ミャンマー | トジョウエンジン https://eedu.jp/blog 途上国のイメージを豊かにするノンストップ・デイリーマガジン Tue, 09 Jan 2018 11:30:48 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.6.15 ミャンマーで注目のスタートアップ!クラウドソーシングサイト「Chate Sat」 https://eedu.jp/blog/2018/01/09/myanmar-startup-chatesat/ https://eedu.jp/blog/2018/01/09/myanmar-startup-chatesat/#respond Tue, 09 Jan 2018 11:30:48 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=46420 皆さん、こんにちは。e-Education初代ミャンマー担当の小沼です。実は、2017年の9月にミャンマーへ戻ってきました。自分で、IT関係の仕事を立ち上げているため、ミャンマーの起業家とお会いする機会があり、皆様にも共 […]

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皆さん、こんにちは。e-Education初代ミャンマー担当の小沼です。実は、2017年の9月にミャンマーへ戻ってきました。自分で、IT関係の仕事を立ち上げているため、ミャンマーの起業家とお会いする機会があり、皆様にも共有出来たらと思い、今、この記事を執筆しています。ご紹介する企業は、ミャンマーのクラウドワークスこと、「Chate Sat」です。

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姉妹が始めたスタートアップ「Chate Sat」とは!?

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数千万円の資金調達を行い、勢いに乗る「Chate Sat」

実は、この企業、CEOとCFOは姉妹なのです。CFOがフリーランサーで仕事をしていた際、効率的な仕事を得られなかったり、細切れの仕事を外へアウトソースが出来ない原体験から、クラウドソーシングサイトを作ろうと思い至ったそうです。

2016年には、ミャンマーのアクセレータープログラム「Phandeeyar」に参加し、シード資金250万円を獲得。その後、ユーザーが増えているため、資金調達し、現在9名で仕事を回しているそうです。

心の支えのPhandeeyar

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CFOのShweさんは、起業していく中で、一番大変な時に心の支えになったのは、同じ起業家がたくさんいるPhandeeyarの存在だったそうです。登記する際の注意点やメンターからのアドバイス、そして同じオフィスにいる同じ起業家達。

こういったコミュニティーがなければ、今の自分達はないとインタビュー時に仰っていました。

資金の使い道は?

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まだまだ小さなサービスの「Chate Sat」ですが、これから資金調達した資金を使用して、採用の拡大、マーケティングに力を入れていくようです。ミャンマー初のクラウドソーシングサービスですが、これからどのように発展していくか楽しみです。

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引き続き、キャッチアップをしながら、「Chate Sat」の代表たちと一緒にミャンマーを盛り上げていきたいと思っているので、応援よろしくお願いします。

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新しい波を起こせ!新プロジェクト『Live the Dream』始動(後編) 〜Live the Dreamの全容を公開〜 https://eedu.jp/blog/2017/11/12/live_the_dream/ Sun, 12 Nov 2017 09:15:22 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=45552 どうもこんにちは。e-Educationミャンマー担当の佐々翔太郎です。前回は新プロジェクト『Live the Dream』を立ち上げるまでの軌跡をご紹介しました。 今回の記事では『Live the Dream』の内容に […]

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どうもこんにちは。e-Educationミャンマー担当の佐々翔太郎です。前回は新プロジェクト『Live the Dream』を立ち上げるまでの軌跡をご紹介しました。

今回の記事では『Live the Dream』の内容についてご紹介します。

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新プロジェクト『Live the Dream』

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立ち上がった『Live the Dream』

前回はミャンマーのチン州で出会った高校生たちのやる気不足と、それを解決するために新しいプロジェクトを立ち上げるまでのストーリーについてご紹介しました。

プロジェクトを立ち上げるに当たって、僕たちがこのプロジェクトを成功させた先にどんな未来を作りたいのか、仲間たちと徹底的に話し合いました。そして決まったビジョンとミッションがこちらです。

【Vision】

  • To the society every youth can live the dream with pride of yourself(すべての若者が胸を張り、生き生きと夢に向かって頑張ることができる社会)

【Mission】

  • To provide opportunities for every youth to find dream(若者全員が夢を見つけられる機会を提供する)
  • To clear the way to the dream, mainly education(教育を軸にその夢への道を明らかにする)

ビジョンとミッションが固まることで、プロジェクトの具体的な内容が決まっていきました。この記事では『Live the Dream』を通じて、「誰に」「どんなものを」「どうやって届けるか」についてご紹介します。

誰に届けるのか

私たちが応援したいと思っているのは、ミャンマーの高校生や大学1,2年生(キャリアを決める年齢と言われる15歳〜18歳(ミャンマーは15~16歳が高校生、基本的に16歳から大学生)の生徒たちであり、特に情報が限られている地方や都市部にいるけども機会が少ない生徒たちを応援したいです。

前回の記事でもご紹介した通り、ミャンマーの地方で暮らす生徒たちには夢や目標を持つためのきっかけが少なく、そんな彼らが夢を持って胸を張って生きることができるようになることが私たちの目標です。

届けたい相手は、彼らだけではありません。最終的には、子どものキャリア決定の主導権を握るステークホルダーである親や家族、そして落第者にも最終的には届けたいと考えています。

もちろん簡単な道ではないと思いますが、良いコンテンツを生徒たちに届けていれば、その周りにいる親や家族ににも届くと信じています。

どんなものを提供していくのか

私たちが、そんな彼らに届けたいと思っているコンテンツは3種類あります。

1つ目は、カッコよく働く大人の人生にスポットライトを当てたインタビュー動画です。遠い目標ではなく、もっと身近な「先輩」だと感じてほしいという想いを込めて『Senior’s footprint』と呼んでいます。

インタビューに登場する大人たちは誰もが何かしら共通点のある「先輩」であり、親近感の沸く「先輩」と名付けることによって、「自分もあの人みたいになりたい!」と思ってもらえるようコンテンツ制作を進めています。

2つ目は仕事の概要とその仕事にたどり着くまでのサポート情報です。

その仕事はどんな仕事なのか?給料はどれくらいか?勤務時間は?男女比は?どんな資格が必要?どんな学校に行けばその職業に近づけるのか?

こういった質問に答えるべく、わかりやすく箇条書き、図を用い提供しています。格好良い大人のストーリーにただ触れるだけではなく、具体的な職業像がイメージできるよう工夫と重ねています。

最後はキャリア情報です。仕事のイメージやストーリーを持つことができた若者に対して、具体的なキャリア情報を提供しています。

どのような大学・専門学校があるか?どうやって学校・学部を選ぶのか?そもそも自分に向いてる職業とは?

こういった情報を記事形式で提供し、それ以外にキャリアに対する小ネタや仕事への適性検査も提供したいと考えています。

将来的には仕事やインターンを紹介したり、キャリアカウンセリングプラットフォームを目指したりと、やりたいことはまだまだありますが、まずは一つ一つ丁寧にコンテンツ制作を進めています。

どうやって届けるか

私たちがこだわっているのポイントは「オンライン」と「動画」です。

まず、オンラインにこだわる理由ですが、ミャンマーではものすごいスピードでインターネットやスマートフォンが普及しており、多くの若者がFacebookをはじめ自由に世界と繋がることができるようになってきているからです。

もちろん、まだ地方ではインターネットが普及しておらず、オフラインで届けた方が良い地域もあります。ただ、昨年までインターネットの届いていなかったチン州にもSkypeを中継するのに十分なネット環境が整備されるようになってきており、日本のように全土の高校生が所持するような社会も間近に迫っているように感じます。

もちろん現時点でコンテンツが届かない地域にもビデオを持っていき、生徒に見せて反応を調査する予定ですが、インターネットが普及していく未来に見据えてしっかり準備を進めていきたいと感がています。

次に、動画にこだわる理由ですが、格好良い大人のストーリーを紹介するためには、記事よりも動画の方がインパクトが大きいと思ったからです。

動画には臨場感があり、人の心を動かす力があると信じています。僕自身もテレビのドキュメンタリーや映画を見て感動しましたし、ミャンマーの若者たちの未来を変える力があると信じています。

参加型のメディアにしたい

私がこだわっている最後のポイントは「参加型」です。一方的な情報提供とならず、絶えず双方向のやりとりが生まれるようなサービスにしたいと考えています。アイデアとして、以下のような構想があります。

  1. キャリアセミナーや一般開放型のインタビュー等のイベントの開催
  2. ファンコミュニティ・同窓会(Facebookグループなどを活用)の形成
  3. 若者自身によるカッコよく働く大人へのインタビュー
  4. Facebookライブ配信を利用したリアルタイムインタビュー
  5. 『Live the Dream』内でのキャスターの育成

特に挑戦してみたいのは、若者自身によるカッコよく働く大人へのインタビューです。『Live the Dream』をよく見てくれている若者の中から数名を選抜し、取材に加えて職場見学や食事の機会を作ることで、将来のキャリアに繋がると信じています。

新しい波を起こせ!

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最高の仲間たち

文字どおり0から始まったプロジェクトですが、最高の仲間たちに恵まれ、先日ようやく動画第一弾が完成しました。こちらになります!(ミャンマー語ですが現在英語バージョンも作成検討中です)

【ေရွးဦးေျခရာ – Vol.1 ေနဦးလႈိင္】

第一弾のインタビュアーは俳優ということで、早速「この動画を見て俳優になりたくなったんだけどどうしたらいいでしょう?」などの問い合わせを頂くなど、たくさんの反響をもらっています。若者全員が胸を張り、生き生きと何かに向かって頑張ることができる社会に少しだけ近づけたような気がしました。

まだ最初の動画を公開したばかりですが、ここにたどり着くまで色んなことがありました。

「そんなの必要ない」
「ミャンマーに今必要なのは情報なんかじゃない、環境だ」
「夢とか希望とか綺麗こと言うなよ」

企業へプレゼンにいっても、学生という理由で軽くあしらわれたり、話も聞いてくれなかったり。それでも理解してくれて「一緒にやろう!」と最後に言ってくれたのはジョセフであり、スーザンであり、e-Educationの仲間や先輩たちでした。

そして今はMinとMayというボランティアの新しい仲間も共に、プロジェクトをどんどん加速させていっています。何よりターゲットである若者からの良い反応が聞けて本当に今楽しいです。最高です!

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いいコンテンツ作りに向け話し合う様子

それでもメンバーと分裂寸前まで喉が枯れるほど言い合いをしたり、今も悩みは課題は多いですが、これからも新しい波を起こせるよう頑張ります!

皆さんへのお願い

『Live the Dream』を立ち上げるに当たって、ボランティアスタッフのMinとMayはアイデアだけで何もない状態の時から無給で付いて来てくれました。

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ボランティアスタッフのMinとMay

そんな彼らに少しでも恩を返したくて、今、僕個人名義でpolcaというサイトで小規模クラウドファンディングをしています。

この記事を読んで少しでも共感いただけたら、ぜひ1口300円からの応援をよろしくお願いいたします!

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新しい波を起こせ!新プロジェクト”Live the Dream”始動(前編) 〜プロジェクト立ち上げまでの軌跡〜 https://eedu.jp/blog/2017/10/13/new_project_live_the_dream/ https://eedu.jp/blog/2017/10/13/new_project_live_the_dream/#respond Fri, 13 Oct 2017 11:27:16 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=45447 どうもこんにちは。e-Educationミャンマー担当の佐々翔太郎です。 今日は、ミャンマーの地方出張でのある気づきから生まれた新しいプロジェクト『Live the Dream』立ち上げに至るまでの軌跡をお伝えできたらと […]

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どうもこんにちは。e-Educationミャンマー担当の佐々翔太郎です。

今日は、ミャンマーの地方出張でのある気づきから生まれた新しいプロジェクト『Live the Dream』立ち上げに至るまでの軌跡をお伝えできたらと思います。

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チンでの気づき「みんなやる気なくない?」

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どこか覇気のないチンの生徒たち

僕はe-Educationの活動地であるチン州のハカという街で3週間プロジェクトに取り組む中で気づいたことがありました。

「チンの生徒たちって、セーダン試験(=高校卒業試験)を突破するかしないかの前に、そもそも勉強する気がないんじゃないか?なんで受験生なのに授業中落書きしてるの?なんで日中ふらふらしてるの?」

確かに劣悪な学習環境ということもあるかもしれません。しかし、やる気のない生徒たちがたくさんいることもまた事実でした。

セーダン試験突破率が10%前後なのは“劣悪な学習環境”だからじゃなくて“やる気がない”ことが大きな理由なんじゃないか?

e-Educationはこれまで「やる気のある学生」の勉強をサポートし、教育格差の是正に取り組んできました。

しかし、本当の教育格差は、この勉強するやる気そのものじゃないのか?やる気のない子を応援することも教育格差是正への道なんじゃないのか?そんなことを毎日のように考えました。

やる気がない原因は、夢の欠如と道のりの不透明感

「やる気がないのは、一体どうしてなんだろう?」

何度も考えてみたところ、僕もやる気がない生徒だったことを思い出しました。

僕がやる気がない時。失敗した時。何か壁にぶつかった時。親にガミガミ言われた時。

逆に、僕がやる気がある時。好きな女の子と席が隣になった時。好きな女の子がランクが一つ上のクラスにいた時(すみません。女の子ばかりでした)。周りにバカにされた時。ライバルが頑張っている時。テレビで同い年が活躍しているのを見た時。カッコいい人を見つけた時。

色々ありますが、私のこれまでの経験から、やる気がない人がやる気が出る時は①誰からから認められたい・評価されたい時、②こうなりたいという目標ができた時のどちらか、もしくは両方なんじゃないかと思います。

特にチン州の生徒たちは、こうなりたいという目標を持てていないがためにモチベーションが低いのではないか。目標があったとしてもそこまでの道のりもはっきりとしておらずモチベーションが維持できていないのではないか。このような仮説を立てました。

そして、その仮説を裏づけようとチン州の数校でアンケート調査を実施します。

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チンの学校でのアンケート調査

尋ねた項目は主に以下3つ。

  1. 夢はありますか(あればその夢は何か)
  2. (夢がある場合)その夢への道のりは明らかですか
  3. 行きたい大学、学部はありますか

結果は概ね予想通り。

夢(目標)がある生徒は少なく、あったとしてもそこまでの道のりも明らかではない、という結果が得られました。また、「英語教師になりたい」という生徒が大学では「土木を勉強したい」と言うなど、夢への道のりが描けていない具体的事例も実際に見受けられました。

そこで、夢がなかったり、夢への道のりがはっきりしていないから、やる気が出ず、勉強にも力が入らない、という仮説にもある程度確信が持てるようになってきました。

そうであるならば、生徒たちのやる気がない原因である夢の欠如・夢への道のりの不透明感という根本問題を解決することで、若者が生き生きと何かに向かって頑張るという状況を作り出したい、と考えるようになりました。

もちろん、このようなミャンマーの厳しい環境にいる子どもたちは明日を生きることが精一杯で未来に夢や希望など見出せと言うことなんて単なる綺麗事かもしれません。

でも、「何かやりたい!」と思った時に踏み出せる土壌は必要だと思うし、その「何かやりたい!」を僕は応援したい。こう強く思いました。

過去の自分と重なって見えたチンの子どもたち

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下ばかり向く過去の僕

彼らが厳しい環境下で未来に対して希望を見出せず彼らが厳しい環境下で未来に対して希望を見出せず、ダラダラと過ごす毎日。そんな彼らの様子はいつかの僕に、国は違えど似て重なりました。

今まで一緒に暮らしていたはずの父親が突如消え、家族同士が法廷で戦い続けることになってしまった複雑な家庭環境。失った大人への信頼、未来への希望。僕は一時期学校にも行きたくない、部活にも行きたくない、誰とも、スーパーのおばちゃんとも会話したくない、そんな日々がありました。

しかし、僕は今ここに居ます。荒削りとよく言われますが、ここミャンマーという未開の地で何とかやってます。なぜ、ここまでやってこれたのか。冷静に振り返って大きく分けて要因は3つあると思っています。

①周りの人たち

家族、友達、学校の先生。特別な言葉をかけてくれたわけではないですが、言葉なんてなくても伝わってきました。

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祖父と僕

②野球

野球は自分にとって大きな心の拠り所でした。もちろん部活に行きたくない、そんな時期もありましたが目の前に一生懸命に、我武者羅になれるものがあったから気も紛れました。

辛くても、悲しくても、バットを振っていれば何とかなりました。厳しい監督の下、悲しんでいる暇なんてなかったのかもしれません。見返してやる・お世話になった人に恩返しをする、そんなチャンスをくれたのも野球でした。野球には本当に感謝しているし、スポーツって素晴らしいと思います。

現実に疲れてしまった時、少し休憩させてくれる場所であると同時にまた、明日の現実に力を与えてくれるものです。そんなスポーツの力はここミャンマーでも同じであると思うし、将来はスポーツに関わるビジネスに興味を持っているのも事実です。

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高校野球に熱中した佐々少年

③先人のカッコイイストーリー

僕はテレビやYoutubeなどでドキュメンタリーをよく見ていました。その中で、自分と似たような境遇にある先人たちの挑戦を知ることができました。

例えば、プロサッカー選手の長友佑都や本田圭佑。彼らは片親です。

ソフトバンクの孫正義社長。彼は在日韓国人と差別されていました。彼に関しては少し状況は異なるものの、少年時代に変えることのできない困難を抱えていたという点でとても共感しました。

そんな、自分と何かしら似通った過去をもつ彼らは今、この世界で僕たちに大きな感動を与えてくれています。

「僕と同じような状況にいた彼らでもこんなかっこよく生きているんだ。こんなに多くの人に希望を届けることができるんだ。じゃあ、俺にもできるんじゃないか?」

同じ境遇にいた先輩たちが「君にもできる!」と励ましてくれていたのです。次の日には、そんな彼らを夢見て頑張ることができました。

ミャンマーで今、取り組むべきことは?

これらの要因により僕はここまでやってこれました。ではミャンマーの子どもたちにとってはどうか。

家族を大切にするミャンマーの人たちにとって、人の繋がりはとても強いです。もちろん恵まれていない家庭環境の子たちもいますが、僧院をはじめ孤児を受けれている教育機関もたくさん存在します。

次に、スポーツです。ミャンマーでは体育の授業がなく学校が多く、部活動といった文化も聞いたことがありません。ただ、普段から外で遊んでいますし、放課後になるとサッカーを楽しんでいる生徒たちもいました。

最後に、格好いい先人のストーリーについてですが、これは日本と比べて決定的に不足しているように感じます。伝記などの書物は少なく、テレビ業界もまだまだ発展途上で、そもそもテレビがない家庭も多いです。つまり、カッコイイ先人がいたとして、そのストーリーを伝える手段がないのです。

これを踏まえ、僕たちe-Educationとしてアプローチするべき課題を格好いい先人のストーリーの伝達不足に絞りました。

ミャンマーには書物やテレビは十分に無いけれど、実はほとんどの人たちがスマホを持っています。そしてFacebookに夢中です。

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Facebookに夢中なミャンマー人

「スマホやFacebookを通じて、若者たちを応援することができないか?」

カッコイイ先人たちが画面を通して若者を励まし、若者が夢を抱く。そして、その若者が今度は次の世代の若者をモチベートしていく、循環型の社会。それはきっと昔はできませんでした。

でも今なら、どんなに世界の果てに住んでいる人でもスマホを手に入れることでき、世界の最先端と繋がることができます。

「これだ!」と直感し、新しいプロエジェクトを立ち上げようと決めました。

新プロジェクト”Live the Dream”

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立ち上がった”Live the Dream”

『Live the Dream』

これが新しいプロジェクトの名前です。日本語訳は『夢を生きろ』。

僕らが目指している未来、そしてこのプロジェクトの全容は次回の記事でご紹介します!

どうぞお楽しみに!

皆さんへのお願い

『Live the Dream』を立ち上げるに当たって、ボランティアスタッフのMinとMayはアイデアだけで何もない状態の時から無給で付いて来てくれました。

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ボランティアスタッフのMinとMay

そんな彼らに少しでも恩を返したくて、今、僕個人名義でpolcaというサイトで小規模クラウドファンディングをしています。

この記事を読んで少しでも共感いただけたら、ぜひ1口300円からの応援をよろしくお願いいたします!

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https://eedu.jp/blog/2017/10/13/new_project_live_the_dream/feed/ 0
4年越しの夢が現実に。ミャンマーの最果て「チン州」で、公立校映像教育プロジェクトがついに始動! https://eedu.jp/blog/2017/09/15/start_eedu_at_chin_public/ https://eedu.jp/blog/2017/09/15/start_eedu_at_chin_public/#respond Fri, 15 Sep 2017 09:40:57 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=44921 みなさんこんにちは!e-Educationの古波津です。 今日は皆さんに嬉しい報告があります!ついに、ハカの公立校の通常授業で本格的に映像授業の導入が始まりました! 2013年からミャンマーでプロジェクトを開始して早4年 […]

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公立校での協議を実施-540x280-1

みなさんこんにちは!e-Educationの古波津です。

今日は皆さんに嬉しい報告があります!ついに、ハカの公立校の通常授業で本格的に映像授業の導入が始まりました!

2013年からミャンマーでプロジェクトを開始して早4年。これまで村で運営されている寄宿学校など、先生が不足している学校や自習時間といった授業の無い時間帯でのみ活用をされてきたe-Educationの映像授業ですが、8月下旬、ようやく公立校での取り組みが開始しました。

“ようやく”という言葉にたくさんの想いを込めたいくらい、今回の取り組みは個人的にぜひとも知ってもらいたく、今回は記事にしました。ぜひ読んでもらえると嬉しいです!

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今年の6月、前途は多難だった

6月と言えばミャンマーの学校では新学期が始まる月です。

昨年までの経験から「e-Educationがもっと現場で必要とされている支援を行うためには?」「どうやったらより多くの教育機会を求める子どもたちに対し支援が実現できるのか」を何度も議論してきました。結果たどり着いた答え。それは“公立校での支援の開始”でした。

公立校で導入出来れば生徒にとっては定期的に映像授業をしようしてもらえる学習環境をつくることが出来、先生の指導力を伸ばし、また定期的なモニタリングから映像授業によるインパクトを正確に計測できることが可能になると考えたのです。

また、長期的に事業を拡大する上でも、公立校での導入モデルが出来ることで他の公立校への展開、その他州への展開も可能になると踏んだのです。

ただ、公教育で導入するには教育省からの許可が必要でした。


「よし、そうと決まれば導入に向けて教育省、学校側と話すぞ!」

そう意気込んだものの、現実はそんなに甘くはありませんでした。

取り組み予定校での協議は難航

当初取組みを予定していた学校で議論が難航

6月、新学期はじめ。当初モデル校として取り組みを予定していた公立校を訪問しました。事前に校長先生からも取り組みをお願いしたい、との言葉を頂いて安心をしていたのもつかの間、教科担当の先生方からの反応は芳しくありませんでした。

「私たちはこれまで生徒の指導をしてきた自信もある。生徒の力を信じている。映像授業を導入することで生徒が混乱してしまうのではないかと心配なの。」

その学校の高校卒業試験の合格率も10-20%と、とても高いものではありません。先生たち、生徒たちの力になりたい。そう思って臨んだ協議も、彼らの想いをうまくつかむことは出来ず、一旦持ち帰りとなってしまいました。

思わぬきっかけ

「どうしたら力になれるだろう?」

ネガティブな反応をされてしまった高校で、どうしたら受け入れてもらえるだろう。仲間と散々議論を重ね、いくつか案をもって、教育省と面談を進めることになりました。

チン州教育省ではこの5月、教育省のトップが交代になりました。前任者はプロジェクトの導入を好意的に受け止めていたけれども新任者はどうだろう・・・。

緊張の中臨んだ面談では、今回訪問した学校での反応や、今後の取り組み案を提示させてもらい、教育省の方々の反応を待ちます。

「それなら、今年初めて高校卒業試験を受ける生徒が通う高校が出来たから、そこでならもっと可能性があるかもしれませんね。校長先生との打ち合わせをアレンジましょう」

プロジェクトがいよいよ動き始めました。

ついに、公立プロジェクト校が決定!

紹介をされた学校の校長先生、教科担当を訪ねての訪問。その学校はもともと小学校として始まり、2015年までは中学校までの教育課程しかありませんでした。しかし、去年初めて高校生が入学し、今年初めて高校卒業試験を受験する生徒が誕生するのです。

前年度までの高校卒業試験実績も無ければ、現在高校生を教えている先生ももともとは郊外の村で小学生、中学生向けに先生をしていた方たちばかり。受験科目全てに専任の先生がついているわけでもなく、ぼくたちが訪問した時にも英語の先生が物理の授業も教えている、という状況でした。

一度別の学校で断られていることもあり、少々不安を感じながらも、e-Educationプロジェクトがどう学校の、先生の、生徒の力になりたいのか。どんな形であれば協力できるのか、一方通行ではない、先生の意見を聞きながら一緒に協力の形を創っていきたいと、協議を行いました。

真剣な表情でこちらの話を聞いてくれた校長先生。

「ぜひ、一緒にやりましょう!」

そう言ってくれた言葉に、ガッツポーズを隠せませんでした。

公立校での協議を実施

別の公立校での協議の末、喜んで導入したいとの合意を得ることが出来ました

実際、プロジェクトを開始するにあたり、先生方からも要望を頂きました。

これまでDVDで届けていた映像授業では、学校に設置をしてあるパソコンからしか視聴が出来ない。映像授業を流す前に自らの空いている時間に確認できるようにしたい。そんな要望に応えて携帯電話でも視聴できるようにデータを圧縮、学校以外でも、先生がいつでも好きな時に授業研究が出来る体制をつくることが出来ました!

ミャンマー:携帯でも動画視聴が可能に!

携帯でも映像授業の視聴が可能に

それだけではありません。映像授業を導入するにあたって、初めての先生たちでも安心して導入できるように、映像教材を導入するにあたっての教員研修も実施しました。

分からないことばかり、それでもひとつづつチームで進める歩みに、先生たちも期待を膨らませていました。

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プロジェクト校の先生たちへ、映像授業の活用に関しての研修を実施

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初めての研修、期待と不安でいっぱいな先生たち

ついに、チン州の公立校で初めての映像授業の導入が実現!

プロジェクターやパソコン機材の搬入も終えた8月下旬、ついに、ミャンマーで一番貧しいとされるチン州の公立校で初めてとなる映像授業の導入が開始しました!

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ついに!ハカの公立校で初めて映像授業が導入

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初めての映像授業に、生徒たちも真剣です

今年度からパイロット校として取り組んでいるこの学校では、先生たちもハカ郊外の村(村に高校はない)の出身で、小学校・中学校でしか教えたことがなく、当初話を聞いた際には高校生に授業を教えることに不安を感じている、との声がありました。

しかし、携帯で映像授業を見れるようにすることで授業前に教え方を学び、「もう教えることは怖くない!」と思ってくれるまで自信を持って授業に臨んでくれています。生徒は映像授業で指導法を学んだ先生の授業と、映像授業の両方を見ることで一貫した指導のもと理解を深めている様子。映像授業を見た生徒の反応は「面白い!家に帰りたくない!」とまで言っているそうです。

これこそ映像授業の一つのインパクトですね!ここから映像を届けるだけでなく、どう本当に教育的なインパクトを創っていくか、映像授業の価値を最大限発揮するための学習環境づくりをチームで創っていきます。

これからのe-Educationミャンマープロジェクトの続報に、こうご期待ください!

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宮崎にも途上国にも最高の教育を。まだ見えない答えを掴むために、ミャンマーで挑戦してきます(早稲田大学3年・村山輝周) https://eedu.jp/blog/2017/09/07/murayama_origin/ https://eedu.jp/blog/2017/09/07/murayama_origin/#respond Thu, 07 Sep 2017 02:56:50 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=44941 みなさんこんにちは!2017年9月から1年間、e-Educationミャンマープロジェクトを担当する早稲田大学社会科学部3年村山輝周(むらやまてるちか)です。 9月からの渡航を前に、今回は僕がどうして大学を休学し、e-E […]

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みなさんこんにちは!2017年9月から1年間、e-Educationミャンマープロジェクトを担当する早稲田大学社会科学部3年村山輝周(むらやまてるちか)です。

9月からの渡航を前に、今回は僕がどうして大学を休学し、e-Educationで1年活動することを決断したのかについてお話させてください!

挫折と疑念

大学進学で上京するまでの18年間私は宮崎県で生まれ育ちました。これといって大きな悩みを抱えることもなく、地元の小中学校に通って、友達と遊び、サッカー部で部活に打ち込みながら、勉強で悩むこともなく、順調に高校へと進学。

高校は宮崎県の進学校で、厳しい環境の中で友達と遊びながらも、互いに刺激をし合いつつ勉強に打ち込んでいました。そんな日々に疑念を持ち始めたのは大学受験がきっかけでした。

「何のために大学受験をするのだろう。大学を出てから何をしたいんだろう」

受験勉強をしている時に、誰もが一度は自問したと思います。

僕もそうでした。これまで将来のことも深く考えたこともなく、考えようともしなかった自分にとって、大学受験は大きな壁となりました。

受験に向けて勉強をしないといけないのに、悩みは日々大きくなるばかり。悩みは積み重なり、思索を進め、調べど調べど答えは出る気配を一向に見せません。

そんな中で挑んだ大学受験では結局自分が第一志望としていた大学に合格することはできず、高校卒業後に進学をするのか、1年間浪人するのかを悶々と悩む日々が続きます。

そして僕はこんな目標を決めました。

「浪人をしたのかもしれない1年間を大学で過ごして、行動して、この悩みに対して納得できる答えを自分で出そう」

そして大学進学を機に上京をし、いろんな活動に飛び込んでいくことになります。

自分を海外と結びつけてくれた学問

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十大学合同セミナーで論文執筆した直後

早稲田大学社会科学部では2年次からゼミナールに所属し、専門的な勉強が始まります。

大学入学後に政策立案コンテストという企画を運営する学生団体に所属し、日本の政策や社会問題について学ぶことをしていて、大学のゼミでは国際関係を学び、世界から見た日本や、国際問題についての知見を深めたいという思いから国際関係を専攻するゼミに所属しました。

ゼミで国際関係について学ぶ中で、ゼミ生が例年参加しているという十大学合同セミナーに出会い、自身も2016年、2017年と2年連続で参加しました。

十大学合同セミナーでは安全保障、貧困格差といった国際問題を題材に、大学の垣根を超えて、集まった大学生が3ヶ月間共同論文執筆に取り組みます。

政策について学ぶうちに格差や貧困という問題に対して関心が出てきたため、1年目は「開発」、2年目は「貧困格差」のセクションに所属し、共同論文執筆をしました。

3ヶ月間苦しいことも多かったですが、その分やりがいや楽しさも大きく、国際関係の視点から国際問題を分析する新しい視点を手に入れ、多くの仲間ができました。ですが、その中で1つだけ自分自身が腑に落ちないことがありました。

それが「日本から出たこともない自分が国際問題について語り、それについて研究することは果たしてどうなのだろうか」という疑問でした。

よくよく考えてみれば、18年間宮崎で過ごし、上京はして留学生と話すことはあっても、実際に海外での生活に身を置いたり、実際に国際協力の一環として関わったことはこれまでありませんでした。

論文を書く際には多くの国際協力の事例について調べてそれを反映させていきます。ただその事例について、現場のことを知らないままそれを引用し活用することについて、自分自身モヤモヤしたものが残りました。

たくさんの事例を開発や貧困格差といったテーマの論文を執筆する中で「何を”良い”という基準にするのか」「格差がなくなるとはどういうことか」など考える中で、「日本を出て、世界のことをもっと知りたい」「実際の現場で携わりたい」という気持ちは高まっていきました。

教育ってなんだろう

そのような気持ちを抱える傍で、教育についての関心が高まっていました。大学2年生の頃に受けた教育社会学の講義はこれまで自分が受けてきた教育について振り返らせてくれるものでした。

「自分が受けてきた教育の歴史」についてディスカッションをした時には、これまで自分が当たり前だと感じながら受けてきた教育がどれだけ恵まれたものだったのか、自分がどんな人たちに囲まれて生きてきたのかを振り返ることができた一方で、良い教育とは何だろうか、地理的な格差によって欠けている部分が多くあったのではないのかと感じることが多くありました。

自分の両親が教員であったことから、これまで受けてきた教育やそれを提供する教育制度に関しても「どのように教育を良くしていくことができるだろうか」「これからの教育はどう変わっていくのだろうか」と考えるようになりました。

ただ、それと同時に今何もない自分が教育に対してどんなことができるのだろうかと疑問や無力感も多くあったことも事実でした。ですが、「どうやって教育と関わっていくのか」「どう教育を良くしていけるか」それが自分の中で重要な問いになっていることに気づきました。

e-Educationとの出会い、そしてミャンマーへ

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ミャンマー行きの飛行機

そんな気持ちを抱えている時に、人の紹介を通じて、e-Educationに出会います。

「大学生の立場からでも教育を届ける支援に実際に関わることができるのか!」

当時、国際関係についてさらに学ぶために海外大学への留学も視野に入れていた自分にとって、海外でのインターンという選択肢は晴天の霹靂でした。途上国の現場で1年間教育支援に携わる機会はなかなかありません。留学よりも自分がやってみたいことに近いと確信しました。すぐに代表の開人さんと会って話をし、実際に活動をしたいと強く思いました。

そしてその2週間後、僕はミャンマーにいました。

活動する国として候補に上げてもらった国の一つであり活動について知りたかったこと、これまで知らなかった途上国の現実を見てみたかったこともあり、代表の三輪さんと話した後、すぐにミャンマーに行くことに決めました。

ミャンマーでは主要都市であるヤンゴンと、そこからバスで8時間ほどいったところにあるマンダレーという地域のザガインという農村で、それぞれ滞在をしました。

その中でも記憶に残っていることとして滞在している時に僕にザガインを案内してくれたミンカイさんというミャンマー人の方との出会いがあります。

現地を案内してくださっている際に、建設業と不動産を仕事にしている彼が、僧院学校の建設を無料で引き受けていることを知りました。滞在中にどうしてそんな取り組みをボランティアでするようになったのか、彼に訪ねる機会がありました。

すると彼は、こう教えてくれました。

「人種や宗教が違っていてもみんな同じ人間。ミャンマー人でも日本人でもみんな同じ。生きていくのに必要な教育が足りていないのであれば、僕たちが届けていくんだ。そのためにできることは何でもやるんだ」

これまでの自分が何だかちっぽけに感じた瞬間でした。教育という切り口で自分も何かできる、できるならやりたい。そう強く思いました。

その後e-Educationメンバーとミャンマーで会い、自分の思いを確かめ、そしてミャンマーでの活動に関わることを決めます。

「教育という切り口から日本の問題・途上国の抱える問題を何か少しでも改善していきたい!」

そんな気持ちが自分に芽生えた時でした。

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ザガインで案内してくれた2人

挑戦は続く

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高校生の時に持っていた「大学を出てから何をしたいんだろう」という悩みに対して、まだ明確な答えは出ていません。でも、少しずつ、少しずつではありますが、それに向かって進んできている自分がいるような気もしています。

これから1年間の活動の中で、今まで以上に目の前のことに挑戦し、行動し、取り組んでいく中で自分でその答えを掴み取りたいと思います。

「教育という切り口から日本の問題・途上国の抱える問題を少しでも改善していく」

この気持ちを胸に現地で少しでも力になれるように頑張ってきます。よろしくお願いします!

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途上国大好きな僕が、途上国の魅力を10に絞って紹介します! https://eedu.jp/blog/2017/08/03/myfavorite10/ https://eedu.jp/blog/2017/08/03/myfavorite10/#respond Thu, 03 Aug 2017 00:09:58 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=44717 どうも、ミャンマープロジェクト担当の佐々翔太郎です。 前回はミャンマーの水かけ祭り「ティンジャン」についてご紹介しましたが、途上国には先進国にはない(見つかりにくい)魅力がまだまだあります。 「なんで、途上国ばっかり行く […]

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どうも、ミャンマープロジェクト担当の佐々翔太郎です。

前回はミャンマーの水かけ祭り「ティンジャン」についてご紹介しましたが、途上国には先進国にはない(見つかりにくい)魅力がまだまだあります。

「なんで、途上国ばっかり行くの?」

時々友人からこんな質問を受けますが、理由は「途上国が大好き」だからであり、今回はそんな途上国の魅力を10に絞ってご紹介します!

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途上国の魅力を紹介する前に

途上国のマイナスポイントを挙げたらキリがありません。

街にはポイ捨てされたゴミが放置されており、インフラが整っていないため交通渋滞は日常茶飯事。その結果、待ち合わせ時間を守る習慣もなく、打ち合わせが時間通り開始されることは滅多にありません。

レストランで食事を頼んでもなかなか料理が運ばれて来ず、いざ食べてみると翌日食通に。胃薬を買おうとしても薬局が近くになく、ネットで調べてようと思っても電波が弱い、なんてことはよくあることです。

それでも、気がついたらそんな生活に馴染んでしまい、いつしか好きになっているのが途上国の面白いところ。途上国を旅したことがある人であれば、少し共感いただけるんじゃないでしょうか?

さあ、前置きはここまでです。お待たせしました、ここからは途上国の魅力をたっぷりご紹介します!

日本にいるだけじゃ気づかなかった途上国の魅力

「途上国の魅力」と聞いて、思い浮かべる光景は何でしょう?

カンボジアのアンコールワットやインドのタージマハルなど、絶景を思い浮かべる人も多いでしょう。

でも、それだけじゃないんです。

日本にいるだけでは気づかなかった途上国の魅力がいっぱいあり、一つ一つご紹介していきます!

1.とにかく安い

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物価がとにかく安い途上国。こちらの写真は、ミャンマーでよく食べる大盛りチャーハンなのですが、値段はたったの100円。バスであれば20円くらいで乗れますし、インドで乗った夜行列車(博多ー東京くらいの距離)も600円くらいでした。

経済の成長に合わせて物価も少しずつ上がってきていますが、それでも今いるミャンマーでは、一日300円くらいで生活することができます。

2.半袖短パン生活

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これは地域にもよるかもしれませんが、途上国の多くが熱帯地域。フライパンの上にいるかのような暑さです。

そんな暑い国の普段着といえば、半袖短パン、そしてビーチサンダル。身軽で気軽な途上国ファッションが、僕は大好きです!

3.フルーツが美味い

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日本ではなかなか食べることができないマンゴーも、ミャンマーなら毎日食べられます。

値段が安いだけではなく、これがとにかく美味いんです。毎日濃厚なマンゴー食べ放題な途上国ライフ、少し羨ましくなりませんか?

4.すごい人たちとの出会い

ミャンマーにいると、本当にたくさんの出会いがあります。

現地で起業していくつものプロジェクトを動かしている方。日本の会社を代表して現地駐在し、何億ものお金を動かしているビジネスマン。世界を旅して回っている少し変わった人たち。

僕も今までの海外滞在を通して様々な出会いがあり、出会いの数だけ人生を知り、自分の人生についても考えさせられました。日本にいたら絶対会えないような出会いが、途上国にはたくさんあります。

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そしてもう一つ。現地のすごい人たちとも出会うことができます。

教育大臣をはじめ、日本では会えないような人と普通に知り合うことができ、一緒にプロジェクトを作り上げることだってできます。

日本人というだけで会いたいって言ってくれる現地の人たちがて、実際に会ってくれる人がいる。そんな日本ブランドを築き上げてくれた、過去の偉大な日本人の先輩たちには、本当に感謝しています。

5.日本が逆に好きになる

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途上国で「僕は日本人だよ」というと、みんな口を揃えて「日本は良い国だ!」と言ってくれます。

理由を聞くと、答えは様々。一部ご紹介しましょう。

  • 街が綺麗
  • 景色も綺麗
  • 働き口がいっぱい
  • しかも給料が高い
  • TOYOTA
  • HONDA
  • AJINOMOTO(味の素)
  • JICAがこの橋つくったんだ
  • 戦争で独立を支援してくれた
  • ナルト
  • ピカチュウ可愛い
  • 食べ物が美味しい
  • エンターテインメントがいっぱい

などなど。日本にいるだけでは気づかない魅力かもしれません。

しかし、途上国の人たちからすると、日本はとても魅力的で素晴らしい国で、日本に行くことが夢だと言ってくれる人もいます。

「日本に行きたくてたまらない!」

そんな言葉を聞いてから日本に帰ると、日本の魅力を再認識することができます。

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何だか誇らしくなりますが、同時に少し悔しくもなります。

まだ僕は何も成し遂げていません。途上国の人たちにもっと魅力を感じてもらえるよう、過去の偉大な先輩たちに負けてなるものか、と気合いが入りました。

5.市場には無限の可能性

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アメリカや日本にあって途上国にないモノやサービスはたくさんあります。

コンビニ、宅配業、ニュースメディア、口コミサイト。あげればキリがなく、不便だと感じる一方で、ビジネスのチャンスだと考えることもできます。

もちろん海外で成功したモデルがそのまま通じるわけではないでしょう。今も生きるだけでも精一杯な人たちが、生命保険にお金をかけるとはとても思えません。

ただ、それでも車を数台持つミャンマーの人もいますし、高所得層が増えつつある今、「まだ無理」と言われていたサービスはきっとすぐに「もう遅い」と言われるようになっていくでしょう。

これは途上国にはない、未来の当たり前を知っている日本人にとってもチャンスといえます。日本ではレッドオーシャンと言われていても、途上国だとブルーオーシャンと言えるビジネスはまだまだあり、可能性はきっと海よりも広いでしょう!

7.子どもたちが可愛い

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なんでなんでしょうね。

途上国の子どもたちは、すごく目がキラキラしているんです。お金がなくて服も磨り減っている子も多いけれど、彼らはものすごい楽しそうに、無邪気な笑顔を浮かべるんです。

「もっと笑えばいいんじゃないか?」

そんな風に思ってしまうくらい、もしかしたら僕たちが忘れがちな笑い方を彼らは知っていて、そんな子どもたちに出会うたびに、僕は小さな彼らからいろんなことを教わっています。

8.自分の拙さを思い知り、明日も頑張ろうと思える

子どもたちを見ていると、「明日も頑張ろう」と思う瞬間があります。

途上国で暮らす多くの人々の生活は、お世辞にも我々より恵まれているとは言えません。磨り減った服を着て走り回っている子ども、土の上で勉強する少女たち、ゴミを拾って生活している家族。そんな環境でも彼らは必死に生きています。

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そんな姿を見ると「僕たちは何をしているんだ。何を怠けているんだ。もっと頑張らなくては!」と痛感させられます。

かつて、受験に失敗して落ち込んでいた僕を救ってくれたのは、フィリピンの子どもたちでした。小さなことにクヨクヨしない彼らのまっすぐな笑顔は、僕に生きる力を与えてくれたんです。

9.忘れかけていた何かを思い出させてくれる

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今年22歳になる僕は、昔の日本、おじいちゃんやおばあちゃんがまだ子どもだった頃の日本をよく知りません。

でも、想像はできます。今の途上国は、一昔前の日本の状況に似ている。そんな話を何度も聞きました。

僕は今、ミャンマーの最果てと呼ばれるチン州のハカという村でホームステイさせてもらっています。そこには、おじいちゃんや若者、小さい子どもが肩を寄せ合って暮らしていいます。

夜になると、毎日知らない人が家にやってきます。おそらく近所の人で、ホームステイ先は近所の溜まり場みたいになっているんです。みんなが料理のお裾分けを持ってきて、近所の子どもを一緒に可愛がる。それが「日常」の景色でした。

今の日本はどうでしょうか。もちろん似たような光景も残っているとは思いますが、このような大家族は減っていっているようにも思えます。都会であればあるほど核家族化し、家族に会うのは年に一度や二度。これはきっと僕の家だけではないでしょう。

おじいちゃんが大勢に囲まれて楽しそうに暮らしているこの家族と一緒にいると、日本が忘れかけているだろうことをひしひしと思い出させてもらえます。なんだかおばあちゃんに電話したくなってきましたね。

10.「人」の温かさ

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やっと言えました。

これが一番伝えたかったことであり、途上国の魅力と言えば、真っ先に「人」の温かさが思い浮かびます。

バスで隣になった少年。近所の商店のおばちゃん。すれ違った少女。道を聞いたおっさん。みんなすぐ友達になります。

さっきも道を聞いたら、なぜか人がいっぱい集まってきて、彼らみんなが目的地まで案内してくれ、ハイタッチして帰ってきました。

途上国ではすぐ友達ができ、あったかい笑顔で迎い入れてくれます。現地語なんて喋れたら、もう彼らは大はしゃぎ。言葉では言い表せないこの暖かい感じ。日本ではなかなか味わえないこの感じ。出会って1日もたっていないのに、別れるのが辛くなるのはなぜなんでしょう。

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上記の写真はフィリピンで出会った先生たちとの一枚。一ヶ月半のフィリピン生活でしたが、帰る時には悲しくて悲しくて、涙が止まりませんでした。

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これは3日間寝食を共にしたカンボジアのテュクテュクドライバーと。最初は疑ってばかりでしたが、気がつけば魂で繋がったソウルメイトになりました。

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最後は、昨年ミャンマーで出会った街角の商店の家族との一枚。約一ヶ月間、毎日通っていた商店の家族といつのまにか仲良くなってご飯も頂いたりしました。

「今日で日本へ帰るんだ」と告げたらそこの少女が泣き始めました。たった一ヶ月間だったけど、僕なんかのために涙を流してくれる夫婦。そんな彼らを思うと涙が溢れそうになりました。ちなみに、ミャンマーにいる今、彼らには時々会いに行っています。

もちろん、どんな国でも大切な出会いはあります。でも途上国の方々はあったかい。どうしてかはうまく言葉にできませんが、でもとにかくあったかい。

ここでは書ききれない温かい思い出がいっぱいあり、個人ブログもよかったらぜひご覧ください!

いかがでしたでしょうか?

「途上国へ行ってみたい!」と思ったみなさん、ぜひ途上国へ行きましょう!

「そうは思えない」と疑問を持ったみなさん、ぜひ途上国に足を運んで、自分の目で確かめて見てください!

大好きな途上国でお待ちしています!

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有名どころ以外にもたくさんある!マイナーだけど一度は訪ねてほしいミャンマーの観光スポット3選 https://eedu.jp/blog/2017/07/03/myanmar_touristic_spot/ https://eedu.jp/blog/2017/07/03/myanmar_touristic_spot/#respond Sun, 02 Jul 2017 21:56:11 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=44400 みなさんこんにちは!e-Educationミャンマープロジェクト担当の土持です。 ミャンマーに来て約八か月がたちました。短い時間の中で、私はミャンマーの様々な場所に訪れました。その中でも、マイナーだけれど一度は訪れてほし […]

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みなさんこんにちは!e-Educationミャンマープロジェクト担当の土持です。

ミャンマーに来て約八か月がたちました。短い時間の中で、私はミャンマーの様々な場所に訪れました。その中でも、マイナーだけれど一度は訪れてほしい場所を3つピックアップしました!

(1)ミャンマー民俗村

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ここにはミャンマー各地の家などの伝統文化と、観光名所が集まった公園です。

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でっかい鏡?のようなもの

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櫓にのぼってみたり

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櫓から見たヤンゴン

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チンの家もありました!

とても広くて自転車を使って回りましたが、日本から来たばかりということもあり暑さのギャップで倒れそうになりました。もし行かれる場合は暑さ対策をしていくといいと思います!

(2)ピンウールィン

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次に行ったのはヤンゴンの北、マンダレーの近くにあるピンウールィンというところ。高地にあり、昔イギリスが避暑地としてここに住んでいたと言われておりイギリス風の建築がちらほらと目立ちます。私が訪れたのが12月ごろというのもあり、かなり寒い思いをしました。

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ダウンタウンにある有名な時計塔。夜はイルミネーションをしてあります。また、ここで有名なのがフラワーガーデンです。

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ミャンマーの国旗を彩ったもの

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パゴダっぽい建物にも

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人間から奪ったポップコーンを食べている野生の猿

などなど、見どころたくさんです!こちらも良かったぜひ!

(3)ウェーヨーサナ(マンダレー)

3つめはマンダレーの珍しいパゴダになります。マンダレーは昔の王様が住んでいたところでありたくさんのパゴダがありますが、その中でもとりわけ珍しいのがこのウゥーヨーナサです。基本的にパゴダは金を基調として作られていますが、このパゴダはなんと翡翠で作られています。

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翡翠でできた門。中に入っていくとライトアップされたパゴダが見えます

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写真でもきれいだと思いますが、実物はもっときれいです

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中も全部翡翠でできているのです

最近できたばかりで特に夜はライトアップされていて綺麗ですのでぜひ訪れてみてください!

まとめ

いかがだったでしょうか?

ミャンマーにはバガンやインレーなどの有名な観光地の他にも素敵な場所がたくさんあります。ぜひ訪れてみてください。

私はもうすぐ日本に帰るのですがまた来たいと思います。これからもe-Educationに携わっていこうと思うのでよろしくお願いします!

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ミャンマーで水かけ祭り!新年を祝う「ティンジャン(Thingyan)」へ潜入してきました! https://eedu.jp/blog/2017/06/13/thingyan_festival_myanmar/ https://eedu.jp/blog/2017/06/13/thingyan_festival_myanmar/#respond Tue, 13 Jun 2017 06:25:55 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=43980 どうもこんにちは!e-Educationの佐々です。 ミャンマーに来てから2ヶ月が過ぎようとしています。少々足の裏が裂けましたが、問題なく元気にやっております。 いや、よく考えたら問題はありました。 「さあ、仕事するぞ! […]

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どうもこんにちは!e-Educationの佐々です。

ミャンマーに来てから2ヶ月が過ぎようとしています。少々足の裏が裂けましたが、問題なく元気にやっております。

いや、よく考えたら問題はありました。

「さあ、仕事するぞ!」

と気合いを入れてミャンマーに来たものの、あれ、パートナーがいないのです。

そう、ミャンマーは年末年始の休みに入っており、パートナーは故郷に帰っていました。

休みの名前はティンジャン(Thingyan)。そのティンジャンに、お祭り男である僕、佐々翔太郎が突入して来ました!

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ティンジャン(Thingyan)って?

ミャンマーではティンジャン、タイではソンクランなどと呼ばれるこのお祭り。南伝上座部仏教のタイ・ラオス・カンボジアでも似たような祭りが開催されます。

ティンジャンは一言で言えば「水かけ祭り」です!どこかで聞いたこともあるだろうこのお祭り。日本でも最近有名になって来ましたね。

今年のお祭りの期間は4月12日から17日で、太陽暦の新年初日当たる4月18日の前日までお祭りは続きました。ティンジャンは新年が始まる前に水を浴びることによって一年の汚れを落とそう!と言うお祭りのようです。

ちなみに、この期間だけ開花する黄色の花「パダウ」はミャンマーのシンボル的な花であり、誠実と忠誠の象徴だそうです。女の人がよく髪飾りとしてつけていて、とても綺麗な花でした!

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パダウの花

ティンジャンの実態は!?

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こんな感じです!もうぐちゃぐちゃですね(笑)この時期のミャンマーはとても暑く、水は冷たくてすごく気持ち良かったです。

でも水が綺麗なわけではありません。地域によっては川や湖から直接水を引いて来ているという話も。この水、飲んだら100%お腹壊します。というか、頭から水被ったんで普通に風邪を引きました。

そして日頃のストレスを晴らすかのように水を思いっきりかけてくる若者たち。耳に入ったら鼓膜破れるんじゃないのってくらいの勢いです。もし参加される方は、どうか怪我のないよう気をつけてください!

ティンジャンは神聖なお祭りだと聞いていたのですが、街中ではEDMもよく流れ、伝統的なものと若者たちの何かが混ざって今のティンジャンがある気がしました。

それにしても、街に出て来ている若者たちはParty Peopleな印象でした。聞いてみれば真面目なミャンマー人は、家にこもって映画などを見ることが多いそうです。思いっきり現地の若者たちと楽しでしまった僕はすっかりParty Peopleなのかもしれません(笑)

いつもと違った今年のティンジャン

ティンジャンの期間、仕事はお休み。街のレストランやお店もほとんど閉まるため、多くの日本人駐在員は日本へと一時帰国します。

しかし、今年のティンジャンは一味違いました。

なんと、NLD新政権によって10日間の休みが5日間に短縮されたのです。それも直前の一ヶ月前に発表されたため、すでに飛行機を予約していた日本人は変更を余儀なくされたり、てんやわんやだったそうです。

そんな中、僕はどうしていたかというと、元インターン先のティンジャンに参加したり、現地の知り合いの方に誘って頂き、トラックの荷台に乗って町中を一周したりしていました。

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元インターン先のSocio Lite Microfinance Foundationでのティンジャン

一年前に大変お世話になったインターン先の方々との久々の再会。

あのインターンは自分にとって初めての一人での海外滞在、勤務であって今の自分を支えてくれていて、今現在のミャンマーでのインターンがあるのもそのおかげだと思っています。

そんな思い出深いインターン先の方々と久しぶりにお会いできて、思わず涙がこぼれそうになりました。

「僕のこと、覚えてるかな、、、」

しっかり覚えてくれていました!言語は通じないけれど、みんな微笑んでくれて握手しに一人一人挨拶しに来てくれました。

そんな彼らと過ごしたティンジャン。ミャンマーの伝統的な音楽とともに踊り明かしました。

ティンジャンの様子、ぜひ動画でもご覧ください

熱気あふれるヤンゴン中心街のティンジャン

その2日後には、ヤンゴン中心街のティンジャンに参加してきました。

もうParty Peopleばかりです。ステージ上では有名歌手と思われる方々がライブをおこない、水をあちこちから掛けられる中でステージ前の人々は踊り続けます。

すいません、最近自撮りレポートにハマっております。そしてリポートにはまっています。笑

何を言ってるかほとんどわかりませんでしたが、とりあえず現地の人たちと一緒に踊ってきました!楽しかったです!

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トラックの荷台に乗って市内を駆け回る

現地の知り合いの方にお誘い頂き、軽トラックの荷台に乗って水を掛け合いながら市内を一周。いつもすこぶる暑いのにこういう時だけ雨降るんですよね。

まるで優勝パレードか何かのようなトラック移動

それにしても掛けてくる水の水圧がすごい。怪我する人が出ないか心配になります。我々も何か対抗しようと、シャンプーを通行人の頭にかけるなど、いたずらでお返ししました(笑)

以上、ミャンマーの代表的なお祭りティンジャンをご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

もしご興味ある方は、ぜひお試しあれ!(でも怪我しないよう十分お気をつけてください!)

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初恋の悔しさが自分を変えるキッカケに。もう後悔しないために、宮崎から初海外ミャンマーへ(宮崎大学2年・土持侑也) https://eedu.jp/blog/2017/05/22/tsuchimochi_origin/ https://eedu.jp/blog/2017/05/22/tsuchimochi_origin/#respond Mon, 22 May 2017 04:38:59 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=43363 みなさん、こんにちは。e-Educationミャンマープロジェクト4代目担当の宮崎大学2年の土持(つちもち)です。 今ミャンマーの中心地ヤンゴンは、40度を超えることもあるくらい暑くなっています。ミャンマー料理もスパイス […]

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みなさん、こんにちは。e-Educationミャンマープロジェクト4代目担当の宮崎大学2年の土持(つちもち)です。

今ミャンマーの中心地ヤンゴンは、40度を超えることもあるくらい暑くなっています。ミャンマー料理もスパイスが効いていて、味も気温もホットなミャンマーに来てインターンをしていますが、もともと私は海外に行くような学生ではありませんでした。

この記事では、なぜ私が初海外でミャンマーに留学することを決めたのかをお話しさせてください。

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宮崎生まれ、一人きりの学校生活

宮崎生まれ、宮崎育ち。

小学生の頃は生まれつき身体が弱く持病も災いし、体育はほぼ欠席、学校にもあまり出席できませんでした。

クラスメイト、というより周りの人たちにあまり興味を持てなくて、常に一人の学校生活でしたが、特に辛いと思ったことはありませんでした。

いじめられているわけでもなく、特に困ったこともありません。ただその頃の私は、そんな自分の”問題”を分かっていませんでした。

“おしゃべり”が分からない小学生

“問題”に気づいたのは4年生の頃。

進級してクラスが変わり、たまたま私の前の席にいたショートカットの女の子。なぜか彼女は私に話しかけてくれました。なぜ話しかけてくれたのか、今になっても分かりません。

いつも一人で学校生活を送っている私のことを、私のクラスでの立ち位置のことを、彼女は知らなかったのかもしれません。

ただ、そんな積極的に話しかけてくれる彼女に対して、私は”おしゃべり”ができませんでした。

家族以外の人間とほとんど話してこなかったため、彼女と何をどう話していいか分かりませんでした。

話しかけられることに慣れていなかったので、時々パニックになり、発声すらまともにできなかったことを今でもたまに思い出せます。

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私の故郷の風景

人生で最初の恋心

そんな自分に対して事あるごとに話しかけてくれる彼女が、私の中で特別な存在になることに時間はかかりませんでした。想いを伝えたい私でしたが、もちろん人と、ましてや好きな女性となんて話せません。

そんな状況にある中、急に転校の話が決まって私は転校することが決まりました。引っ越しまでのタイムリミットが近づく中、私はなかなか告白することができずにいました。彼女と話しはするものの、なかなかうまくいきません。

そして、結局想いを伝えることはできませんでした。

「この先もたくさん時間がある。いまできなくてもいい」

そんな風に考え、手紙に頼ってしまいました。

もう後悔したくない

転校してすぐ、私は手紙に頼ったことを後悔しました。途方もなく、深く心をえぐるような後悔です。

彼女ともうずっと会えないかもしれないという事実が、より一層好きだった気持ちと後悔する気持ちを膨らませ、自分のことが嫌いになりました。

なんで、言えなかったんだ、この馬鹿野郎。臆病者。そんなことを自分に言っても、もう取り戻せません。

「こんな思いをすることになるんだったら、自分を捨ててでも行動するべきだった」

この思いが、強く自分の中に残りました。

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祖母の神社近くの滝、よく遊びに行っていました

昔の自分との決別

「もう二度と、こんな後悔をしたくない」

そんな思いから、転校後は人と関わりを持つようになりました。むしろ今までの自分を知られずにすんだので、大きなチャンスだったかもしれません。

転校前と一転して、友達も作ることができ、そのまま中学、高校へ。友達を知らなかった私にとって、彼らといる時間はそれはそれは楽しいものでした。そして私も今までの時間を取り戻したくて、仲間といることに必死でした。

そうして自分の居場所ができ、仲間と一緒にいることが当たり前になっていきました。昔の一人だけの自分とは違う、仲間といる自分。昔の自分に対してどこか勝ち誇った気持ちがありました。

そして、高校二年の夏、大学受験が徐々に現実味を帯びてきたころ、友人たちの中から県外の大学に行きたいという人が出てきました。もちろん私も、レベルの高い県外の大学へ行きたいと思っていました。

「本当に、そう思っている?」

実は大学なんてそっちのけで、友達と一緒に居たいんじゃない?
もしかして、今あるものが変わってしまうことが怖いんじゃない?
結局変化を恐れている昔と変わらないんじゃない?

そんな不安が、私の心に浮かび上がりました。

結局私は県外の大学受験に失敗し、地元の大学に進学することになりました。県外に行きたがっていた友達もほとんどが同じ地元の大学に進学することが決まり、少しホッとしている自分がいました。

大学生になって自分の時間が増えると、できる限り仲間といることにその時間を費やしました。ですが、あの時の不安は消えることなくずっと心に残ったままでした。

e-Educationとの出会い

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そんな中、大学の国際協力の講義でe-Education三輪さんのプレゼンに出会いました。ふわふわとした日常と不安を抱えていた私にとって、e-Educationの講義ははあまりにも衝撃的でした。

自分の知らない考えたこともない世界の端で、勉強したくても勉強できない同年代の学生たち。そんな学生たちへ必死になって最高の教育を届けようと命を懸けている日本の人々。

三輪さんの言葉一つ一つが心に響き、思わず涙してしまいました。そんな人たちを知って、途上国の子供たちの支援を通して自分も変われるかもしれない、私も参加したい、そう思いました。

ただ、e-Educationに加わるということは日本から離れるということで、海外に行ったことのない私にとって、途上国というものは不安でしかありませんでした。そのとき頭に浮かんだのは、結局自分はあの小学生の頃から何も変わっていないんじゃないかという気持ちでした。

「自分は昔とは違う、もう絶対に後悔したくない」

そう言い聞かせました。

もしかしたら、地元から出たことがなく、海外に出たことがない自分だからこそ、途上国の村の子どもたちの気持ちがわかるかもしれない。

宮崎で育った自分だからこそ、途上国の子どもたちだけでなく、昔の自分のように悩みを抱えている地元の人たちにも何か還元できるかもしれない。

そんな気持ちが、私をe-Educationインターン応募に踏み切らせました。

そしてミャンマーへ

それからミャンマーに来て、日本では体験できないことがたくさんありました。

毎日のように刺激的な出来事が目に飛び込んできて、半年いる今でも慣れることなくエキサイティングな日常を送っています。もちろんトラブルや嫌なこともありました、でもそれを乗り越えて自分に少しずつ自信をつけることができました。

今は胸を張って以前の自分とは違う、そう言い切ることができます。

これからもこのチャレンジ精神で頑張っていきますので、どうぞ応援よろしくお願いします!

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ミャンマーの活動については、また次回ご紹介します

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胸張って自分を誇れる男になるために。僕がミャンマーへ教育を届ける理由 (中央大学4年・佐々翔太郎) https://eedu.jp/blog/2017/04/17/sasa_origin/ https://eedu.jp/blog/2017/04/17/sasa_origin/#respond Mon, 17 Apr 2017 04:58:50 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=42262 みなさんこんにちは!最初からやかましい写真をすみません! 2017年4月から1年間、e-Educationミャンマープロジェクトを担当いたします中央大学法学部4年の佐々翔太郎と申します。今回はなぜ僕が1年間ミャンマーに行 […]

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みなさんこんにちは!最初からやかましい写真をすみません!

2017年4月から1年間、e-Educationミャンマープロジェクトを担当いたします中央大学法学部4年の佐々翔太郎と申します。今回はなぜ僕が1年間ミャンマーに行こうと思ったのかをお話しさせて頂きます!

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失敗ばかりのこれまで

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高校時代の自分

僕は中高6年間野球部に所属していました。小学校の頃はサッカーをやっていたものの、2003年の阪神タイガース金本選手の日本シリーズでのサヨナラホームランに取り憑かれた私は中学から野球に転身しました。

もちろん小学校から野球をやっていたチームメートには遅れをとっており、中学時代はほとんど試合に出ることができませんでした。

中学2年の時に両親が別居状態に入り高校1年の時、結局離婚。いつも苦しんでいる母を少しでも喜ばせてあげたい、父親に「自分はここにいるぞ」とアピールしたい、という想いとは裏腹に試合に出れない自分は本当に情けなかったです。

高校に上がってからはその悔しい思いを取り返そうと必死に練習し、徐々に試合に出られるようになりました。少しでも自分の晴れ舞台を母に見せることができて本当に良かったです。

しかし、その後は思うようには活躍できず最後の夏の大会で調子の上がらない僕はレギュラーを外され、一番の晴れの舞台を母に見せてあげることができませんでした。

「野球がダメなら、次は大学受験だ」

母を喜ばしたい、父親にアピールしたい。野球で満たせなかった想いを、今度は勉強にぶつけました。目標は、日本一の東京大学。当時の偏差値は30程度で、周りからは無理だ無理だと言われましたが、想いを今度こそ実現するためにそこから猛勉強しました。

しかし、現実は甘くありません。現役時代、浪人時代、ともに失敗。結果、中央大学に入ることになりましたが、当然未練も悔しさもありました。

「こんなはずじゃなかった。仮面浪人しようか、でも、、、」

受験の結果にとらわれ、どうしても前を向けずに、下ばかりを見て過ごす毎日。誇りも自信を失い、何をしていいかも分からず崩れかけていた自分を救ってくれたのは中央大学の「やる気応援奨学金プログラム」でした。

人生を変えたフィリピン留学

「やる気応援奨学金プログラム」の特徴は、海外の語学学校へ通うことに加えて、何でもいいから自分が興味のある課外活動をしてくること。その課外活動が自身の将来にどう繋がるかを説明できれば30万もらえる、という素晴らしいプログラムです。

僕は先輩の体験記を読み、フィリピンでのボランティアが目にとまり、楽しそうだな、これに行けばこのぼんやりとした大学生活も何か変わるんじゃないのかな、と応募することを決めました。

「まず一歩踏み出してみよう。また何か本気になれるものが見つかるかもしれない」

運よく奨学金に合格し、フィリピンに行くことが決まりました。忘れもしない2月14日。飛行機でフィリピンに降り立ったその瞬間、僕の人生は大きく変わりました。

目の前には日本とは全く異なる光景。真っ裸で物乞いしてくる子ども達、やせ細った老人、ゴミ山で生ごみを集めて食す人たち。

フィリピンに行く前、僕はお金がない人は下を向いて行きてるんじゃないか、不幸なんじゃないか、という偏見を持っていました。でも、いざフィリピンに行き、直接触れ合ってみると、その考えは全くの見当違いだったということがすぐ理解できました。

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フィリピンの笑顔で明るく生きる子ども達

みんな、お金がなくても、明日食べるものがなくても楽しそうに生きていました。スラム街の子どもは服が磨り減っているけど(ほとんど裸だけど)、キラキラした笑顔で走り回っていました。教科書がボロボロでも、一生懸命勉強していました。

「何で僕は毎日ご飯が食べれて、勉強が存分にできる環境があって、好きな時に好きな友達と遊べるのに、うじうじ過去のことばかり気にしているんだ。もっと楽しく生きよう、もっと笑顔でいよう!もっと目の前のことに一生懸命になろう!!」

それからというもの、僕の生活は一変しました。笑顔で楽しく、一生懸命生きていれば人が集まる。人が集まればもっと楽しい人生になる。下ばかり向いていたのが嘘のように、前に、前に進んでいきました。

そして僕は思いました。

僕のくすんだ大学生活に明かりを灯してくれたフィリピンの人々に今度は恩返しがしたい。楽しそうにしているように見えても、その陰にはお金がない、環境が与えられていないことで希望を持てない人々がいる。今度は自分が、そのような人々に光を灯したい。

綺麗事かも知れません。絵空事かも知れません。しかし、僕は彼らのためになりたい。僕が辛い思いをしている時、誰かに支えてもらったように、今度は僕が辛い思いをしている誰かを支えたい。本気で思いました。

ミャンマーでビッグな男に

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カンボジアの幼稚園

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インドの小学校

フィリピンで出会ったような子どもたちのために、自分には何ができるのか。その答えを探し、一人旅で色んな途上国を見て回りました。カンボジアの幼稚園でボランティアをし、インドの小学校では飛び込みで日本文化を紹介する授業を行いました。

経済的な理由で学校に通えない子どもたちに出会うと、今度はそんな状況を解決する方法を探しました。すると、貧しい人々向けに小口の融資や貯蓄を提供する「マイクロファイナンス」という仕組みを知り、どんな仕組みかもっと詳しく知りたくて、ミャンマーのマイクロファイナンス機関でインターンさせてもらいました。

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ミャンマーの村

「国籍、人種、性別、年齢など関係なしに全ての人々がやりたいことをいつでも、なんでもできる世の中を作りたい」

フィリピン、カンボジア、インド、ミャンマー。現地で出会った人たち、彼らのために活動する人たちを見て、将来の目標がぼんやりとですが見えて来ました。

しかし、同時にこんな風に考えてしまう自分もいます。

「今の自分には、きっと何もできない」

今まで失敗だらけでした。高校野球、大学受験、そして家庭内の問題。それが原因なのか、あるように見えてどこかしっくりとこない自分への信頼。こんな自分を変えるために、目指す世界に一歩でも近づくために応募したのがe-Educationでした。

日本の大学生が、途上国でゼロから新しいプロジェクトを作ってきたe-Education。一人で途上国に渡り、現地で様々な挑戦をする先輩メンバーの活動を調べながら、未来の自分を重ねました。

「将来の目標のためというより、ミャンマーという未開の地でもがき苦しんで、まずは成長したい。そこでビッグになりたいです!」

最終面接では、思っていることを全てぶつけました。すると代表の開人さんは「ミャンマーは修行するにはピッタリな国だよ」と笑って握手してくれ、合格。1年間ミャンマープロジェクト担当として活動することが決まりました。

今まで失敗ばかりで、自分にいまひとつ自信が持てなかった自分が生まれ変わる大きなチャンス。そしてミャンマーで自信を持てない自分のような若者に希望を届けるチャンスがやってきました。自分のためにも、ミャンマーのためにも、できることを全部やりきり、胸張って生きていけるようになりたい。本気でそう思っています。

今後の活動については、またトジョウエンジンでご報告していきます。個人ブログでもミャンマーからレポートしていきますので、よかったら合わせてご覧ください。

それでは、これから1年間、行って参ります!

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