知らない人も多いのではないでしょうか?
アンコールワットで有名なカンボジアにある幻の遺跡群。数年前まで立ち入ることができなかった「コーケー遺跡群」と、その中で最も印象的な七段ピラミッドをご紹介しましょう。
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幻の都に作られたピラミッド型遺跡「プラサット・トム」
アンコール遺跡観光の拠点と西の街シェムリアップ。この街からバスで2時間ほどかけて行くことができるのが「コーケー遺跡群」です。
コーケー遺跡群はアンコールワットが栄える200年前に、短い間都として栄えた遺跡群。30以上の寺院があるため、長い繁栄を感じる遺跡ですが、都として栄えたのはたった15年だそうです。
その後内乱によって多くの地雷が遺跡周辺に埋められたために、誰も近づくことができなかったコーケー遺跡。遺跡のほとんどは手つかずのまま残されており、カンボジアの歴史を肌で感じ取ることができます。
数多くの遺跡がありますが、一番の見所は「プラサット・トム」と呼ばれるピラミッド型の遺跡。以前ご紹介したメキシコの「チチェン・イッツァ」によく似ていますね。
高さ40mを超える巨大なピラミッドには階段で上ることができ、回りの景色を一望することができます。敵の侵入を確認するために360度見渡すことが出来るカタチにしたという話もありますが、どういった目的でこのような形状のピラミッドを作ったのかはまだ明らかになっていません。
多くの謎を秘めた7段のピラミッド。カンボジアには、まだ私たちが知らない魅力がいっぱい眠っているのです。
photo credit: guillenperez via photopin cc
次回の絶景Q〜ここはどこでしょう?〜
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第72問は、こちらの写真。巨大仏像がある有名な寺院です。この素晴らしい絶景スポットは次の記事で紹介します。どうぞお楽しみに!
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