以前、ケニアの省エネでエコなストーブ「Kenya Stove」を紹介したことがありました。今回紹介するのは、インド学生起業家が発明した、世界中に安全な調理環境を届けるストーブです。
途上国で調理環境が整っていないところでは、まだまだ薪をくべて、ただ火をつけるという家庭も多く存在します。しかし、この状態では、健康に悪い煙を吸うことになり、なおかつエネルギーの効率がよくありません。
インドの学生スタートアップが問題解決に立ち上がる
世界中で室内の空気汚染で30億人もの人が、健康を危惧されている現状。写真にあるのは「Greenway Smart Stove」と名付けられた、インドの学生スタートアップがつくったストーブです。
「Greenway Smart Stove」の優れている点
- 65%も燃料を節約
- ステンレス製で安全な調理
- 着火もラク
- 空気汚染を80%カット(クリーンな炎)
など従来のストーブと比較して、多くのメリットがあるのです。ちなみにこのアイデア、プロダクトは、 Intel Global Challengeと言うビジネスコンペでも評価され、5万ドルの資金調達をしました。
現在このストーブは23ドルで販売しています。昨年12月から試験的に販売しはじめましたが、すでに12,000個も売れているほどの人気。このような現地のローカルなニーズにあったプロダクトをこれからも紹介していきます!
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