日本の駅ならどこにでもある、新聞からスナック菓子まで幅広い商品を扱うキオスク。
昨年7月、世界初の太陽光発電で動く「ソーラーキオスク」がエチオピアでオープンしたのでご紹介します。
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周辺の高いニーズに答える「ソーラーキオスク」
ドイツでデザインされたというこの「ソーラーキオスク」は、飲食物や新聞はもちろんのこと、電気などといったサービスまで販売しています。
未だに10億人以上の人が世界で電気無しの生活をしていると言われています。そんな中、「ソーラーキオスク」は、継続的で安全なエネルギーをいつでも供給することが可能です。
ケータイ販売、ミニバンクとしての機能も持つキヨスク
屋根は光電地パネルでできており、ここからキオスク内の電気はもちろんのこと、携帯電話の充電から冷蔵庫の電源まで様々な物のエネルギー源として活躍しています。
さらに、「ソーラーランタン」や、携帯電話の購入、ミニバンクとして入金・預金もすることができます。
軽量化されたポータブルな「ソーラーキオスク」は組み立て式となっており、その土地の材料だけで簡単に建てることができ、緊急時にはロバの後ろに折りたたまれたキオスクを持ち運ぶこともできます!
周りは大変活気があり、毎日人々が行き交っています。
このように、光を象徴する存在として、途上国で様々なエンターテイメントを届けることもできます。映画を見たり、サッカーの試合などを観戦することで、コミュニティが一体となることにも貢献するでしょう。
全ての途上国へソーラーキオスクを
また、「ソーラーキオスク」は、簡単な職業訓練を終了し、数名を現在は雇っています。エチオピア発のキオスクは、現在政府機関やNGOと提携して、他のアフリカ諸国への進出を目指しているとのこと。
今まで日が落ちると真っ暗になった世界が、このキオスクの明かりから、逆に途上国の明るい希望の兆しのように感じられます。
[GIZMAG]
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