カンボジア | トジョウエンジン https://eedu.jp/blog 途上国のイメージを豊かにするノンストップ・デイリーマガジン Fri, 20 Jul 2018 14:10:06 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.6.15 日本から作り手に出会う旅へ!カンボジアのライフスタイルブランドSALASUSUの工房で働く人々の姿とは https://eedu.jp/blog/2018/07/21/salasusu_factory/ https://eedu.jp/blog/2018/07/21/salasusu_factory/#respond Fri, 20 Jul 2018 23:00:31 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=47563 日本を代表するNPOかものはしプロジェクトから今年4月に独立したカンボジア発のライフスタイルブランドSALASUSU(サラスースー)。 かものはし時代から続くカンボジア・シェムリアップにある工房でバッグやストール、サンダ […]

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日本を代表するNPOかものはしプロジェクトから今年4月に独立したカンボジア発のライフスタイルブランドSALASUSU(サラスースー)

かものはし時代から続くカンボジア・シェムリアップにある工房でバッグやストール、サンダルなどひとつひとつ手作りで生産されています。

その工房ではどのような光景が広がっているのか、実際に働いている人々の姿をうかがうためにカンボジアに足を運んでみました。

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カンボジアの村に根付いた工房を訪問

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SALASUSUの工房は、アンコールワットで有名なシェムリアップの市内から35km、トゥクトゥクを50分ほど走らせたところ、高い空のもと緑に囲まれた場所にありました。

暖かみのある木造の建物ですが、壁は風が通るように仕上げられており、なんとも涼しげなつくり。

工房に到着し、代表の青木さんに案内され工房の中へ。作り手の女性たちが働いている様子を見ながら青木さんからSALASUSUについてお話を伺いました。

SALASUSUが目指すものとは

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青木さんは16年前から代表の1人として「子どもが売られない世界をつくる」ために活動する認定NPO法人かものはしプロジェクトを経営され、その活動のためカンボジアに10年間滞在されていました。

そんな長期の滞在の中で子どもが売られてしまう問題とは異なる観点で青木さんの心を動かしたのがカンボジア女性の「生きる力」や「頑張る力」といった内面について。

かものはしプロジェクトの活動を通して実際に売春宿に売られる子どもは減っていったものの、農村には未だに様々な事情を抱えた人々がいる。つい数年前まで出稼ぎで家を離れなくてはならず学校に通えない子どもも目の当たりにしてきました。

そのような背景をもって育った子どもたちは「生きる力」や「頑張る力」といった点でその後苦労をして生活していく姿をみて、青木さんは教育が人生をかけて取り組みたいテーマとなったそうです。

ミッションが異なるため、かものはしプロジェクトとは独立してNPO法人SALASUSUを立ち上げることになりました。

SALASUSUのSALAはカンボジアの言語であるクメール語で「学校」、SUSUは「がんばって」という意味。教育の機会に恵まれなかった作り手女性たちにとって、SALASUSUの工房が、がんばることを学ぶ学校のような場であってほしいという願いが込められています。
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そのように思い至ったきっかけには一人の女性がいました。

彼女の名前はイアップ。SALASUSUの工房で縫製の技術を磨き、工房を卒業して、給料が4倍にもなる街にある工場の仕事を見つけることができました。

しかし、彼女は街に出てたった4日で工房に戻ってきてしまいます。

「街で住む場所が見つけられなかった」
「職場の人と馴染めなかった」

というのです。

日本であればいろいろな人の姿を見て学んだり、周りから応援してもらうことで「頑張る方法」を身につけています。

しかし、彼女との対話を通して、青木さんは「『頑張る力』は技術であり、環境によって左右される」と気づいたそうです。

そこで、彼女たちの秘める可能性を無駄にしないよう、「ライフスキルトレーニング」という教育を届けようと思ったのです。

ライフスキルとは

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ライフスキルとはSALASUSUを知る上で欠かせないポイント。自分の人生をしなやかに送るために必要な「頑張る力」のことで、SALASUSUではこのスキルを以下の6つの能力で定義しています。

  • 問題解決
  • 自己管理
  • 基礎リテラシー
  • 自信
  • 職業倫理
  • 対人関係

このようなスキルを伸ばすために60本以上のトレーニングを開発。毎日お昼すぎの1時間はトレーニングに当てているとのこと。トータルで就業時間のうち20%の時間はライフトレーニングに当てています。

具体的には、例えばビンゴゲームがトレーニングに取り入れられています。
職場の人の名前と性格が掛け合わされたビンゴを通して、技術以外でも人の良さにも気づけるようなトレーニングをしています。

また、この工房には基本的に2年間しか在籍できず、その2年間でものづくりを通して人と関係を築き、自分を律し、問題解決する力やその基盤となる自信や知識などのライフスキルを学ぶようにプログラムが作られているのです。

そして、このライフスキルは5段階で成績をつけており、作り手女性一人ひとりの成長を可視化しています。すぐには成長は現れないものの、5ヶ月ほどトレーニングを受けていると、成長が感じられるようになってくるそう。

そのロールモデルが実は先程のイアップさん。

トレーニングを受けているうちに、彼女自身が

「次は自分がライフスキルトレーナーになりたい」

という夢を持ち始めたというのです。

SALASUSUのライフスキルトレーニングは着実に現地の人々に根付いていました。

SALASUSUでは世界のどこでもライフスキルを享受できるように、イアップさんのように教育を受け、トレーナーを目指す人が増えるようにトレーニングに引き続き取り組んで行きます。

工房内見学

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染色されたいぐさを織る工程

青木さんからSALASUSUについてお話を伺った後は、実際に工房の中を順番に見学。

工房内では、材料のいぐさを選別する人、その選別したいぐさを染色する人、またいぐさを織る作業や、裁断する人、ミシンで仕上げる人など、様々な役割が分担されている様子がうかがえました。

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20人ほどいるミシンの作業に当たる人たちは商品やブランドごとに少数のチームで仕事に取り掛かっているそう。

そのようなチームでの仕事も対人関係やコミュニケーションの方法を学ぶひとつとなるのでしょう。

新しく仲間となる10人の新入生

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新しくSALASUSUの一員となる女性たち

また、私の訪れた日はタイミングよく1年に1回の新入生の入学式の日。新たに10代の女性たち10人がSALASUSUの仲間となりました。

入学式では代表の青木さんからのお話や先輩となる作り手女性からのお話を新入生に送り、最後はダンス付きの校歌を歌ってSALASUSUの工房の一体感を垣間見ることができました。

ここでの2年間を通してこの10人の女性がどのように成長していくのか楽しみですね。

作り手と買い手の出会い

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実際に私のバッグを作った女性からサインをいただきました!

そして、今回の訪問で楽しみにしていたことのひとつが、作り手と会うこと。

SALASUSUの商品には、生産に当たった作り手の名前がスタンプで示されています。私はカンボジアに行く前にSALASUSUのクラッチバッグを購入しており、そこにも3人の名前のスタンプが押されていました。

青木さんが実際に私の購入したバッグを作ったメンバーを呼んでくださり、対面。少々照れくさそうにしながらも優しい笑顔で迎えてくれました。

そして、実際に工房に来てくれた証にと、3人のサインをいただくことに。

作り手と出会うことで買った商品に思いが込められたようで、ただの商品ではなくプレゼントをもらったような感覚に。他のどんな商品よりも大切に使いたい、またカンボジアを離れても彼女たちを応援したいという気持ちが湧いてきました。

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今回、買い手である私と作り手をつないでくれたのはこちらの航空券を模したSALASUSUの工房行きチケット。日本でSALASUSUの商品を購入したときにいただくことができました。

チケットを手にしたときに新しい世界に飛び込むような、わくわくする気持ちが湧いてくるのは私だけではないはず。商品と共にこのチケットを手にしたときには工房を訪れようと感じていました。

ただ、実はSALASUSUの工房はこのチケットが無くても有料で見学することも可能です。現在は年間2000〜3000人程度の方が工房を訪れているそう。修学旅行など団体の方も多いようで、高校生が同年代の作り手の女性の姿を見ることで強い印象をもって帰る方も多いようです。

ぜひ、この工房を訪れるためにカンボジアに行かれるのはいかがでしょう?

工房訪問ツアーに申し込む »

ポップアップショップ実施

そして、せっかくなら商品をもって工房に行くのはいかがでしょう?自分たちが作ったバッグやサンダルなど使ってくれていたら作り手の方々も嬉しいですよね。

カンボジアに行く前に商品を見てみたい!という方は今月7月18日〜31日まで小田急百貨新宿店にてポップアップショップが実施されているのでぜひ足を運んでみてください。先着で特典もあるみたいです!

開催概要
期間:7月18日(水)〜31日(火)
営業時間:月〜土 10時〜20時半
     日 10時〜20時
場所:小田急百貨新宿店 本館2階 サンドリーズ・アレー

普段は目にすることのできない作り手の方々の姿、商品への思い入れを変えてくれること間違いなしです。ぜひSALASUSUの商品から、「作り手に会いに行く旅」に出てみてください。

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団体情報

WEB: https://salasusu.com/ja/
Instagram: @salasusu
Facebook: https://www.facebook.com/salasusufromcambodia/

SALASUSUのホームページへ »

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かものはしプロジェクトから独立して新たなスタートを切ったSALASUSU。6月6日(水)まで渋谷ヒカリエでポップアップ実施中! https://eedu.jp/blog/2018/06/02/salasusu_popup/ https://eedu.jp/blog/2018/06/02/salasusu_popup/#respond Fri, 01 Jun 2018 23:00:50 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=47355 かものはしプロジェクトのカンボジア事業部が、2018年4月1日に本部から独立してNPO法人SUSUとして新しいスタートを始めました。今回ご紹介するのは、事業の一つとして実施しているカンボジア発ブランド「SALASUSU( […]

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かものはしプロジェクトのカンボジア事業部が、2018年4月1日に本部から独立してNPO法人SUSUとして新しいスタートを始めました。今回ご紹介するのは、事業の一つとして実施しているカンボジア発ブランド「SALASUSU(サラスースー)」です。

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作り手と買い手をつなぐSALASUSU

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SALASUSUではカンボジアの農村で工房を経営しており、最貧困家庭出身の女性たちを中心に雇用し、現在60名ほどの女性たちがものづくりに携わっています。現地の雇用創出と女性の自立を目指しているだけでなく、ものづくりを通じてライフスキルといわれる“がんばる力”を身につけ、作り手の女性たちが前向きに人生を歩む力を身につけてもらうことを目指しています。

SALASUSUブランドの面白いところは、「作り手に会いに行く旅をしよう」をいうコンセプトを打ち出しているところ。SALASUSUの商品一つ一つに作り手の名前スタンプが刻まれており、「誰が自分が購入したアイテムを作ったのか」が分かる仕組みになっています。

さらに、商品を購入すると、航空券を模したSALASUSU工房行チケットをもらうことができ、カンボジアの現地の工房の作り手に会いに行く提案も行っています。

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展開商品は、「旅に持っていきたいアイテム」というテーマで、“1-Day Trip Tote” “3-Day Trip Tote” と名付け機能性も追求されたトートバッグ、カンボジア特産のいぐさをデザインに取り入れたサンダル、3シーズン活躍する手織りの大判ストールなど。全ての商品がカンボジアにある工房で、現地の女性たちによって手作りされています。

LIFE JOURNEY (人生の旅)」を切り口に、作り手と買い手がお互いの人生を応援するような関係性を紡いでいくことを目指しているライフスタイルブランド、SALASUSU。大量にモノがあふれる時代に、作り手個人と繋がる体験をプロデュースすることで、モノからコト、コトからヒトへ。新しいものづくりの形を模索しています。

現在、渋谷ヒカリエにでポップアップ開催中!売り場では、実際に作り手の紹介もしており、作り手と一緒に写真を撮影できるInstagramキャンペーンも実施中。ぜひこちらにも参加してみてはいかがでしょうか。

ポップアップ実施日程

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SALASUSUのポップアップは以下の日程で実施しています。

  • 5月24日(木)〜6月6日(水):渋谷ヒカリエ5階レストスペース 10時〜21時
  • 5月23日(水)〜6月5日(火):阪急うめだ本店 10階 フェアトレードのセレクトショップ Love&sense 10時〜20時
  • 5月31日(木)〜6月13日(水) :東急百貨店 たまプラーザ店 1階 10時〜20時
  • 5月31日(木)〜6月13日(水) :東急百貨店 吉祥寺店 EFJ内 1階 10時〜20時

期間限定となっておりますのでぜひこの機会にお越し下さい!
ポップアップの様子をみる »

団体情報

WEB: https://salasusu.com/ja/
Instagram: @salasusu
Facebook: https://www.facebook.com/salasusufromcambodia/

SALASUSUのホームページへ »

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カンボジアの青少年に技術を伝える美容師ボランティア募集中! 「未来へつなぐ夢はさみ」プログラムをご紹介! https://eedu.jp/blog/2017/03/05/yumehasami/ https://eedu.jp/blog/2017/03/05/yumehasami/#respond Sun, 05 Mar 2017 07:16:01 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=42645 美容師のみなさん、カンボジアで先生になりませんか? サロン向けのヘアケア商品を取り扱うヘンケルジャパン株式会社がカンボジアの働く機会に恵まれない15歳~18歳の青少年へ技術を伝える美容師ボランティアを募集しています! 美 […]

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図1

美容師のみなさん、カンボジアで先生になりませんか?

サロン向けのヘアケア商品を取り扱うヘンケルジャパン株式会社がカンボジアの働く機会に恵まれない15歳~18歳の青少年へ技術を伝える美容師ボランティアを募集しています!

美容師ボランティア募集の要項を見る

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日本の技術をカンボジアの若者たちへ

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今回ご紹介する「未来をつなぐ夢はさみ」は、ヘンケルジャパン株式会社が認定NPO法人国境なき子どもたちと共同で開催している社会貢献活動プログラムで、2017年6月プログラムに参加する美容師ボランティアを募集しています。

働く機会に恵まれないカンボジアの青少年達に生活支援の寄付をするのではなく、世界トップレベルの日本の美容技術を伝えることで彼らが自分の手で道を切り拓き、自立できる仕組みを作りたい。

そんな思いから2008年より開始された「未来をつなぐ夢はさみ」プログラムは、これまでにサロンオーナーや店長など経験豊かな美容師40名がボランティアトレーナーとして参加し、260名のカンボジアの青少年達に未来を切り拓くための美容技術を伝えてきました。

伝えた技術、そしてこの活動を持続可能なものにするための青少年たちへの就職支援も積極的に行なっており、実際に3名の生徒が美容サロンを開業、40名にものぼる生徒たちが美容関係の仕事に就職するなど夢への一歩を着実に歩んでいます。昨年末に新たにサロンをオープンした1名には、事業継続に必要な備品などを夢はさみ基金から贈呈する予定です。

 

“教えるだけ” “与えるだけ”では決してない。

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時にかわいそうな国、恵まれていない国などネガティブなイメージが頭に浮かぶカンボジアという国。

しかし、本当にそうでしょうか。

確かに、学ぶ機会、働く機会に恵まれない人の数は先進国日本に比べれば多いかもしれません。

それでもカンボジアには、海を超えてしまっては見えない、“今”を懸命に明るく生きるたくさんの若者がいます。

そんな彼らとの日々を過ごした過去参加者の声をご紹介します。

貧困や内戦など・・・今回の夢はさみに参加させて頂くまで、カンボジアにおける自分が持つイメージは、決してポジティブなものではありませんでした。
それがカンボジアに行ってからは一変しました。
夢はさみに参加している生徒達、カンボジアの人々、全ての方が「笑顔」でパワーを凄く感じました。
心が豊かで現在の自分の状況を悲観的ではなく前向きに日々を過ごしていると自分は捉えました。
感情は間違いなく周りに伝染します。
自分自身、美容を仕事を楽しみ、それをお客様や自社に還元していきます。

生徒達の夢や目標、モチベーションなどきっとバラバラだったと想いますが、最後のモデルカットの時に楽しく、自信をもってやっている生き生きした姿をみて、こちらが勇気付けられました。

今回この夢はさみに参加させて頂いて、美容師としてはもちろん、いろんな面ですごく勉強させて頂きました。
まず今思い返して一番印象に残っているのは、生徒達の一生懸命さです。
38度の暑い中、一日中外で練習しているにも関わらず、まったく集中力を切らすことなくみんな一生懸命カットしていました。
カンボジアでは技術を教えてもらえる環境が整っていないから、みんな教えてもらうことが新鮮で嬉しいという話を聞いて、よりこちら側も負けないように必死になりました。

ボランティアと聞くと、「恵まれない人たちに与える活動」というイメージが強い人もいるかもしれません。

しかし、この「未来をつなぐ夢はさみ」プログラムには、彼らに美容技術を伝えることを通し、普段の日本の日常では味わえないような心の中にある情熱を揺さぶられるような体験が待っているのではないでしょうか。

過去の参加者の活動報告はこちらのリンクから読むことができます。

美容技術で切り拓かれる新たな未来、夢を応援しに「未来をつなぐ夢はさみ」応募してみてはいかがでしょうか。

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「未来をつなぐ夢はさみ」募集概要

■カンボジア渡航期間
2017年6月10日~6月18日

■申し込み受付期間
2017年2月1日~3月31日(消印有効)

■選考結果通知
2017年4月10日(月)発送

■自己負担費用
合計目安12万円程度

詳細及びエントリーシートダウンロード >>

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【VOYAGE特集】いい商品を作ることが、女性たちが自信を持つ力になるように。長く愛される商品を目指してーー認定NPO法人かものはしプロジェクト 青木健太さん https://eedu.jp/blog/2016/06/22/voyage_aoki/ https://eedu.jp/blog/2016/06/22/voyage_aoki/#respond Tue, 21 Jun 2016 23:00:06 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=41484 「かものはしが新ブランドを立ち上げる」 このニュースを耳にした時、疑問に思った人は少なく無いだろう。 「子どもが売られない世界をつくる」ためにカンボジアやインドで活動する認定NPO法人かものはしプロジェクト。人身売買とい […]

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「かものはしが新ブランドを立ち上げる」

このニュースを耳にした時、疑問に思った人は少なく無いだろう。

「子どもが売られない世界をつくる」ためにカンボジアやインドで活動する認定NPO法人かものはしプロジェクト。人身売買という問題に向き合い、警察支援や就業支援など多岐にわたる活動を10年以上続けている。

彼らの活動の一つに「コミュニティー経営」という事業がある。カンボジアを代表する天然素材「い草」を使用した手作り雑貨を作り、WEBショップで販売を手がけてきた。

そんなかものはしが「新ブランドを立ちあげる」とは、どういうことだろう?

共同代表の青木健太さんにお時間をいただき、新ブランドに込めた想いを伺った。

なぜ新ブランドが生まれたのか?それによって、どんな変化が生まれたのか?

青木さんの新しい挑戦、そして素顔に迫ります。

(聞き手:丹羽真奈美)

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新ブランドSUSUを立ち上げた3つの理由

ーーかものはしプロジェクトが新ブランドを立ち上げることになりましたが、青木さん自身、団体を立ち上げてカンボジアで活動して8年ぐらいが経過していますね。8年目というなかで新ブランドSUSUの立ち上げに至った経緯からお話をお聞かせください。

1つ目の理由は、今までやってきた商品だけだと、今後、市場で残っていけないということがありました。ただ品質が少し良い、可愛いだけでは、僕たちがやっている活動全てを伝えきれない、共感して買ってもらえないと感じていました。可愛いだけの商品は、カンボジアの中だけでもどんどん生まれてくる。だから、市場に埋もれていって、売り上げが伸びていかないというのを打破したかった。

2つ目の理由が、カンボジアの事業できちんと利益を出していきたいと思ったからです。カンボジアで物を作る事業をやっていて、きちんと結果を出していくためには、力強い商品やブランドが必要ということを改めて思いました。

3つ目の理由が、2008年から、サンプルを作っては売ってということをずっと繰り返してきた。そこで、作り手の女性も、より難しいことにチャレンジできる土台というのを提供したいと思っていました。もっと作り手の想いが伝わるもので、そしてスタッフ自身がもっと使ってみたいと思うものを作っていきたかった。女性の成長と、団体の次のステージへというフェーズがあってきたからこそ生まれた新商品ですね。

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ストーリーの、その先を目指して

ーーSUSUの構想はいつくらいからしていたのでしょうか?

1年半前から新商品はという話はしていました。1年ちょっと前から具体的な話が進み、1年弱の準備期間を経て、やっと昨年の2月にローンチという流れでした。

今までは、人に商品を勧めるときに、どんな団体かということを先に話してしまうんですよね。そして、そのストーリーで買ってよとなってしまう。でも、自分が本当に使いたい、可愛い、持っていたいと思える商品を作りたいというのが、みんなの想いとしてあった。自分たちが心から、「商品が良い」「可愛い」と思える商品を作るという決意から、SUSUは生まれました。

ーーワーカーの女性たちは、新商品に対してどんな反応でしたか?

商品のサンプルを作り慣れている女性は任せて!という雰囲気。でも、なんで今さら新しいことをやらなきゃいけないのとか、自信ないからチャレンジしたくないという女性からの声もありました。

みんなが新しいことを嫌がっているというよりは、新しいことに取り組む自信だったり、新しいことを始めることに対してかかる時間、ミスなどに怖がっているイメージですね。女性の性格も本当にそれぞれなので。

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新しい技術にも果敢に一生懸命取り組む女性たち

ミッションが、仲間たちを動かした

ーーやりたくないと思っている女性には、どのような声掛けをしていったのですか?

これを解決したのは、実はカンボジア人のプロダクトマネージャーでした。人によってSUSUの新商品であるトートバッグ作りに取り組む姿勢が全然違っていたんです。そこで、ワークショップを開くことになって。そこで、なんで新しい商品にチャレンジしているかとか、クオリティが大事なのか、ミッションは何かという部分を話しました。

特にミッションという部分では、新商品がきちんと作られて売れることで、カンボジアの市場でも生き残れるし、他の女性へのチャンスにもなるし、この工房は成長できる場所になっていく、ということを説明したようで、その後からスピードが大きく変わりました。こんなに違うんだってドキドキしちゃうくらい(笑)意識が変わったことは本当に大きいですね。

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ーーカンボジアで様々な苦労があったと思うのですが、新商品の開発における苦労はまた違いましたか?

コミュニティファクトリーを立ち上げた最初の3~4年くらいは、普通に納期までに作ることに苦労しました。だから、何が作れるかとか何が縫えるかなど、できるものを作るというイメージでした。でも、新商品を作るとなると、何を作りたいか、何を作ったらお客様に受け入れてもらえるかということから先に考えるようになりました。

そうすると、今まで以上に作れるものと作りたいものとの葛藤がすさまじい。女性が頑張ったから売るのではなく、デザインで判断してしまうので、技術面とでの葛藤を乗り越えるというハードルが高かった。あとはカンボジアで手に入る素材というのも限られてしまうので、素材集めにも苦労していますね。

「頑張れ」という想いを商品に込めて

ーーSUSUを立ち上げたばかりですが、次の挑戦というのも考えていらっしゃいますか?

SUSUは赤ちゃんがハイハイしているような状態だと思っています(笑)商品数もまだ3つだし、商品としてのクオリティももっとあげていく必要があるので、もっと成長させたいです。商品を増やして、魅力を伝える仕組みをつくっていく。今年度末までに商品も11個に増える予定なので、商品を強化して、形にしていきたいと思っています。

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第一弾で開発した商品。トートバッグとサンダル

SUSUは「頑張れ」という意味なんです。だから、仕事やプライベートでも頑張りたいけど、疲れたり、落ち込んだときに商品を買ったときのことや、商品をつくっている女性を思い出してもらいたい。そんな温かい商品にしていきたんですよね。自分をリラックスさせるような感覚、それを目指していきます。

ーークラウドファンディングにかける意気込みを一言お願いします。

SUSUという新しいブランドでのチャレンジを応援して欲しいです。今までと変わったなというのを、団体のことを知っているなんとなく知っている人に理解してもらって、商品を好きになってもらいたいです。

そして、その力や応援を受けて、長く愛されるような良い商品を目指していきたい。それが、女性の満足や自信、そして技術的な成長にも繋がるので、そういったエネルギーを日本から受け取り、届けていきたいです。

(インタビュー終わり)

『VOYAGE PROGRAM』での挑戦

『VOYAGE PROGRAM』は、国際最大規模のクラウドファンディングサービスを手がけるREADYFORが新たにはじめた国際協力活動応援プログラムであり、認定NPO法人かものはしプロジェクトは第一回参加団体に選出されました。

青木さんたちは「途上国発ブランド「SUSU」で、カンボジアで頑張る農村女性を応援」というプロジェクトの成功に向け、現在活動資金を集めています。

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応援したい方・関心のある方はぜひプロジェクページをご覧ください!

青木さんたちの活動を応援する »

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「映画」×「途上国」で子供たちに夢を与える!〜World Theater Project 教来石小織さんインタビュー〜 https://eedu.jp/blog/2016/03/22/world_theater_project/ https://eedu.jp/blog/2016/03/22/world_theater_project/#respond Mon, 21 Mar 2016 23:00:16 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=40970 初めて映画を観て喜ぶカンボジアの少年 「国際協力」という言葉を聞いて、みなさんはどんな活動をイメージしますか? 学校、病院の建設や水、道路などのインフラ整備。先進国の知識を用いた農業指導や、IT技術の普及を目指した活動な […]

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初めて映画を観て喜ぶカンボジアの少年

「国際協力」という言葉を聞いて、みなさんはどんな活動をイメージしますか?

学校、病院の建設や水、道路などのインフラ整備。先進国の知識を用いた農業指導や、IT技術の普及を目指した活動など。技術の進化が著しい今日、国際協力の活動というのは以前よりも多岐にわたるものとなってきています。

今回は、World Theater Projectという「途上国に映画を届ける」活動をしている教来石小織(きょうらいせきさおり)さんの取り組みについてご紹介します。

(聞き手:小川哲志)

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映画を通して、「夢の種まき」を

現在、World Theater Projectは、現地に駐在している副代表の山下龍彦さんとカンボジア人の「映画配達人」が中心となり、カンボジアの農村地域に映画を届ける活動をしています。

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発電機を運ぶWorld Theater Projectのメンバー

「子どもたちが楽しんで観ることができる」という前提の元、目標に向かって努力する大切さを教えてくれるものや、夢の選択肢が広がるような映画を選んでいます。

電気の通わない場所でも上映ができるよう発電機を持ち込み、映画館のない場所に、スクリーンとプロジェクターを用いて即席の映画館をつくり、現地の子どもたちに映画を上映しています。活動は年々拡大しており、現在までに約100ヶ所、そして、10,000人を超える子供たちに映画を届けています。

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みんなで映画を観る子供たち

2012年に、本活動を始めた教来石さん。活動を始めたきっかけには、彼女の映画への想い、そして、一つの原体験がありました。

「将来の夢は何?」

10年前にアフリカでホームステイした際、村の少年少女にそう尋ねたところ、返ってくる答えが少ないことに気が付きました。

そして、次に訪れたカンボジアでも、各村の子どもたちにインタビューすると、返ってくる答えは「先生」「医者」「仕事に就くこと」がほとんど。子供たちから出てくる「夢」の数が日本の子供たちよりも少ないことを不思議に思いました。

そして、その理由が、周りにある憧れの職業が先生や医者しかおらず、他の「夢」を知らないからではないかと気付きました。

教来石さんは、その時、自分が子どもだった頃のことを思い出したと言います。子供の頃、教来石さんは映画の中に出てくる登場人物に憧れ、弁護士や医者、刑事など数えきれないほどの夢を持っていたそうです。

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代表教来石さんとカンボジアの少女

自分が子供の頃、映画を観てたくさんの「夢」を持ったように、途上国の子供たちにももっといろんな「夢」を持ってほしい。

こうして、教来石さんは映画を通して、途上国の子どもたちに夢を届ける活動をはじめました。

ストーリーが持つちから

World Theater Projectの「途上国に映画を届ける」活動の裏には、教来石さんの一つの強い想いがあります。

「ストーリーは、人を、そして社会を変える」

活動を始めてから、教来石さんはある一人のカンボジア人のストーリーを知り、その想いを強くしました。

それは、カンボジアで日本語ガイドの仕事をしているリアさん。World Theater Projectを支援している日本人の方から教来石さんの活動の話を聞き、応援してくれるようになりました。

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左・リアさん、右・教来石さん。シェムリアップのゲストハウスの前にて

農村の村に生まれたリアさんは、裕福とは言いがたい家で育ちました。そんな中、リアさんのお母さんはリアさんを学校に通わせました。リアさんが「学校に行かずに家の手伝いをしたい」と言っても学校に行くように言い聞かせたそうです。当時リアさんの村では、「学校に行く」ことの大切さを知らない親たちが多く、リアさんのお母さんは「家の手伝いをさせずに学校に行かせるなんて馬鹿みたい」と言われていたそうです。

「それでも私がリアにしてあげられることは、勉強させることしかなかった」とリアさんのお母さんは涙を浮かべ当時のことを振り返ります。

リアさんは懸命に勉強を続け、学校を卒業し、カンボジアでは安定した職の一つとされる日本語ガイドとして活躍するようになりました。今はお母さんを都会に呼び寄せ、立派な家に住んでいます。

リアさんとお母さんのサクセスストーリーは、やがてリアさんの村に広がっていきました。現在、村の親たちは子どもたちに「リアみたいになりなさい」と言って学校に行かせているそうです。

リアさんのストーリーは村人の教育に対する考えを変え、ひいては、その村を変えることができたのです。

「ストーリーには、人を、そして社会を変える力がある」

ストーリーを伝えることができるコンテンツの中でも、映画の力は大きいと教来石さんは言います。教来石さんたちが届けている映画コンテンツは全て、権利元と交渉し、上映権を得た上で、現地のクメール語吹替え版を作成しているものです。字幕ではなくあえて吹き替えにすることで、まだ字を読むことができない子でも、映画を楽しむことができているそうです。

幼い頃から映画が大好きだった教来石さんの想いは、今、映画とともに途上国へと届けられています。

映画を通して、先進国と途上国を結ぶ

カンボジアから始まったWorld Theater Projectは、今後活動を広げ、他の途上国の子どもたちにも継続的かつ定期的に良質な映画を届けていくべく奮闘中です。

課題は活動を支えるための活動資金。World Theater Projectでは、継続的に活動を支援してくださる寄付会員を募集しています。

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World Theater Projectの会員証

食糧やワクチンなど、生きる上で必要なものを提供する活動ではないWorld Theater Projectの活動は、なかなか理解を得るのが難しく、寄付が集まりにくいというのが現状です。

そのような現状の中、World Theatre Projectは、ある一つのテーマのもとでファンドレイジングを行っています。

「映画を通して、先進国と途上国を結ぶ」

先進国で映画を観たら、そのお金の一部が団体の寄付になり、そして、そのお金で途上国の子供たちに映画が届けられる。そのような、先進国に住む人も途上国に住む人も映画を楽しむことができるモデルを構築しようとしています。

他にも、日本国内で映画関連のイベントを多数開催し、一部の参加費を団体の活動費としてカンボジアへと送っています。今まで、「スター・ウォーズ」や「パディントン」など様々な映画をテーマにしてイベントを開催してきました。

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団体が主催した『スター・ウォーズ』イベント。中央にいるのが、スター・ウォーズ第一人者の河原一久さん、映画パーソナリティの伊藤さとりさん

また、収益の一部を寄付してくださる映画上映会や映画イベントを開催している他団体との提携も行っており、途上国の子供たちに映画を届けられる仕組みづくりを様々なアプローチで行っています。

また、本インタビューにご協力してくださった教来石さんが執筆された本が先日、出版されました。団体がどのように設立され、その後、どんな活動をしてきたのか。3年半のことが綴られた『ゆめの はいたつにん』(センジュ出版)が発売されています。収益の一部は団体への寄付となるとのこと。興味を持たれた方はぜひ手にとってみてください。

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代表教来石さんが書いた『ゆめの はいたつにん』

「映画を通して、先進国と途上国を結ぶ」

年会会員として寄付を行ったり、単発での寄付をするだけでなく、映画関連イベントを開催するスタッフをやったり、団体のイベントに参加するなど、World Theater Projectへの関わり方は様々あります。

ぜひ今回紹介した活動を応援したい、もっと知りたいという方は、団体のホームページをご覧ください。

この団体のホームページを見る »

この団体に寄付をする »

『ゆめの はいたつにん』を買う »

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僕たちが世界の何かを変えてやる!日本の障がい児童たちがカンボジアの子どもたちに日本語教科書を届けるプロジェクト https://eedu.jp/blog/2016/01/14/cambodia-bokupuro/ https://eedu.jp/blog/2016/01/14/cambodia-bokupuro/#respond Thu, 14 Jan 2016 08:15:07 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=40663 「途上国と比べると、日本の子どもたちは恵まれているよなあ」なんて言葉を聞くこともありますが、本当にそうでしょうか? 将来の選択肢が少ないのは「途上国の子ども」だけではありません。私たちが生活する日本にも、途上国の子どもた […]

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「途上国と比べると、日本の子どもたちは恵まれているよなあ」なんて言葉を聞くこともありますが、本当にそうでしょうか?

将来の選択肢が少ないのは「途上国の子ども」だけではありません。私たちが生活する日本にも、途上国の子どもたちと同じような境遇の子どもたちも実はいるのです。

今回は、【僕たちが世界の何かを変えてやる】プロジェクト(以下、僕プロ)の活動をご紹介いたします。

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学ぶ機会を提供することで、将来の選択肢を広げたい

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カンボジア・アンルンピー村。ここにはカンボジア中のゴミが集まり、ゴミ山で一生を終える子どももいます。

しかし、好んでこのゴミ山で働いているわけではありません。学校へ通い、勉強することができるのなら、夢を見つけて前に進んでいきたい子どももたくさんいます。

そこで僕プロは、このカンボジアの子どもたちに日本語教科書をプレゼントすることにしました。世界遺産のアンコールワットもあるカンボジア・シェムリアップ州は、毎年日本から訪れる人数が15万人を超え、日本語ガイドは収入の高い職業のひとつとして考えられています。成長著しいカンボジアでは、日系企業がこれから増えていくことも予想されるので、日本語ガイド、日本語通訳の仕事の需要は増えていきます。

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日本語を学ぶ機会を届けることで、「夢を持つキッカケ」をプレゼントします

このプロジェクトに挑むのは、似たような境遇にある日本の障がい児童たち

カンボジアの子どもたちの夢を応援するこのプロジェクト、実はカンボジアの貧困問題を解決することだけが目的ではありません。日本語教科書を現地に届けるのは、「日本の障がい児童たち」です。

国内の障がい児童の数はものすごい勢いで増えています。彼らの未来の選択肢もカンボジアの子どもたちのように少なく、学校に居場所や楽しみを見出せず不登校になったり、高等養護学校を卒業し、障害者就労支援の作業所などで働いたりする子どもがほとんどなのが現状です。

そんな子どもたちが主体となってプロジェクトを行うことで、「誰かのためにできること」が自分たちにもあることを知ってほしい。カンボジアの子どもたちを支援するだけではなく、僕プロは日本の障がいを抱える子どもたちにも煌めくような熱い経験をさせてあげるべく、活動しています。

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街頭募金で声を枯らす子どもたち

そんな僕プロは今、クラウドファンディングサイトREADYFORで、このプロジェクトのための資金調達を行っています。

プロジェクトページでは障がいを抱える日本の子どもたちがカンボジア支援に奮闘する姿がより詳しく描かれていますので、ぜひご覧になってみたください!

クラウドファンディングで応援する »

[READYFOR]

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書きそんじハガキで、カンボジアの子どもたちを学校に!ユネスコ世界寺子屋運動の取り組みをご紹介 https://eedu.jp/blog/2016/01/07/new-year-card-cambodia/ https://eedu.jp/blog/2016/01/07/new-year-card-cambodia/#comments Thu, 07 Jan 2016 01:59:58 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=39873 みなさん、今年は年賀状を書きましたか? 普段なかなか会えない人や毎日会ってる人に、改めて挨拶の便りを送るのは楽しいものですよね。 しかし、ちょっとした間違いで年賀状を無駄にしてしまうことも。 今回は、そんな書きそんじた「 […]

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書き損じはがきキャンペーンポスター1

みなさん、今年は年賀状を書きましたか?

普段なかなか会えない人や毎日会ってる人に、改めて挨拶の便りを送るのは楽しいものですよね。

しかし、ちょっとした間違いで年賀状を無駄にしてしまうことも。

今回は、そんな書きそんじた「ハガキ」で、途上国支援ができるユニークなプロジェクト「ユネスコ世界寺子屋運動 書きそんじハガキキャンペーン 2016」をご紹介します!

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25年間で130万人の子どもたちに教育を

寺子屋

キャンペーンを通して建てられた寺子屋

公益社団法人日本ユネスコ協会連盟では、ハガキが11枚集まるごとに、カンボジアの子ども1人が1ヶ月学校に届けることができるキャンペーンを行っています。

このキャンペーンは、ハガキを集め始めてからなんと今年で26年目。

この25年間で、43か国1地域で約130万人の子どもたちが学校で学ぶ機会を届けることができました。

使えなくなったハガキを送るだけで、子どもたちに学校に行く機会を届けることができるなんて嬉しいですよね。

都道府県別ランキングの1位は・・・?

都道府県別ランキング

そして、このキャンペーンでは都道府県別ではがきの回収枚数のランキングトップ10を発表しています。

昨年の最も回収枚数が多かった県は「鹿児島県」!

鹿児島県では、県全体でこのキャンペーンを盛り上げていたそう。

1位の鹿児島県に続き、2位は富山県、3位は大分県、4位は岩手県、5位は群馬県となっています。

自分が住む都道府県や自分の出身地がランクインしているとなんだか嬉しく感じますよね。

このキャンペーンはチラシをインターネット上でダウンロードすることも可能ですので、今年は周りの友達を誘ってみて、自分の住む都道府県全体を盛り上げるのもいいかもしれません。

参加方法

書き損じはがきキャンペーンポスター

参加方法はとっても簡単。

書きそんじハガキ(未使用切手、プリペイドカード、金券なども可能)を封筒に入れて、住所、お名前を記入して、送るだけ!

送る宛先は次の住所になっています。

日本ユネスコ協会連盟 書きそんじハガキT係 宛
〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-3-1 朝日生命恵比寿ビル12F

書きそんじのハガキを送るという簡単なことで、学校に通うことのできない子どもたちに「教育の機会」を届けることができます。

みなさん、ぜひハガキは捨てずに送ってみてくださいね!

キャンペーンについてもっと知る»

[Photos by 書きそんじハガキキャンペーン2016]

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【目標まであと少し】カンボジアで美しい手織りシルクをつくるソーシャルブランド「メコンブルー」の新しい挑戦 https://eedu.jp/blog/2015/08/11/ethical-cambodia-mekong-blue/ https://eedu.jp/blog/2015/08/11/ethical-cambodia-mekong-blue/#respond Tue, 11 Aug 2015 12:03:54 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=39082 以前トジョウエンジンでもご紹介させていただいたカンボジアのシルクブランド「メコンブルー」。 ソーシャルプロダクトアワード2015受賞作品にも選ばれ、ご存知の方も多いことでしょう。 今回は、そんなメコンブルーが現在行ってい […]

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以前トジョウエンジンでもご紹介させていただいたカンボジアのシルクブランド「メコンブルー」

ソーシャルプロダクトアワード2015受賞作品にも選ばれ、ご存知の方も多いことでしょう。

今回は、そんなメコンブルーが現在行っているクラウドファンディングの挑戦についてご紹介します。

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ソーシャルブランド「メコンブルー」

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まず、はじめに「メコンブルー」の取り組みについて簡単にお伝えします。

メコンブルーは、カンボジアの手織りシルクブランド。

チャンタ・ヌグワンさんというカンボジアの女性が「読み書きのできない女性に、職人として技術を身につけてもらうことで、尊厳をもたらし、貧困からも解放したい」という思いから立ち上げました。

今年の3月には、クメールの伝統技術をもとにした色と織りの美しさ、さらに現代のファッションに取り入れやすいデザインとなっていることや、読み書きのできない女性の自立につながる持続的な仕組みになっていることが評価され、ソーシャルプロダクツ賞を受賞しました。

カンボジアの伝統を守りたい。立場の弱い女性を支援したい。その思いを叶えるために、現代風のデザインでブランドとして確立している「メコンブルー」

女性支援への思いとデザインに対するこだわりが両方つまっていて、とても素敵ですよね。

クラウドファンディング挑戦中

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そんな「メコンブルー」は、新たな挑戦をしようとしています。

一見、安定してそうなメコンブルーですが、課題がないわけではありません。

現在向き合っている大きな課題は、平織りというシンプルな技術しか持っていないため、デザインのバリエーションに限界があること。

そこで、この課題を「技術支援」によって解決するプロジェクトを立ち上げ、現在クラウドファンディングで活動資金を集めています。

このプロジェクトでは、東京藝術大学で染織を専門に学ばれた海老塚季史さんを講師として派遣し、一週間の集中講座を開いて新たな技術を伝授することを計画しています。

カンボジアの生産者さんたちのためにも、ぜひ新しい技術を送りたいですよね。

このプロジェクト成功に向けて、すでに沢山の方がクラウドファンディングで応援しています。

パタゴニア日本支社長・辻井隆行さんや、フリーアナウンサー・末吉里花さん、特定非営利活動法人インビジブル・林曉甫さんなど、かなり著名な方々からのメッセージを読むと、ますますメコンブルーを応援せずにはいられなくなります。

気になる方はぜひ読んでみてください!

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パタゴニア日本支社長・辻井隆行さん

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フリーアナウンサー・末吉里花さん

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特定非営利活動法人インビジブル・林曉甫さん

いかがでしたでしょうか?

目標達成まであともう少し。

メコンブルーの挑戦に共感された方は、ぜひ応援しましょう!

メコンブルーのクラウドファンディングを応援する »

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カンボジアの地方に、スマホを用いて”学びのキカイ”を届ける「EDUCA」 https://eedu.jp/blog/2015/07/01/educa/ https://eedu.jp/blog/2015/07/01/educa/#comments Wed, 01 Jul 2015 04:00:43 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=38738 みなさんは「学校教育で一番重要な科目は?」と聞かれたら、どの科目を答えますか? 「数学だ」と答える方もいらっしゃるかもしれませんし、「いや、英語だ」と答える方もいらっしゃるでしょう。人によって「国語」「化学」「世界史」等 […]

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みなさんは「学校教育で一番重要な科目は?」と聞かれたら、どの科目を答えますか?

「数学だ」と答える方もいらっしゃるかもしれませんし、「いや、英語だ」と答える方もいらっしゃるでしょう。人によって「国語」「化学」「世界史」等々、文系・理系問わず様々な科目が挙がりますよね。

そんな中、観光が発展しており、多くの外国企業の参入が続くカンボジアでは、「英語」が最重要なスキルになっています。

職業選択においても英語ができるかどうかで大きな差が生じているだけでなく、クメール語で発信される情報が少ないため、インターネット上で英語の情報にアクセスできるかどうかによっても格差が生まれています。

今回は、英語の先生が圧倒的に少なく、勉強するための教材も手に入りにくいという教育課題を抱えるカンボジアの地方で、スマートフォンを活用した英語学習の機会創出に取り組んでいる「EDUCA」をご紹介します!

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スマホで始まる教育革命

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「EDUCA」は、カンボジアの地方にスマホを用いた英語教育を届けるプログラムです。現在はコンポンスプー州にある、チャンボック村に住む中高生を対象にしています。

先進国で使わなくなったスマホスマホやタブレット等のデバイスを回収し、現地で作成した動画による英語学習コンテンツを挿入して地方の生徒たちに届けます。

また、デバイスを届けて終わりではなく、その村のOBや現地NGOと協力して、生徒たちの勉強のサポートも行っています。具体的には、生徒たちが困った時に質問できるような環境や、学習内容を共有することのできる機会を毎週設けています。

カンボジアと日本のかけ橋になる

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「EDUCA」は、“学習のキカイ”を届けるとともに、遠く離れた人と人の心を繋げる取り組みでもあります。日本のスマホ提供者とカンボジアの生徒が、スマホという媒体を介してメッセージや写真を送りあう。また、生徒の学習状況もいつでも閲覧可能で、アドバイスを送ることもできる。

「2017年までに、現地の人が主体となって1000人の生徒に“学習のキカイ”を届ける」という目標を掲げているEDUCA。これからの展開に注目です。

最新の活動を知りたいという方は、ぜひ「EDUCA」のFacebookページもチェックしてみてください!

[EDUCA]

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食べられる「幸運の鉄の魚(Lucky Iron Fish)」が貧血を治してくれる!カンボジアのユニークな取組みをご紹介 https://eedu.jp/blog/2015/05/22/anemia-iron-fish/ https://eedu.jp/blog/2015/05/22/anemia-iron-fish/#respond Thu, 21 May 2015 23:00:28 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=38450 世界では約20億人が鉄分が不足して貧血に苦しんでいます。 今回はそんな貧血を治すユニークな取組み「幸運の鉄の魚(Lucky Iron Fish)」をご紹介します! SPONSERD LINK 食べられる鉄の魚! 「幸運の […]

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世界では約20億人が鉄分が不足して貧血に苦しんでいます。

今回はそんな貧血を治すユニークな取組み「幸運の鉄の魚(Lucky Iron Fish)」をご紹介します!

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食べられる鉄の魚!

「幸運の鉄の魚(Lucky Iron Fish)」はカナダのクリストファーチャールズ氏が発明したものです。

この鉄の魚を食べることで、貧血を治すことができるとのこと。一体どうやって食べるのでしょうか?

まず、お湯やスープとともに鉄の魚を最低10分茹でます。

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そのあと鉄の魚を取り出して、鉄分の吸収率をあげてくれるレモンの汁を加える。たったこれだけです!

食事に鉄の味がうつることもなく、さらに鉄の魚は何度も使えるとのこと。鉄の魚を使用すると、大人が取るべきとされる鉄分の75%を摂取することができるのです。

ただ料理と一緒に茹でるだけで鉄分が摂取できるようになるなんてすごいですよね。

持続可能な形で、多くの人に健康を

さらに、この鉄の魚を制作するまでの過程も素晴らしいものとなっています。

カンボジア人の雇用が増えるように、鉄の魚の制作・パッケージの制作・最終仕上げも全てカンボジア人が行っています。

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鉄を型に流し込み制作する

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パッケージは全てハンドメイド

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パッケージ完成品

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最終仕上げ作業は障害のある人が1つ1つ丁寧に行う

「持続可能な形で、多くの人に健康を」

クリストファーチャールズ氏の思いは、カンボジアに留まらず、さらにより多くの人々に健康を届けること。

魚の形をしているということで、様々な国の人々にとっても使い易いものとなっていると彼は語ります。

可能性を秘めた幸運の鉄の魚。今後の活躍が楽しみですよね!

「幸運の鉄の魚(Lucky Iron Fish)」のことについてもっと知りたい方はぜひこの動画をご覧下さい。

[[Bored Panda]]

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