先週3月8日は女性への差別撤廃と女性の地位向上を訴える「国際女性デー」だったのをご存知でしたでしょうか。
この日に合わせて、イギリスの新聞Guardian(ガーディアン)は、この120年の間で女性の政治的権利や選挙権がどれだけ変化したかを示すインタラクティブマップを公開しました。
3つの項目から120年の歴史が簡単に見れちゃう!?
1. 女性の選挙権
1894年から現在までどれだけの国が女性に選挙権を与えたかを見ることができます。
ちなみに、上記のマップでは1945年に日本で始めて女性に選挙権が与えられた、とマウスを見たい国に持ってくる事で読み取る事も。
2. 最初に女性が当選した年
ここでは、「女性が何年に始めて選挙で正式に当選したか」を読み取ることが可能です。
3. 世界中の女性の政治的権利
また、それぞれの国の今までの女性の政治的地位までも表してくれます。例えば、官僚的ポジションにいる女性の数や女性の失業率までも表記してくれるなど女性の置かれる状況を深く理解することができます。
世界規模での変化がはっきりと見える!
1894年に、女性の選挙権が許されていた国は、マップではオレンジ色のニュージーランドだけでした。
しかし、1945年にはオレンジ色が増え世界の半分以上の国々が女性に選挙権を与えたことが分かります。
そして、アフリカと南アジアでは特にこの活動が他国に比べて遅れている事も見てとれます。
2010年には、世界中ほとんどの国で男女平等に選挙権が与えられていることや、宗教的な理由から女性の活躍が進んでいない国々や男女間での差別が激しい国もまだ世界には存在することが分かります。
先日の国際女性デーをきっかけにこれからもっと女性の社会参画が進んでいくことに期待していきましょう。
[GUARDIAN]
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