photo credit: fermatta via photopin cc
パレスチナ自治区で最大の人口を抱える都市、ガザ。
e-Educationプロジェクトでも、昨年、ガザ地区で教師向け授業に挑戦しました。今回紹介するのは、そんなガザで音楽学校をつくるというプロジェクトです。
SPONSERD LINK
このプロジェクトは、2008年にスタートし、「The al-Qattan Music School」という学校を設立。ガザ地区で、唯一の子どもたちが音楽を学ぶことのできるところで、カノンやウードと言ったアラブの楽器を中心に教えているとのこと。
185人の子どもたちが音楽を学ぶ学校
この学校は、2009年の紛争で一度壊れてしまいましたが、もう一度復建したという過去を持っています。現在では7歳〜16歳までの子どもたちが、185人ほど正式プログラムでの音楽学習をしているそう。
photo credit: romainguy via photopin cc
3年間の試験期間を経て、正式な学習プログラムに
楽器は先ほど挙げた、カノンやウードに加え、バイオリン、ギター、トランペット、ピアノ、チェロなどを学ぶことができます。2008年にスタート以来、最初の3年間は試験的な取り組みとして行っていました。その後は、正式なプログラムとして多くの子どもたちに一定の学習機会を届けています。
e-Educationでは、多くの学習障害の子どもたちがいるというガザにおいて、先生向けのコンテンツづくりなどを行いましたが、今回紹介したような子どもたちに貴重な音楽学習の機会を提供するということも、この地区ではまだまだ必要になりそうですね。
SPONSERD LINK