石油大国でもあるUAE(アラブ首長国連邦)で、「Shams 1」と呼ばれる世界最大の太陽光発電所が登場しました!
パラボラ型の太陽光発電装置を26万個ほど設置し、2万戸の電気を供給できるという発電所について見ていきましょう!
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石油国家が取り組む自然エネルギーへのシフト
広い砂漠に現れた発電所のその規模は約110キロメートルに及び、2年をかけて設置されたそうです。では、なぜ石油などの化石燃料豊富なUAEがこのような設備を整えていったのか?
UAEが太陽光発電に力を入れる2つの理由
理由は2つあります。1つは将来的な化石燃料の枯渇を見据え、自国の自然エネルギーの可能性を見いだすこと。2つは、いま自国で自然エネルギーにシフトしていくことで、より多くの化石燃料を他国に輸出していくためです。
UAEのような石油国家が、自然エネルギーにも力を入れる姿勢を見せ、実際に取り組んでいくことで、持続可能な社会に向かっていくことでしょう。今後も、中東をはじめ、アジア、アフリカなどの途上国での自然エネルギーの取り組みについては引き続き取り上げていきたいと思います。
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