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最近、日本でも増えつつあるコワーキングスペース。中米のメキシコでは少し変わったそれが登場したようです。なんとヘリパッドを活用とのことなので紹介させていただきます。

メキシコシティのとあるビル。その屋上には使われなくなったヘリポートがあり活用に困っていました。そこで現地の建築エージェントが生み出したのが、庭とコワーキングスペースにしてしまうということ。

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太陽光発電も取り入れたコワーキングスペース

この一見突飛なアイデアですが、ソーラーパネルなども設置して電力の一部を賄い、エコな場所として機能しているようです。写真を見れば分かるように屋上の自然もありではないでしょうか。

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新しい価値を生み出すリノベーション事例

屋上庭園、そしてコワーキングスペースの外でも野菜や植物が育てられています。また、屋上の太陽光パネルによって発電された電気を活用し、室内のLEDライトが明かりを照らしているそう。

ただのビル、そして使われなくなったヘリパッド。これらをリノベーションすることで、多様な価値を生み出すことができている素敵な事例です。ついついメキシコのコワーキング事情なども気になりますがいつかの話題で取り上げることができればと思います。

(Text:佐藤慶一)

[Architizer]


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