成功させ、水衛生改善につなげたコカ・コーラの取り組みをご紹介します!

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町が泣いている?

12,717mm。コロンビアにあるLloróは年間降水量世界2位とも言われている町です。”Lloróはスペイン語で「泣いた」という意味。まるで町が泣いているかのように雨がよく降ります。

そして町が泣いてしまう一因は「飲み水がないこと」にあるかもしれません。医者、聖職者、音楽教師など町に必要なものは”飲み水を除いて”全てそろっているのです。

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どこを見てもビン!ビン!ビン!

この状況をなんとかして、Lloróの人たちを助けたい。

コカ・コーラが広告グループのOgilvy Colombia, Geometry Globalと考え出したのは、「雨水を使ってファンドレイズをする」というものでした。住民に呼びかけて雨水をビンに集め、それを販売、浄水場建設の資金にするというのです。

広場や道路の脇、階段など町のいたるところにビンが並べられていきました。

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雨水をLloróブランドにしよう!

集められた雨水はそのままではほとんど売れません。そこでビンにペイントし、雨水をLloróのブランド水に変身させます。

お披露目イベントで企業経営者やセレブに販売されたほか、インターネット上でも寄付を募り、みごと浄水場建設の資金調達に成功しました。

1万人以上が人生初の飲料水を手に入れた

浄水場ができた結果、10,275人が人生で初めて飲料水にアクセスできたそうです。さらにアメーバ症や寄生虫症などの病気も劇的に減少したとのこと。

身近なものにひと工夫すれば大きな結果を生むことができる。住民が一体となって飲料水を手に入れた様子が伝わってくる動画もあわせてご覧ください!

[NAOCRITUSS’S BLOG]

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命を救うスマホアクセサリーがアフリカに登場! 電源は降り注ぐ太陽光 https://eedu.jp/blog/2014/05/27/smartphone-skin-cancer-test/ https://eedu.jp/blog/2014/05/27/smartphone-skin-cancer-test/#respond Mon, 26 May 2014 23:00:30 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=29747 日本人の死因1位である「がん」。早期発見が大切だと言われていますが、医療不足でそれがかなわない国・地域もあります。 例えばアフリカ。AIDSで体が弱っているためにがんになる人が多くいますが、高価なうえ複雑な機器が必要なが […]

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日本人の死因1位である「がん」。早期発見が大切だと言われていますが、医療不足でそれがかなわない国・地域もあります。

例えばアフリカ。AIDSで体が弱っているためにがんになる人が多くいますが、高価なうえ複雑な機器が必要ながん検診をアフリカで受けることは簡単ではありません。

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省エネで安価に検診を

そこでコーネル大学が4年かけて開発したのがこのスマートフォンアクセサリーです。

スマホ、アプリ、レンズ、円形チップでできており、がんの原因であるウイルスがあると装置の一部が変色して知らせてくれるというもの。

加えて、アフリカに降り注ぐ太陽光で動き、従来のものと比べて100分の1の電力、価格も500ドル以下に抑えられました。

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今後の展開に期待

今年に入ってからすでにウガンダとケニアでテスト実施されているとのこと。

このアプリケーションはがんだけでなく肝炎などの発見にも利用できるそうです。

発見だけでなく治療においてもこのような取り組みが増えるといいですね。

[psfk]

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ソーシャルデザインに興味のある学生必見! nepia 千のトイレプロジェクトが学生クラブ「1000 STUDENTS CLUB」をスタート https://eedu.jp/blog/2014/05/20/nepia-1000-students-club/ https://eedu.jp/blog/2014/05/20/nepia-1000-students-club/#respond Mon, 19 May 2014 22:30:25 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=29421 東ティモールで衛生環境改善に取り組んでいる「nepia 千のトイレプロジェクト」。 以前「『うんちをする。ぼくらは生きている。』――nepia 千のトイレプロジェクトが6年目に突入、商品購入で東ティモールのトイレ建設を支 […]

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東ティモールで衛生環境改善に取り組んでいる「nepia 千のトイレプロジェクト」。

以前「『うんちをする。ぼくらは生きている。』――nepia 千のトイレプロジェクトが6年目に突入、商品購入で東ティモールのトイレ建設を支援」という記事でもご紹介しましたが、このたび学生クラブを立ち上げます。

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あのトップランナーが呼びかけ人

クラブを企画したのはプロジェクトの仕掛け人でもあり、ソーシャル・デザインの最前線で活躍している電通ソーシャル・デザイン・エンジンの並河進さん

「SARAYA 100万人の手洗いプロジェクト」「ハッピーバースデイ 3.11」などでご存じの方も多いかもしれません。

「学び」と「アクション」を広げていく

クラブ名は「1000 STUDENTS CLUB」。

nepia 千のトイレプロジェクトを教材に、途上国の問題を考え、どうしたら問題を広く多くの人たちに知ってもらえるのか。「学び」と「アクション」を広げていく学生有志によるクラブチームです。

1000人を目標にメンバーを募集するとのこと。よりよい社会を作るためのソーシャルデザインをトジョウエンジンで知るだけでなく、みなさんも実際に関わってみてはいかがでしょうか。

私もメンバーになっていますので、一緒に活動できること楽しみにしています!

nepia千のトイレプロジェクト「1000 STUDENTS CLUB
参加資格:学生であること(中学生以上)
活動内容

  • 1000 STUDENTS CLUB結成式(2014年6月を予定)
  • ソーシャル・デザインの勉強会(2014年6月〜11月まで複数回を予定)
  • 途上国の衛生問題への関心を広めるアクションやイベント(2014年11月19日世界トイレの日を予定)

※クラブメンバーは、上記の活動に自由に参加可能
参加方法:1000 STUDENTS CLUBのfacebookページにメッセージを送ってください

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難民キャンプに図書館ができた! わずか20分で設置できる「Ideas Box」が画期的 https://eedu.jp/blog/2014/05/07/ideas-box-refugee-camp/ https://eedu.jp/blog/2014/05/07/ideas-box-refugee-camp/#respond Tue, 06 May 2014 23:00:33 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=28721 社会問題の改善において、デザインの力が以前と比べて注目されるようになってきました。 今回ご紹介する「Ideas Box」は、NGOとデザイナーが手を組んで実現した取り組みです。 SPONSERD LINK 難民に必要なの […]

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社会問題の改善において、デザインの力が以前と比べて注目されるようになってきました。

今回ご紹介する「Ideas Box」は、NGOとデザイナーが手を組んで実現した取り組みです。

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難民に必要なのは「地域コミュニティを作ること」

人道支援物資と言えば、水、食料、シェルターなどが挙げられます。これらを確保した後に必要なことはなんでしょうか?

それは「地域コミュニティを作ること」。そのためには、情報にアクセスできることが重要だと言われています。

しかし、情報を収集し、まとめ、別の場所に送るという流れでは、その工程で多くの困難がつきまといます。この課題を理解しているフランスのNGO「国境なき図書館(Libraries Without Borders)」が注目したのが、まさに「デザイン」だったのです。

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多忙なデザイナーを動かした一通の手紙

デザインの手助けをしてほしい。でもデザイナーは多忙だから返事はないだろう…。

会長のウェイル氏はこれまでデザイナーと仕事をしたことはありませんでしたが、知っていたデザイナーにだめもとで手紙を送ってみました。

すると依頼を引き受けてくれただけでなく、プロボノとして関わってくれることになったのです。そして生まれたのが「Ideas Box」だったのです。

簡単に組み立て、持ち運べる

Ideas Boxは5種類の箱と荷役台からできています。黄色の箱は作業机やチェックインの場などハブの役割を果たすなど、色によって機能が異なります。

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オレンジ:本やボードゲーム、工作用具を収納したライブラリーの箱

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青:ディスプレイと音響装置が組み込まれ映画を上映できるシネマの箱。箱の囲いは椅子に変身

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緑:タブレット、電子書籍リーダー、ビデオカメラが入ったITの箱。囲いは子供用のテーブルに変身

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グレー:折り畳み椅子が収納されておりテーブルに変身する箱。USBハブとWi-fiを利用可能

4600万人以上の難民のもとへ

現在、世界には4600万人以上の人が強制移動を強いられているそうです。

Ideas Boxはコンゴからの難民が暮らしているブルンジ共和国に初めて導入され、現在ルワンダやレバノン、シリアなどアフリカ大湖地域の他の4つの難民キャンプでも活用されています。

そして近いうちに中央アフリカ共和国やフィリピン、パレスチナ、コンゴ、南ダルフールへと広げていく予定とのこと。今後の展開に注目したいですね。

最後にIdeas Boxを考え出したデザイナーの言葉をご紹介します。

When one has lost everything and there is nothing else left, the only thing that cannot be taken away is the ability to dream(全てを失い何も残っていなくても、夢見ることだけは奪われない)ーーPhilippe Starck

どんな状況であっても夢は持ち続けていたい、そう感じさせてくれますね。

[IDEAS BOX]

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幸せを届け、幸せをもらう配達員! ペプシが中国で展開したCSR「Happiness Package(幸せの箱)」 https://eedu.jp/blog/2014/03/31/happiness-package/ https://eedu.jp/blog/2014/03/31/happiness-package/#respond Sun, 30 Mar 2014 23:00:20 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=27016 以前、コカコーラのCSRの「EKOCENTER(エコセンター)」というキオスクをご紹介しました。今回はペプシのCSRをご紹介します。 これは中国農村部の貧しい母親たちに「Happiness Package(幸せの箱)」を […]

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以前、コカコーラのCSRの「EKOCENTER(エコセンター)」というキオスクをご紹介しました。今回はペプシのCSRをご紹介します。

これは中国農村部の貧しい母親たちに「Happiness Package(幸せの箱)」を届ける取り組みです。

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「ペプシからあなたへの、幸せのお届け物です」

中国は急速な経済成長を続ける一方、農村部には貧困から抜け出せない人が大勢います。

苦しい状況のなか家族を支える母親たちのために、ペプシがプレゼントしているのが「Happiness Package(幸せの箱)」です。

以下の映像では、その取り組みがひとりの新米配達員の目を通して描かれています。

Happiness Package-2

箱の中には、マフラーや耳あてなど、厳しい冬を乗り切るのに欠かせない品々

Happiness Package-3

突然の贈り物に誰もが笑顔をこぼします

これで貧困から抜け出せるというわけではありませんが、贈り物をもらう・届けるということ自体に幸せを感じる。そんな温かいCSRですね。

この”幸せが詰まった箱”は、「Bring a Happiness Package Home to Mothers」というペプシが行う募金活動で2人民元(約34円)の寄付をすると贈ることができるそうです。

[Happiness Package]

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中古のガラケーが教科書に! カンヌライオンズでモバイル部門グランプリに輝いた「TEXTBKS」がフィリピンで大活躍 https://eedu.jp/blog/2014/03/17/textbks-philippines/ https://eedu.jp/blog/2014/03/17/textbks-philippines/#respond Sun, 16 Mar 2014 23:00:10 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=26232 スマートフォンの普及と共に使われなくなったフィーチャーフォン(ガラパゴスケータイ:ガラケー)。 今回はそれを上手く活用し、昨年カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバルにおいてモバイル部門でグランプリに輝い […]

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スマートフォンの普及と共に使われなくなったフィーチャーフォン(ガラパゴスケータイ:ガラケー)。

今回はそれを上手く活用し、昨年カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバルにおいてモバイル部門でグランプリに輝いた「TXTBKS」を紹介します。

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フィリピンの教科書は重たい

教科書がぎっしり詰まったカバン。思い出すだけでも肩が痛くなりますが、フィリピンでは7歳の子供が毎日22冊も持ち運ばなければならないこともあるようです。

そのせいで授業が始まる前に疲れきってしまったり、背骨が変形してしまうこともあるのだとか。先進国ではタブレットなどで対応していたりもしますが、貧しいフィリピンでの導入は難しいというのが現状です。

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モノは古いけど、考え方は新しい

そこで、広告代理店DM9JaymeSyfuとフィリピン最大級の通信会社Smartが考え出したのが「TXTBKS」です。

SIMカードに教科書のデータを書き込み、使わなくなったフィーチャーフォンを教科書に生まれ変わらせることを試みました。

テキストメッセージの上限である160字に合わせて教科書を編集し直すために、6ヵ月もかけて準備がされたそうです。

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フィリピン全土展開を目指す

この「TXTBKS」のおかげで、通学カバンは半分の重さになり、出席率も95%にアップ。テストの平均正答率も90%になったとのこと。

学校側は好きなだけ無料で複製することができ、フィリピン全土での展開も期待されています。

これまであった技術にアイデアを足すことで、大きなソリューションが生まれた好事例ですね。動画も合わせてご覧ください。

[Smart TXTBKS]

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