マラウイ | トジョウエンジン https://eedu.jp/blog 途上国のイメージを豊かにするノンストップ・デイリーマガジン Sun, 27 Aug 2017 14:45:39 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.6.15 国際協力?地域活性化?次の挑戦は「途上国と日本の地方の若者の共成長」です! https://eedu.jp/blog/2017/08/25/shiigi_murc_challenge/ https://eedu.jp/blog/2017/08/25/shiigi_murc_challenge/#respond Fri, 25 Aug 2017 00:04:02 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=44971 みなさん、こんにちは。e-Education海外事業担当の椎木です。前回の記事では将来の進路に悩む学生の皆さんに向けて「あなたは山登り型?それとも川下り型?今、将来に悩む学生へ伝えたい「自己対話」の大切さ」について紹介さ […]

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みなさん、こんにちは。e-Education海外事業担当の椎木です。前回の記事では将来の進路に悩む学生の皆さんに向けて「あなたは山登り型?それとも川下り型?今、将来に悩む学生へ伝えたい「自己対話」の大切さ」について紹介させて頂きました。今日は途上国での現場経験を積んできた私だからこそ気づいた、日本の地方の魅力についてお届けしたいと思います。

援助の在り方ってなんだろう?

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整理整頓に取り組む先生

2年間協力隊として派遣されていたマラウイ。アフリカの中でも青年海外協力隊の派遣歴史は長く、安全とも言われ、派遣隊員数も多いマラウイですが、何故か今でも「アフリカ最貧国」と呼ばれています。

内陸国のため国独自の資源がなく、経済が発展しにくかったマラウイ。自国の資金では事足りず、いつしか他国からの援助に頼りがちになってしまっていました。ハード面の支援ではなくソフト面の支援=現地の人材育成が醍醐味である青年海外協力隊員は、いつも他国の支援の仕方と比較をされ、いつしか隊員間では「マラウイは援助慣れしすぎているせいで自助努力が欠如している。だからこそ、この国の開発が進まないのでは?」と言われるようになっていました。

そのせいか、「I’m poor.」というのが口癖なマラウイ人。もちろん地域にもよりますが、私が関わっているマラウイ人はきちんと服を着ることができていて、ご飯も家族と毎日食べることができている現地の人たち。私が想像してきた「貧困」という言葉のイメージとは似つかず、援助のあり方を日々考えさせられた時間でもありました。

変わらない良さがここにはある

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子どもたちの最高の笑顔!

そんなマラウイですが、私が現地で2年間生活して見えてきたものがあります。それは、「何よりも家族の時間を大切にし、コミュニティの絆が深い」ということです。

自給自足で野菜や主食となるメイズを生産し、家族内が無理であれば親戚同士、ご近所間で助け合って子どもたちの教育費を負担する。未来を担う子どもたちに必要な学校運営や、各家庭の収入向上のために必要な農業はコミュティ全員で一致団結して取り組む。

そんな地域全体で子どもを守り、支え合いながら生活をしていくマラウイの暮らしが私は大好きです。これは、開発が進みにくいからこそ見えてくるマラウイの変わらない良さであり、現代の日本が失いつつあるポイントだと気づくようになりました。

途上国と日本の地方の現状が似てる?若者の力を育てたい理由

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自然豊かな地元の風景

マラウイでの生活や教育現場での経験から、隊員としての活動任期を終えて気付かされたことがあります。それは、途上国と日本の地方の状況が似ているということです。雇用が少ない地方では、雇用を求めて若者は進路決定とともに都市部へと流出し、どんどん過疎化が進んでいる状況であり、先進的な教育の発展に遅れを取りつつあります。

しかし、その一方でそんな地方だからこそ根付いている良さがあります。それはマラウイで感じていた、「コミュニティで子ども育てる」という温かさと「地元に対する深い愛情」です。

このような環境で育つ若者こそ、私はこれからの日本に必要不可欠な存在だと考えるようになりました。それはe-Education事業を通じて、バングラディシュの村の若者が大学へと進学し、自国の教育改革を起こす発起人となっているように、日本の地方においても、若者の力が地域の新たな雇用を生み出したり、その地域の良さを活かしながら発展へとつなげていく大きな原動力となっていくと私は信じています。

そんな若者の可能性を広げたい、応援したいというのが私の強い想いでもあります。

だからこそ次なる目標は「共成長」!!e-Education職員の知られざる活動舞台

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児童館でのweb交流の様子

その私の想いをきっかけに動き始めた新たなe-Educationとしての国内教育事業の一つが「日本の地方と途上国を繋ぐWeb交流」です。
この事業を行うことになったきっかけは、前回の代表コラムでも取り上げていただいた三菱UFJリサーチ&コンサルティング主催のソーシャルビジネス支援プログラムの採択でした。

現在はプロボノの皆さんにお手伝いしていただきながら、この国内教育事業をさらに拡大していけるための事業計画の策定等を行っています。また、実際に島根県の吉賀町の高校生にむけた夏期講習の場で講演をさせていただいたり、私の地元である山口県周南市の児童館で小学生を対象としたweb交流イベント開催しています。

実際に現地を経験している当事者から話を聞いたり、インターネットを通して顔を見ながら途上国の子どもたちと対話する経験を通じて、日本の若者にもっと夢や希望を届けることができればと思っています。

私の想いやe-Educationのこれまでの活動に賛同してくださり、今回のように団体としての新たな挑戦を応援してくださる仲間がいること、この出会いやきっかけを持てたことに感謝するばかりです。

まだまだ駆け出したばかりの新人職員ですが、失敗や壁にぶち当たりながらもこれからも走り続けていきます。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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途上国に広がるDIY型シューズ! マラウイ発の課題解決アイデアを紹介 https://eedu.jp/blog/2014/03/29/klem-project-malawi/ https://eedu.jp/blog/2014/03/29/klem-project-malawi/#respond Fri, 28 Mar 2014 23:00:37 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=26776 トジョウエンジンでは、One for Oneの「TOMS」や折り紙のように折って作れる「UNifold」など、これまでも途上国で活用を目指した画期的な「くつ」の紹介をしてきました。 今回は、マラウイの人々の感染症予防と雇 […]

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トジョウエンジンでは、One for Oneの「TOMS」や折り紙のように折って作れる「UNifold」など、これまでも途上国で活用を目指した画期的な「くつ」の紹介をしてきました。

今回は、マラウイの人々の感染症予防と雇用を作るくつ「Klem(クレム)」を紹介します。


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「先進国の団体の40%は途上国の援助をしている」ことをみなさんは知っていますか?

この画期的でおしゃれなくつをマラウイに広まれば、自分たちの手で健やかに生きていくことが可能になるかもしれません。

くつの材料はマラウイ産のタイヤや米のはいった袋。こんな簡単に自分の足にピッタリのくつが作れます。

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もう薬いらず、感染症予防にもなる

靴がない生活。想像してみると、足の裏がカチコチになりそうです。このくつは「感染症の予防」にもなります。

「予防」という観点はとても重要。病気になってしまうと医療費や薬代などが家計を圧迫してしまい、さらに貧困の連鎖に陥ってしまうからです。

このように、途上国に広がるDIY型のものには引き続き注目していきたいと思います。

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テキストメッセージが、いかにしてマラウイにおける栄養失調を救うのか? https://eedu.jp/blog/2014/03/15/text-message-malnutrition-malawi/ https://eedu.jp/blog/2014/03/15/text-message-malnutrition-malawi/#respond Fri, 14 Mar 2014 23:00:06 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=26081 アフリカ南東部に位置するマラウイ。 とある地方のヘルスセンターでは、子どもの栄養失調の検査にテキストメッセージ(SMS)が活用されているとのことです。 SPONSERD LINK 医者不足と栄養失調を解消するテキストメッ […]

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アフリカ南東部に位置するマラウイ。

とある地方のヘルスセンターでは、子どもの栄養失調の検査にテキストメッセージ(SMS)が活用されているとのことです。

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医者不足と栄養失調を解消するテキストメッセージ

地方の検査結果をマラウイの首都リロングウェの病院に送られるという仕組み。IDナンバーや誕生日、体重、 慎重、腕の周囲などの記録で管理します。

毎週250人くらいのお母さんたちが5歳以下の子どもたちを連れてきており、検査した子どもが栄養失調の場合は、できるだけ早くサプリメントを送るようになっているのです。

マラウイでは1人の医者が44,000人にあたらなければいけないほど医者不足で、栄養失調にかかる子どもも多くいます。そんな中、ネット技術の普及に伴い、今回紹介したようなテキストメッセージの活用が期待されます。

テキストメッセージは、医療はもちろんのこと、様々な分野で活用されています。ぜひ以下の記事もご覧になってみてはいかがでしょうか。

[Mashable]

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【絶景Q】No.149 世界遺産にも認められたアフリカで3番目に大きな湖!マラウイの「マラウイ湖国立公園」 https://eedu.jp/blog/2013/10/16/zekkei_q149/ https://eedu.jp/blog/2013/10/16/zekkei_q149/#respond Tue, 15 Oct 2013 23:30:09 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=17192 海も良いですが、湖も良いですよね。 今回ご紹介する「マラウイ湖」は海に負けないほど沢山の魚がいることで有名なアフリカの中でも人気の観光スポットです。 海が好きな方もきっと満足できる神秘の湖をご紹介しましょう。 SPONS […]

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海も良いですが、湖も良いですよね。

今回ご紹介する「マラウイ湖」は海に負けないほど沢山の魚がいることで有名なアフリカの中でも人気の観光スポットです。

海が好きな方もきっと満足できる神秘の湖をご紹介しましょう。

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「湖のガラパゴス諸島」と名高い魚のパラダイス

マラウイ湖は海にも似た巨大な湖。長さ560km、幅は最大で75kmと、四国の1.5倍ほどの大きさです。面積はアフリカで3番目に大きく、深さはアフリカで2番目と、大陸最大級の湖になります。

あまりに大きく、隣国のタンザニアやモザンビークにまたがっていますが、マラウイの南側の一部が国立公園に指定されていることもあり、観光のハイライトはやはりマラウイです。

世界遺産にも登録されたマラウイ湖国立公園。その魅力は何といっても、500種以上の魚です。そのほとんどがマラウイ湖の固有種であり、ここでしか見ることができない魚の世界が広がっているのです。

300万年前、この湖には1種類の魚しかいなかったとのこと。これが数百種類へ進化したことを考えると「湖のガラパゴス諸島」の異名も納得です。

周りの環境に適応するように独特の進化を届けた魚たち。とくにシクリッドという魚は、危険を察すると親が子どもを口の中へ避難させるという変わった習性を持っています。

サバンナが動物のパラダイスなら、マラウイ湖は魚のパラダイス。魚たちが描く湖のドラマ、ぜひ見てみたくないですか?

(photo credit: Lisa de Vreede via photopin cc)

次回の絶景Q〜ここはどこでしょう?〜

この「絶景Q」のコーナーでは、毎回途上国の素敵な景色をクイズ形式で紹介していきます。

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第150問は、こちらの写真。次も湖ですが、今度はかなり高い場所にある湖です。この絶景スポットは次の記事で紹介しますので、どうぞお楽しみに!

正解を見る »

▼「絶景Q」を最初から楽しみたい方はこちらから!

この画像をクリックしてください

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救急車が子どもの遊び場に!? マラウイのとある病院に登場したユニークな公園 https://eedu.jp/blog/2013/04/20/hildrens-ambulance-playground/ https://eedu.jp/blog/2013/04/20/hildrens-ambulance-playground/#comments Fri, 19 Apr 2013 23:00:22 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=5779 アフリカは南東部に位置するマラウイ共和国。普段あまり耳にしないこの国でユニークなアイデアが登場しました。今回はこのグッドアイデアに関して紹介していきたいと思います。 SPONSERD LINK 写真にあるのはマラウイの地 […]

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アフリカは南東部に位置するマラウイ共和国。普段あまり耳にしないこの国でユニークなアイデアが登場しました。今回はこのグッドアイデアに関して紹介していきたいと思います。

SPONSERD LINK

写真にあるのはマラウイの地方の病院に登場したユニークな公園。なんと救急車を再利用した遊具が設置されているのです。

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不要になった救急車を再利用

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車いすの子でも入れるようにスロープもついてます

救急車の上にはすべり台、前にはブランコ、中には運転席に、ベンチ。スロープもついてバリアフリー設計にもなっています。

廃車の再利用という環境問題の目線と病院でなかなか遊べない子どもの交流を促すような遊び場づくりという部分をつなげた素晴らしいアイデアです。

アフリカでしかも病院という場所でこのような鮮やかなアイデアが生まれていくのはとても良いことだと思います。

[designboom]

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