「ラクダの背中に乗って、どこまでも広がる砂漠を旅してみたい」

旅行が好きな方なら一度は思ったことがあるでしょう。

しかし、簡単に砂漠へ行けるものではありません。仮に近くまでやってきたとしても、炎天下の砂漠を一人で旅するのは非常に難しく、ツアーに参加するか専門のガイドに同行を依頼するのが通常です。

ただ、砂漠の景色を簡単に確認する方法ならあります。Googleのストリートビューで、砂漠を巡ることができるのです。

ストリートビューで砂漠を巡るバーチャルツアーへ！

先月、10月にYouTubeで公開されたUAEのリワ砂漠を巡るGoogleストリートビュー。これまでに撮影されたストリートビューとは少し異なります。

その違いがこちら。車ではなくラクダの背にカメラを乗せて、実際に砂漠を旅しながらストリートビューを製作しているのです。

そして公開されたストリートビューはこちらから確認することができます。実際にその様子をご紹介しましょう。

こちらがトップ画面。東西南北、リワ砂漠を満遍なく巡ることができます。

カメラを下に向けてみると、案内役の方とラクダの影が。こうやって見ると、本当にラクダの背中に乗って旅をしているようです。

足跡もいいですね。どう歩いてきたか分かり、次の目的地への足がかりとなります。

ちなみに、５分も触っていると今どこにいるか分からなくなります。きっと砂漠を旅するとはこういうことなのでしょう。

もちろん砂の感触は分かりませんし、実際に砂漠を旅する魅力はこんなものではありません。しかし、自宅から砂漠の景色を堪能できるようになったのは革新的なことであり、Googleはこれからも私たちに国境を越えた驚きを提供してくれることでしょう。

Youtubeの動画を見るだけでもきっとワクワクしてくるはずです。よかったらぜひご覧ください！

[Explore Liwa with Google Maps – Google اكتشف ليوا مع خرائط – YouTube]

[via. Liwa Desert – ストリートビュー – Google マップ]

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日本人建築家・坂茂（ばんしげる）さんの手がけた美しいダンボールパビリオンを紹介します。

アブダビで開催されたアートフェアにも出展したことで話題となった作品です。

アラブの環境や文化、財産をイメージ

これはアラブ首長国連邦の環境や文化、そして財産をイメージした紙管構造となっているとのこと。様々な大きさのダンボールの筒を用いてつくられているのが特徴的です。

実際に会場では、地元の人とデザイナーの交流、ワークショップや作品のデモンストレーションができる場となっていたのだとか。ダンボールの新しい可能性を感じるパビリオンですね。

[Shigeru Ban Architects]

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様々なホスピタリティで旅客を迎えることを考えている航空会社。

中東のエティハド航空では、赤ちゃんを持つ家族をサポートするためにベビーシッターをスタッフとして常駐することにしたそうです。

子供の心理学を学んだクルーが常駐

今回の飛行機を含め、特に乗り物に乗るとき、赤ちゃんが泣いたり体調を崩したりと、心配事はたくさんあります。 そのような悩みを軽減するために、ベビーシッターを機内に置くという施策が実行されたのです。

エティハド航空の300名ほどのクルーが、子供の心理学や社会学などについてトレーニングを受けることにしたとのこと。機内ではオレンジのエプロンで旅客を出迎えます。

フェイスペイントや手品で子供を楽しませる

ベビーシッターとなったクルーは、家族からのヘルプに対応したり、フェイスペイントや操り人形、手品、折り紙などで、子供たちを楽しませます。

「おもてなし」という言葉も注目されていますが、このような空の上でのホスピタリティも大切ですね。

[Flying Nanny]

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石油大国でもあるUAE（アラブ首長国連邦）で、「Shams 1」と呼ばれる世界最大の太陽光発電所が登場しました！

パラボラ型の太陽光発電装置を26万個ほど設置し、2万戸の電気を供給できるという発電所について見ていきましょう！

石油国家が取り組む自然エネルギーへのシフト

広い砂漠に現れた発電所のその規模は約110キロメートルに及び、2年をかけて設置されたそうです。では、なぜ石油などの化石燃料豊富なUAEがこのような設備を整えていったのか？

UAEが太陽光発電に力を入れる2つの理由

理由は2つあります。1つは将来的な化石燃料の枯渇を見据え、自国の自然エネルギーの可能性を見いだすこと。2つは、いま自国で自然エネルギーにシフトしていくことで、より多くの化石燃料を他国に輸出していくためです。

UAEのような石油国家が、自然エネルギーにも力を入れる姿勢を見せ、実際に取り組んでいくことで、持続可能な社会に向かっていくことでしょう。今後も、中東をはじめ、アジア、アフリカなどの途上国での自然エネルギーの取り組みについては引き続き取り上げていきたいと思います。

[FastCompany]

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