ポルトガル語が話せる国と聞いてどこを思い浮かべますか?
本国ポルトガル以外では、南米諸国でポルトガル語が通じることはご存知でしょう。しかし、アフリカの「モザンビーク」でもポルトガル語が通じることを知っている人は少ないのではないかと思います。
今回ご紹介する絶景は、国の名前と同じモザンビーク島の風景の一部。世界遺産として認められた小さな島の魅力をご紹介します。
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500年前の面影が残るモザンビークの世界遺産
モザンビーク島は、長さ3km、幅500m程度の小さな島。北と南でずいぶんと街並みが異なるのが特徴です。
南はマクティー・タウンと呼ばれており、かやぶき屋根が続くアフリカでよく見かける街並み。一方、北側はまるでヨーロッパ社会。石造りの道が広がり、教会や宮殿といった歴史的建築物が並びます。
遡ること500年前、ポルトガルはモザンビークを植民地化し、貿易と宗教布教の重要な拠点となりました。スエズ運河の開通によって徐々にその機能は失ったもの、言葉や文化は今でもしっかり生き続けています。
アフリカで見ることができるヨーロッパ最古の建築物たち。そこには500年前の歴史が詰まっているのです。
悲しくも美しい町並みには、訪れる旅人たちに歴史を教えてくれるのです。
(photo credit: Stig Nygaard via photopin cc)
次回の絶景Q〜ここはどこでしょう?〜
この「絶景Q」のコーナーでは、毎回途上国の素敵な景色をクイズ形式で紹介していきます。
第30問は、こちらの写真。どこまでも広がる白い砂漠とコバルトブルーの湖。この素晴らしい絶景スポットは次の記事で紹介します。どうぞお楽しみに!
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