貧困のイメージがつきまとうアフリカ。経済が発展してきている国もあれば、全く発展がしてない国も。今回紹介するアフリカのウガンダでは、なかなか良い兆しが見えないそうです。ある1つの物をのぞいては。
ウガンダ初の電気自動車「Kiira」
その1つのものは、なんと電気自動車なのです。車の製造者というと高い技術を持ったエンジニアを思い浮かべますが、写真にあるウガンダ初の電気自動車「Kiira」は、マケレレ大学の学生チームが作り上げました。
1回の充電で5時間の走行、最高速度は時速約100キロ
この電気自動車は、1回の充電でおよそ4時間から5時間ほど走行でき、最高速度は時速約100キロ。ガソリンを使わず、自然に優しい電気自動車を学生チームが作り上げたいうのはたいへんな驚きです。
価格が100万円前後ということなので、経済的に豊かな人しか購入することができないというのは問題ですが、お金を持っている人が環境や経済のことを考えて購買選択するようになるということは大切だと思います。
「Kiira」の設計図はこのようなもの
可能性を信じる大切さが発明を生む
もちろん製造にはコストがかかり、実用化には様々なハードルを越えていかなければなりません。しかしながら、「不可能なんてない」、そう信じたウガンダの学生たちがウガンダ初の電気自動車を作り上げた事実には注目せざるを得ません。
学生チームによって製造された「Kiira」が、ウガンダの未来をのせて走り出していくことを期待したいですね。
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