読書は、人生に欠かすことのできないものだと思います。しかし、世界中で、2.6億人もの子どもたちが、本へのアクセスがないそうです。
今回は、そんな子どもたちに、本を届けるNPO団体「Library For All」について紹介したいと思います。
クラウド上に図書館をつくり、子どもたちに本を届ける
この団体は、CEO、COO、そして14人のスタッフにボランティアを加えたメンバーで活動しています。彼らが世界中に本を届けるために、活用するのは、クラウド。つまり、電子書籍をクラウドにおいて、世界中で読めるようにするというものです。
クラウドを活用することで、無料でアクセス可能な図書館が実現
アメリカの出版社6社とも提携が決定
「Unlocking knowledge(知識の解放)」を掲げ、デジタル図書館を通じて、世界中の子どもたちに本へアクセスできるように邁進しています。すでにアメリカの6つの出版社との協働も決定しており、この動きを実現していくためにクラウドファンディングサイト「Kickstarter」でのキャンペーンも実施中。
出版社、本の著者、そして途上国で活動するNGOなど様々なアクターと協力することで、「Library For All」の素晴らしい活動は成り立っています。
これまで途上国支援というと、お金や物資を届けるということが大きな部分を占めていましたが、このようなIT・デジタルを通じた支援というのも今後増えていくべきだと思います。
ぜひ「Kickstarter」でのプロモーション動画もチェックしてみてください。
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