photo credit: United Nations Photo via photopin cc
以前、「“脚”を失うことで救える命がある! そう、風力地雷除去装置「Mine Kafon」の”脚”ならば」という記事で地雷問題に関する1つのソリューションを紹介しました。
今回は、マイクロソフト社が行う「Imagine Cup」というコンペで昨年優勝した、ポーランド発の地雷探知アプリについて書きたいと思います。
Windows Phoneで地雷探知が可能に
首都ワルシャワにある軍の大学でエンジニアリングを学ぶのチームが開発しているのは、「SAPER(マインスイーパーの意味)」というWindows Phoneで地雷を探知できるアプリケーションソフトです。
電話が磁気計の役割を果たし、地雷などの爆発物の探知が可能になるとのこと。まだまだ多くの国と地域で残されている地雷問題に一石を投じることになるかもしれません。
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アフガンやカンボジアなどを皮切りに展開予定
このアプリがあれば、特別軍事的な知識がなくても地雷を特定できるので、安全な暮らしに少し近づけます。また、位置情報機能で、危険区域に入った場合は通知が来る設計もなされているそう。ちなみに75%くらいの確率で地雷の探知が成功しているとのことです。
アフガニスタンやカンボジア、ベトナム、クロアチアなどいまだに地雷被害の多い国で、まずはテスト、そして展開を考えているのだとか。開発チームの問題意識、問題把握、そしてこのアプリの実用に向けたトライアルなどに関しては以下の動画をご参照ください。
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