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数億年前の地球に会いにいきませんか?

「最後の秘境」と呼ばれる南米のギアナ高地。その中でもかつての地球の面影を強く残すテーブルマウンテン「ロライマ山」は秘境と呼ぶにピッタリな絶景スポットです。

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SF小説『失われた世界』の舞台となった最古の秘境

ロライマ山はベネズエラ、ガイアナ、ブラジルの三つの国をまたぐ広大なテーブルマウンテンです。標高は2,800mですが、注目すべきは1,000m近く切り立った岩盤の壁。

サバンナの真ん中にそびえ立つ巨大な壁は圧巻であり、軍艦のように独特かつ神秘的な形をしていることから、テプイと呼ばれる他のテーブルマウンテンとは区別されてきました。

また、ロライマ山は地球の大陸移動の回転軸となったポイントであり、地震や気候の変化の影響をほとんど受けておらず、数億年前の地球の大地が今も存在しており、ロライマ山にしか生息しない動物や植物が沢山存在しています。

何億年もの間、人間の侵入を許さなかった最後の秘境。1884年に初めて登頂に成功したイギリスの植物学者イム・トゥルンの講演会を聴いて、感動したアーサー・コナン・ドイルがロライマ山を舞台にしたSF小説『失われた世界(Lost World)』を作り出し、この秘境の知名度は一気に増しました。

今では普通の観光客でも参加できるようなツアーが組まれていますが、生態系を崩さないよう細心の注意が払われているようです。かつての地球に出会う旅、ご関心のある方はぜひ!

(Photo: Tumblr)

次回の絶景Q〜ここはどこでしょう?〜

この「絶景Q」のコーナーでは、毎回途上国の素敵な景色をクイズ形式で紹介していきます。

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第4問は、こちらの写真。美しい珊瑚礁の中にできた大きな穴、どこかで見たことありませんか?この素晴らしい絶景スポットは次の記事で紹介します。どうぞお楽しみに!

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