経済成長著しい南米のブラジル。これまでアマゾン川に浮かぶ巨大な研究施設やチョコレート製品の作り方を教える移動トラックなど、ブラジルにまつわるグッドアイデアも紹介してきました。
今回紹介するのは、スラムをはじめ貧しい学生を対象に、大学の授業を安く受けることができるサービス「Mais Estudo」です。
大学と提携し、貧しい学生に授業を
大学によって、または学科によって、その年によって定員割れすることも多くあるかと思います。このサービスは、そのような空きがある学科、授業と、学びたいけれど金銭的に大学に通えていない学生をマッチングするというもの。
つまり、安く大学に入ることができる仕組みです。しかも通常の学費よりも最大70%も安く受けられるのだとか。実際に8つの大学やコースと提携することで、安く幅広い授業を受けることができます。
簡単に言うと、大学の授業料がディスカウントするというもの。現在では奨学金のような仕組みを利用して大学に通う人も多いですが、家庭の事情で返済など不安になることもあるので、最初から授業料が安くなるというシステムは面白いなと思いました。
大卒ブランドで多様なキャリア選択を
これによって、これまで高卒でキャリアに苦しんでいた人が、大学に進むことでより選択肢のあるキャリアに進める可能性もあるということです。このサービスのように、より多くの人に教育を受けるチャンスを与える仕組みには期待したいですね。
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