【絶景Q】No.043 恐竜たちが眠る砂漠！アルゼンチンの「イスチグアラスト/タランパジャ自然公園群」

恐竜は、お好きですか？

ティラノサウルス、トリケラトプス。図鑑や映画で見たであろう恐竜たちは、遥か昔に絶滅してしまいましたが、化石の研究によって彼らの生態が少しずつ解明されてきました。

太古の地球と繋がる化石。その世界的な発掘地が、今回ご紹介するアルゼンチンの「イスチグアラスト/タランパジャ自然公園群」です。

化石の発掘地として有名な南米の世界遺産

アルゼンチンの北西に広がる砂漠地帯「イスチグアラスト」。東京都よりも広いこの砂漠には、地殻変動によって隆起した岩の絶壁が無数に存在します。

雨が少なく、かつての地球の姿を保ってきた岩の砂漠。ここには、2億3000万年年以上の地球の歴史が詰まっており、恐竜や植物など多くの化石が発掘されています。

乾燥地帯のために化石が崩れることなく完璧な状態で発掘されやすいのが「イスチグアラスト」の特徴であり、古代の地球を証明する重要な地域として、世界遺産にも登録されました。

もう少しご説明すると、2億3000年前は「三畳紀」と呼ばれており、爬虫類が恐竜へと進化していった時代です。つまり、恐竜がどのようにして生まれたのか研究する重要な場所でもあるのです。

恐竜の神秘に迫る場所、それが「イスチグアラスト/タランパジャ自然公園群」なのです。

(photo credit: Gla* via photopin cc)

次回の絶景Q〜ここはどこでしょう？〜

この「絶景Q」のコーナーでは、毎回途上国の素敵な景色をクイズ形式で紹介していきます。

第44問は、こちらの写真。美しい海と独特な珊瑚礁が作り出す幻想的な写真。この素晴らしい絶景スポットは次の記事で紹介します。どうぞお楽しみに！

正解を見る »

▼「絶景Q」を最初から楽しみたい方はこちらから！