フィリピンには路上でカラオケする文化があることをご存知でしょうか?
今回ご紹介するゼンディー・ローズ・テネリフェ(Zendee Rose Tenerife)さんはそんなカラオケがキッカケで、夢を掴んだ女の子の1人です。彼女の物語と驚くべき歌唱力をご紹介しましょう。
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ショッピングモール歌った曲がYoutubeで250万回再生
フィリピンの首都マニラにあるショッピングモールでカラオケをはじめた一人の少女。白いTシャツ、ジーンズ生地のホットパンツ、赤いリュックと普通の格好をした少女でした。
しかし、普通でなかったのはその歌唱力。ジェニファー・ケイト・ハドソンの「And I Am Telling You」を完璧に歌い上げた見事な声は、Youtube上で爆発的な人気を生みました。
2012年の7月に公開された動画は、2013年1月現在において、驚くことに250万回以上再生されています。このYoutube動画がキッカケとなり、彼女の名前、ゼンディー・ローズ・テネリフェ(Zendee Rose Tenerife)は世界中に知られることに。
全米デビューの夢を掴んだシンデレラガール
このネット動画がキッカケとなり、彼女の人気はフィリピン国内のみならず、世界中に広まって2012年9月に全米デビューを果たしたのです。
そして10月に開かれたアメリカの音楽番組では、両親をゲストとしてスタジオに招きました。
「有名な歌手になって、両親のために大きな家を買ってあげたかった。自分の夢に近づくことができて、本当に嬉しい」と語る彼女は、感謝の気持ちをこめて歌います。
フィリピンのショッピングモールで、夢の道を切り開いた少女。フィリピンの子どもたちにとって、素晴らしいロールモデルとなったことでしょう。
[via GENSAN TAMBAYAN]
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