世界最大規模ともいわれるコンゴ紛争。1996年から地域によっては現在まで続いているとも考えられます。総死亡者数は540万人にものぼりますが、紛争のことを知らない人も多いと言います。
そんな状況に対して行動を起こしたのが、フォトグラファーの「Richard Mosse」さん。2010年に、コダック製の赤外線フィルムカメラ「Aerochrome」を片手にコンゴ民主共和国を旅し、写真を撮りました。
「Aerochrome」は、元々空軍のパイロットが上空からカモフラージュしている敵を見つけるために開発されました。するとグリーンはピンクに近い紫のマゼンタ、ブラウンはブルーに色が変化します。
残酷な風景もなんとも言えないイメージを醸し出します。実際のリアルの色ではない、このカメラならではの色出しがフォトグラファーの戦争に対する意見やイメージを伝えることができるかと思います。
長く長く続いているコンゴの紛争地を映し出す写真の数々に、みなさんは何を思われたでしょうか?
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