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photo credit: Earth Hour Global via photopin cc

以前、グーグル社と協同で無人航空機を開発したという記事でも紹介した、WWF(世界自然保護基金)。世界最大規模の自然環境保護団体である国際的NGOとして、約100カ国で野生動物の保護などに力を入れています。

今回は、そんなWWFの野生動物の違法取引の現状を表したインフォグラフィックについて紹介したいと思います。

このインフォグラフィックは、WWFカナダが作成したもので、Threat(脅威)、Action(活動)、Impact(効果)の3つに分かれています。

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野生動物を取り巻く脅威とデータ

  • サメ:1年に、7300万匹がヒレのために乱獲されている
  • サイ:1年に、数百頭が角のために乱獲されている
  • アフリカゾウ:1年に、3万頭が牙のために乱獲されている
  • タイガー:この1世紀で、93%も激減した

激減する野生動物に対する活動

  • 動物保護の取り組みに、世界中から9億円以上のお金が集まっている
  • 世界中で130万人が、タイの象牙取引に対して、署名を行った
  • 世界中から10万枚のポストカードが届いている

野生動物の保護活動の効果

  • サメに関しては、「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約 (CITES) 」にて保護を誓約
  • サイに関しては、3頭が無事出産に成功し、頭数増加にわずかながら希望が持てる
  • アフリカゾウに関しては、タイが象牙取引に関する誓約をした
  • タイガーに関しては、生息する国がさらなるコミットメントを表明し、インドでは保護地区なども設けられた

などなど、ビジュアルの中に、重要な情報が理解しやすいように、詰められています。なかなか堅いトピックや捉えるのが難しいものでもこのような形であれば、目を通しやすいですよね。

引き続き、インフォグラフィックは紹介していきたいと思いますので、ぜひお楽しみに!

[WWF]


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