あなたは奴隷を何人使ってる？ 世界の奴隷の現状が把握できるインフォグラフィックを取り入れたサイト「Slavery Footprint」 [途上国とデータ]

現在、世界中に約2700万人ほどの奴隷がいると言われています。

最近では、エシカルやフェアトレードの商品が注目されていますが、実際に製造先のまで深くたどってみると、そこまでのプロセスの間に奴隷が使われていることが多くあります。

本日はそんな身の回りにある商品や服を製造するまでどれだけの奴隷が使われたかをビジュアル化したサイト「Slavery Footprint」をご紹介します。

今までどれだけの奴隷を使ったかが分かる！

「Slavery Footprint」のサイトから、インフォグラフィックでこれまで何人の奴隷があなたのために利用されたかを明確に教えてくれます。

自分がどのような食事を毎日摂っているか、というところなどを詳しくクリックしていきます。

いくつかの問題に答えた後、最終的に僕はこれまで101人の奴隷を使っていたかもしれない、との結果が出ました。

しかし、この数字は実際には低くない、と「Slavery Footprint」作成に関わったディリオンさんは言っています。

真実には程遠いが、毎朝家を出る度に奴隷が製作に携わったものを触らないことは不可能なんだ。

奴隷の数を示しただけで終わりじゃない！

何人の奴隷が今まで使われてきたか分かった後に、「Slavery Footprint」では、近所のお店で奴隷を一切使っていない商品があるかどうかまで調べてくれるアプリも同時に作りました。

さらに、このアプリから奴隷を使用している1,000の企業のどれかへ直接メッセージを送ることもできます。

意外と知られていない奴隷制度の実態。このようにマイナーですが、深刻な事実を知ることも、今後重要になってくると思います。みなさんもぜひ一度試してみて下さい。

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