2025年2月、バングラデシュで最難関とされるダッカ大学の試験が終了しました。
毎年、e-Educationの支援を受けた多くの生徒たちが、ダッカ大学に挑戦しています。
しかし今年は2024年8月に政変が起こり、受験生たちは大きな影響を受けました。
そこで、2024年11月からの2か月間、e-Educationは緊急支援キャンペーンを実施。
目標の100万円を大きく上回る 212万円ものご支援を【133名】の方々から頂き、バングラデシュの政変に翻弄される若者に希望の授業を届けることができました。
ダッカ大学の入学試験後、e-Educationが支援をしている生徒の1人アミンに「政変の中でどう受験を乗り越えたのか」「支援がどう役にたったのか」インタビューをしました。
アミンはバングラデシュのダッカに住む高校生です。
現在は母と2人で生活しており、病気の母親の代わりに家計を支えるために、勉強の合間をぬって家庭教師のアルバイトをしながら生活をしています。
そんな中、政変が起きました。そしてそれは試験が近づくにつれ激化していきます。
このような厳しい状況のなかでも、アミンはe-Educationの支援を受けながら勉強し続けました。
学生運動が始まった時、私はHSC試験の真っ最中でした。そして、学生運動が激化した2024年7月16日、この日は地理のHSC 試験でした。
その日の夜は、私は学生運動のことで頭がいっぱいでした。今、何が起こっているのか、本当に大丈夫なのか、さらに状況が悪化していないか——そんな思いが次々と浮かび、正直、試験に集中できる状態ではありませんでした。
—支援者の皆さんへメッセージはありますか?
サポートしてくださり本当にありがとうございます。
寄付が必要な、夢を持っている子どもたちがまだまだいます。皆さんの継続的なご寄付が、彼らの未来を切り拓く大きな力になります。
私と同じように、より多くの子どもたちがチャンスを掴めるよう願っています。皆さまのご支援は、彼らにとってかけがえのない希望となるはずです。
アミンが最後、インタビューで答えていた通り、夢があってもそれを叶えられない子どもたちが世界にはまだ大勢います。だからこそ私たちe-Educationはそうした子どもたちが少しでも多くチャンスを掴めるよう、支援し続けます。
未来に希望を抱き、自らの力で道を切り開けるように——。支援を待つ子どもたちのために、どうか皆さまのお力をお貸しください。