横山 英里 | トジョウエンジン https://eedu.jp/blog 途上国のイメージを豊かにするノンストップ・デイリーマガジン Sat, 01 Mar 2014 18:58:27 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.6.15 マクドナルドの上に小さな丘!? シンガポールのとある店舗のテーマは「エネルギー効率と生物の共存」 https://eedu.jp/blog/2014/03/04/mcdonalds-singapore-green/ https://eedu.jp/blog/2014/03/04/mcdonalds-singapore-green/#respond Mon, 03 Mar 2014 23:00:00 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=25514 シンガポール、ジュロン・セントラル公園に新しくできたマクドナルドの外観は少し変わっています。 なんと天井の全面に芝が張られているのです。 SPONSERD LINK 一歩出ると、そこは生き物の棲家 このマクドナルドは、森 […]

The post マクドナルドの上に小さな丘!? シンガポールのとある店舗のテーマは「エネルギー効率と生物の共存」 first appeared on トジョウエンジン.

]]>
jurong-national-park-green-roof-mcdonalds-singapore-ong-ong-4-537x273

シンガポール、ジュロン・セントラル公園に新しくできたマクドナルドの外観は少し変わっています。

なんと天井の全面に芝が張られているのです。

SPONSERD LINK

一歩出ると、そこは生き物の棲家

このマクドナルドは、森林が青々とした80ヘクタールもの公園の一角にあり、周辺は湿地植物や様々な種類の動物たちの棲家になっているそう。

jurong-national-park-green-roof-mcdonalds-singapore-ong-ong-11

建設会社ONG&ONGが込めた想い

手がけたのは、ONG&ONGという「360°solution」をモットーに新しい建築の形を生み出している建築コンサルタント会社。

環境を配慮してデザインした形で、「エネルギー効率性」と「生息している生き物がこれからも住めるように」という願いがこめられています。

このマクドナルドの屋根はマッシュルームの形になっていて、建物ではなく郊外にたたずむ森林公園の一部として見られるようにカモフラージュされています。

jurong-national-park-green-roof-mcdonalds-singapore-ong-ong-5

気温は高くても、店内は涼しい

カモフラージュだけでは終わりません。

外からの紫外線が強くても、天井の芝が紫外線から保護、エアコンの使用を抑えられるので、都市ヒートアイランド現象の緩和と店内の温度を下げる事ができるというとても環境に優しいお店。

店内は涼しく、環境に優しい新しい形のマクドナルド。さすがGreen City、シンガポールですね。

皆さんもぜひ、シンガポールに行かれた際はジュロン・セントラル公園のマクドナルドへ足を運んでみてはいかがでしょうか。

[INHABITAT]

The post マクドナルドの上に小さな丘!? シンガポールのとある店舗のテーマは「エネルギー効率と生物の共存」 first appeared on トジョウエンジン.

]]>
https://eedu.jp/blog/2014/03/04/mcdonalds-singapore-green/feed/ 0
雨水をろ過して、きれいな水を貯める! ケニアで建設された、水と教育の問題にアプローチする新しい学校「WATERBANK school」 https://eedu.jp/blog/2013/10/06/kenya-waterbank-school/ https://eedu.jp/blog/2013/10/06/kenya-waterbank-school/#respond Sat, 05 Oct 2013 23:00:36 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=16405 ケニアの田舎の学校で、教育システムが大変革しました。 とあるイギリス人建築家がデザインした「WATERBANK school」という学校が、ナイロビ市内に建設されたのです。この学校は、「WATERBANK」という名前の通 […]

The post 雨水をろ過して、きれいな水を貯める! ケニアで建設された、水と教育の問題にアプローチする新しい学校「WATERBANK school」 first appeared on トジョウエンジン.

]]>
waterbank-schoo-pitch-africa-537x377

ケニアの田舎の学校で、教育システムが大変革しました。

とあるイギリス人建築家がデザインした「WATERBANK school」という学校が、ナイロビ市内に建設されたのです。この学校は、「WATERBANK」という名前の通り、学校内の貯蔵庫に雨水を溜めることができます。

SPONSERD LINK

水問題と教育問題に取り組む学校

学校にある貯蔵庫からは、1日5リットルほどの水を、一人ひとりの生徒に分けることが可能です。ケニアを含め、途上国では、親の女子に対する教育意識が低いこともあり、学校に行くのではなく、水汲みなどをはじめとする家事手伝いをするのが当たり前だと思われていることもあります。

しかし、この素晴らしいシステムこそが、これまでの水汲みではなく、授業への参加をはじめとする教育の機会を受けることを可能にしているのです。

WATERBANKS-by-Atopia-Research-lead

建設指導は、遠隔からのSkypeで実施

この学校は、地元の素材を用いて、地元の住民との協力によって建設されました。4つの教室があり、60人収容可能な講義室や職員室、地域の研修会が開けるスペースなども設置。また、喉が渇いているゾウから守るために、塀も建てられているという特徴もあります。

ほとんどの建設指導は、遠方からSkypeを通して行われました。様々な人の協力で立てられたこの学校には、200人ほどの生徒が通学しているとのことです。

1年で35万リットルも貯蔵可能

貯蔵庫は、校庭の真ん中にあり、600平方メートルの屋根に設置されている集水システムで得られた水を貯蔵するという仕組み。デザインチームによれば、天候次第ですが、ろ過された衛生的な水を1年間に35万リットル貯蔵できると予想しています。

このようなプロジェクトは、同じ地域でもさらに進められているそうです。ケニアでの新しい学校の形は、途上国の親たちの意識変革ができるかもしれませんね。

[WATERBANK school / Photo:PITCHAfrica]

The post 雨水をろ過して、きれいな水を貯める! ケニアで建設された、水と教育の問題にアプローチする新しい学校「WATERBANK school」 first appeared on トジョウエンジン.

]]>
https://eedu.jp/blog/2013/10/06/kenya-waterbank-school/feed/ 0