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日本は世界的に有名な緑茶の産地であり、「チャ」と言えば、ほとんどの方が緑茶を想像するでしょう。

実はバングラデシュでもよく耳にする「チャ」という言葉。今回は「チャ」についてご紹介します。

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photo credit: Da Traveler via photopin cc

バングラデシュの「チャ」は紅茶

「チャ」という単語は、バングラデシュでも日本でもほぼ同じ意味で用いられます。日本では緑茶のことを茶と略するのに対して、バングラデシュでは紅茶のことを「チャ(イ)」と呼ぶのです。

ちなみに、バングラデシュの紅茶はとっても甘いです。小さなカップの紅茶に対して、大さじ2杯近い砂糖に加え、さらに甘い粉ミルクを加えることも。

バングラデシュの人たちは甘い食べ物や飲み物が大好きであり、コーヒーにもたっぷりの砂糖を入れています。

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「チャドカン」という仕事

バングラデシュでは、いたるところに「お茶屋」が存在します。駄菓子やパンに加えて、アツアツの紅茶を提供するお店。1杯3タカ(≒3円)という値段であり、子供も大人も「チャ」を楽しむことができます。

また、「チャドカン」と呼ばれるデリバリーお茶屋もあります。ポットの中に温かい紅茶を入れてあり、駄菓子やパンなどと一緒に路上で「チャ」を販売しています。どこを歩いても紅茶を飲むことができるのです。

仕事終わりの一杯

バングラデシュの農村部では、夕暮れになると仕事を終えた男性陣がお店で「チャ」を飲みにきます。まるで日本の居酒屋のように会話が弾み、遅くなるまで話し続けることもしばしば。

日本と同様、「チャ」はみんなに親しまれた飲み物。一杯飲むだけで会話が生まれ、周りの人たちが笑顔になる、そんな飲み物なのです。

(Photo: Jun NAKAGAWA)
[via Banglab]


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