500種類以上ものほ乳類、世界の全鳥類の3分の1、そして30万種類以上のは虫類が生息すると言われる熱帯雨林のアマゾン。しかし、今、過度の森林伐採や森林燃焼など、人間によってこの繊細な生態系の生存が脅かされています。
みなさんだったら貴重な動物たちを守るためにどのような手段をとりますか?今回紹介するのは、ブラジルの建築オフィス「Team estudio arkiz(アーキーズ)」が製作中の広大なアマゾン地域に浮かぶ巨大な研究施設です。
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水上の研究施設!?
この研究施設の正式名称はまだ決まっていません。しかし、この記事ではアーキーズが現在考えているアイデアの一部をご紹介します。
この研究施設はアマゾン川が生み出す効率的な水流を利用し、環境にとても優しい設計となっています。
大きく分けて2つ部分からなり、動かない研究施設と可動性のある研究施設です。
水上施設は、12人のスタッフが協同で生活できるように設計。生物学から気象学まで幅広い分野を目の前のアマゾンを実験対象とし、住み込みで研究する事ができます。
上の画像にもあるように、できるだけエコにするため、風通しも良く、無駄なエネルギー排出を防いでいます。
施設全域がソーラーパネルで覆われており、生物分解装置で廃棄物をバイオガスに変換し、それを燃料として利用することができます。
実用化されればアマゾンの希少動物を絶滅から救える!
現在はまだデザインの段階ですが、これが実際に完成されれば世界中の政府機関が協力し、希少動物だけではなく、アマゾンが持つ広大な森林資源なども保護されることに期待します。
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