「手を繋ぐ」と聞いてどんなイメージを想像しますか?
カップル同士でしょうか?それとも親子とでしょうか?
今回はみなさんのイメージとは少し異なるバングラデシュの「手を繋ぐ」文化をご紹介します。
バングラデシュでは男同士で手を繋ぐ
バングラデシュの街中を歩いていると、男性同士で手を繋いで歩く様子をよく目にします。
この理由を理解しないまま帰国した旅行者が「バングラデシュはゲイだらけだった」と報告していたことを見たことがありますが、実際はそうで無いのです。
手を繋ぐのは、仲の良い友情の証
バングラデシュの文化やイスラム文化では、婚前の男女交際は公に行えるものではなく、手を繋いで歩いたりする姿は目にかかれません。
一方で友情関係は別もの。日本でも女性同士が手を繋いで歩いてもおかしくないように、バングラデシュでは仲のいい男友達が手を繋いでいます。
手を繋いで歩くだけでなく、座っておしゃべりする時も肩を組んだり、時には膝枕をしたりするほどとても仲が良いです。
この対人距離の感覚は、ある意味では体の距離だけでなく、心を許し合う親しさの証なのかもしれませんね。
[via Banglab]
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