最近、ジュエリーを通じた社会貢献が盛り上がっていることにみなさんはお気づきでしょうか?
「アクセサリーで世界を変えられるか?」
実はいま、このテーマに挑戦するプロジェクトが世界中で増えています。
日本では「エシカル・ジュエリー」という環境や社会に配慮したフェアトレード素材使用したジュエリーを販売する、白木夏子さんが代表を務めるHASUNAが有名です。
2人のアメリカ人女性起業家がルワンダで立ち上げたジュエリーブランドとは?
アフリカのルワンダでも、アクセサリーを通じて環境破壊、貧困を解決しようとしている女性たちがいます。
「SONGA DESIGNS」は、サラとエリーという2人のアメリカ人女性起業家がルワンダ人アクセサリー職人と共同で、環境に優しく、流行に敏感なアクセサリーを製造・販売しているジュエリーブランド。アクセサリーを通して、ルワンダでサステナブルな変化をつくろうと奮闘中なのです。
世界のどこにもないユニークなアクセサリー
トップシェフが世界中を探して最高の食材を探すように、2人も最高の天然素材を探してルワンダ中を探しまわったそうです。その結果、バナナの葉や鋼を再利用した、世界中どこを探しても見つからない、ユニークなアクセサリーが完成しました。
ルワンダでの新たな試みのため、米クラウドファンディングに挑戦!
これまでに150人の職人によって、20種類以上のアクセサリーを生み出してきたSONGA DESIGNS。
その新たな試みとして、ルワンダの首都・キガリに、現地のアクセサリー職人のスキルアップワークショプの開催と、商品の製造拠点をつくるため、アメリカのクラウドファンディング「Indiegogo」に挑戦した。
バラエティーに富むリターンの数々!
クラウドファンディングというとプロジェクトはもちろんのこと、そのリターンにも注目です。SONGA DESIGNSの場合は、非常に多様なリターンが用意されています。
例えば、25ドルの支援で、キャンディー型ブレスレット1つ、35ドルで、好きなネックレスを1つ、75ドルで、ネックレス、ブレスレット、ピアスの3点セット、150ドルで、アクセサリー1年間の定期購入、400ドルで、エリーとサラとのセッションができるなど、バラエティーに富んでいます。
その結果、2万ドル(約180万円)を目標に、5,820ドル(約50万円)を獲得しました(Indiegogoでは、目標額に達成しなくても集まった支援額を受け取ることができます)。
「アクセサリーで世界を変えれるか?」という問いに対し、小さなチームにより大きなソーシャルインパクトを生み出すため、サラとエリーの挑戦はまだまだ続きます。
Songa Design International, PR Film from Path 88 Productions on Vimeo.
クラウドファンディングサービス「indiegogo」とは?
「Indiegogo」は、2008年1月に開設された、オンライン資金調達プラットフォーム。200カ国以上3万件を超えるプロジェクトの資金調達をサポートしてきました。
最近では、途上国で活動する企業・団体の挑戦も増えています。「Indiegogo」で、気になるプロジェクトをチェックしてみましょう。
[SONGA DESIGNS via Indiegogo]
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