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マダガスカルは自然の宝庫と呼ばれており、数えきれないほどの動物たちが生活しています。

豊かな気候に、適度な雨。動物や植物が反映しやすいこの環境で、異彩を放っている場所が「ツィンギ・ド・ベマラハ」。

世界遺産にも登録された、マダガスカルの絶景スポットをご紹介しましょう。

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独特の進化を遂げた剣の山と動物たち

「ツィンギ・ド・ベマラハ」は一言でいえば剣の山。剣のように鋭く尖った岩が無数に並び、岩の森を作り出しているのです。

この地形は石灰岩の浸食によるもの。数万年に渡る雨や風によって、岩が徐々に削られてきてきたエチオピアの大地は、彫刻芸術のように美しい地へと変化していきました。

変化したのは地形だけではありません。岩山と岩山の谷間に豊かな原生林が育った他、水が溜まらない岩山の中には、乾燥地域でも逞しく生きる独特の生態系が形作られていきました。

そのうちの一つがバオバブの木。乾燥した気候に対応し、水を蓄える力を身に付けました。植物の他に生物も独特の進化を遂げ、1990年に世界遺産登録されました。

現在は国立公園として、景観や生態系の保護に力を入れているマダガスカルの大自然。専用のツアーもありますので、自然が好きな方はぜひ行かれてみてはいかがでしょう?

(Text: 三輪開人)
(photo credit: copepodo via photopin cc)

次回の絶景Q〜ここはどこでしょう?〜

この「絶景Q」のコーナーでは、毎回途上国の素敵な景色をクイズ形式で紹介していきます。

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第39問は、こちらの写真。岩から作られた不思議な教会。この素晴らしい絶景スポットは次の記事で紹介します。どうぞお楽しみに!

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▼「絶景Q」を最初から楽しみたい方はこちらから!

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